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気まぐれなアイデアとの付き合い方

アイデアは、いつも突然やってくる。そしてすぐに去ってゆく。

良い体験をするとやりたいことが湧き出てくる。溢れてしまうくらい。その中で捉えられて形にできるものはいつもほんの一握り。

そんな気まぐれなアイデアとの付き合い方のお話。

アイデアや書きたいことがあった気がするけど、なんだったか思い出せないことが、よくある。

「あぁ、メモしておけばよかった。」

いつもそう思うけど、忘れてしまったときは、思い出すまで粘るようにしている。意外にこの時間がすき。

「忘れてしまった、なんだったろうか。」

ということを感じたら、その気持ちをテキストに書き出す。

言葉を目で見ながら、思考を深掘りしていく。最初は全然関係ないことを書いていると、ふと思い出すこともある。

「あぁ、そうだ。これこれ!」

ただ、なかなか思い出せないときもある。そんなときは、

・直前に見ていたブラウザを見返す
・メールとメッセージを見返す
・「あ~、なんだっけな~」と声に出す

などなど。色々な悪あがきをしてみる。

それでもだめなら、一旦「忘れたということ」を忘れてみる。

「忘れるってことは、どうせ大したことないだろ。」

という前向きな諦め。思い出せたらラッキーだなくらいの淡い期待。

「あぁ、なんで忘れたんだ、バカだなぁ。」

そんな、自分を責める気持ちはなるべく持たないようにしている。責めても思い出せるわけではないから。

それでも自分を責めてるなぁと感じたときには、

「いま、自分が自分のことを責めてる」

ということを書き出す。そこからどうして責めてしまうのか、どのあたりが苦しいかを考えてみる。

そうすると、次第に自分が許せないポイントが見えてきて、新しい自分を発見できることがある。

そして、そんなことを考えているうちに、アイデアの方から帰ってきてくれることがある。

思い出せたらうれしい。忘れても楽しい。

成功も失敗も、うれしさも悲しさも、どちらも体験も気持ちも、紛れてもなく自分のもの。どちらに転んでも楽しめるような仕掛けや考え方を日々模索しています。

(このnoteも本当に書きたかったことを思い出せない時間につらつらと書きました。)

TOP画像は、奄美大島の倉崎海岸。寄せては返す波のように、アイデアも現れては消えてゆく。きっとまた帰ってきてくれることを信じてる。


最後まで読んでいただきありがとうございます。