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カナダ遠征 part 3


前半2ステージ終了時点で自分の総合は30番前後。Jeune(ヤングライダー賞)は15位くらいの状況。


etape 3(TT)

今日は午前中TT。午後ハーフレースの一日2ステージ。
TTは現時点での総合順位で出走順が決まる。
自分は32番出走。

トラックのTTはよくやるがロードTTは約一年ぶり。
コースは片道5kmを折り返してかえってくる。
10kmのレース。

行きは若干の登り基調で帰りは下り基調。
行きでどれだけ頑張れるかでタイムは変わってくるだろうと予測。気合いの54Tシングルを踏み倒す勢いでいく。

スタートからひたすら踏んでいくものの、登りでペースがかなり落ちる。地味にきつい。
折り返し地点で7分台。復路の下りはとにかくかっ飛ばす。残り2kmくらいでまた失速。
最終コーナーも手前からブレーキしすぎてロスタイム。14分前半でゴールし、順位は29位
トップタイムは12分台。2分もの差があるのだと痛感し、もっと強くならなくてはと改めて感じました。


etape 4

午前中にTTが終わり午後は18時からのレース。違う街に移動。

57kmのショートレース。

この日の目標としてはチームからの指示に応えることと、中間の$スプリントを狙いに行く。

短いレースのため序盤から高速展開になるだろうと予測。

この日になって天候は雨。
かなり寒い。スタートギリギリまで上着を着ていなければならないほど寒かった。

そしてレーススタート。序盤から前々に位置しリアルスタート。

13.2km地点の$スプリントに前方にいたので小遣い稼ぎがてら狙いにいく。
ここで自分のやらかしで、距離の把握をしていなく不発で終了。

そして折り返し地点までは集団でフラフラ。

折り返して残り15kmくらいから集団もピリつき始め、レースが上がっていく。

先輩を前に上げようとするも、集団が怖すぎて全然位置を上げることができず、逆に邪魔をしてしまう。申し訳なかった。
その後残り5kmの手前で脇から前へ上がり、日本全員が前へ出て集団を牽引。トレインを組んだ。いい具合に引くもロータリー手前でケベックとカナダのポイントジャージが二人でアタック。抜かれるもチェックしてロータリーを3番手で抜け追いつく。

やや下りにはいったとこでカナダナショナルがもう1発アタック。ここでもチェックしたかったものの足がバースト。
バックファイヤーで列から抜け集団ケツの方に。そのまんま集団スプリントで30番前後。
チームメイトは2位に入った。


初めてトレインなどを真面目に組んでみて、それが歯車に合わさるには相当頑張らなくては成功しないとわかった。それと同時に密集度の高い集団での上がり方が下手くそすぎてすぐに後方に下がってしまう。もっと慣れなくては勝負できないと感じた日だった。


ぼやき

この日はスタート地点のところでご飯を食べてスクールバスで泊まっているAmosに帰る。
帰りのバスの中で安定にスピーカーマンと一緒になった。日本の曲を流したいと言われてYOASOBIを流したが、「なんだこの歌は」
感がすごかった。レース後なのか?って思うくらいテンション高かったです。

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