大切なことを何度も伝える大切さ

大切なことは何度も伝えるようにしている。同じことでも。対面でもSNSでも。

人はすぐに忘れてしまうし、一度にたくさんのことを処理できない。いつどんな人が自分のどんな側面を切り取っても、大切にしていることが伝わるように、いつも何度でも同じことを言い続けている。

中には「また同じこと言ってるよ」と思う人もいるかもしれない。それでもいい。それで離れてしまう人とはそれまでの縁だったと思うことにしている。寂しいけど。

自分が何を言っても嫌われることがある。自分が何も言わずとも好かれることもある。人の気持ちはコントロールできない。

極端に言うと、みんな勝手に生きて勝手に幸せになって勝手に不幸になっている。

人が一人ひとりそれぞれ別の体と頭と心で生まれてきた以上、一人まるごとを理解できるのは、自分だけだ。それは寂しいことだけど、受け入れるべき真実だ。

でも不思議なことに、人は一人では生きていけない。人生を一人きりで生きるには、あまりにも非力で不完全だ。それに寂しすぎる。

完全には分かり合えない。
一人だけど、一人ではいられない。

そんな矛盾を持って生まれきてしまった、人という存在を、たまらなく愛おしいと思ってしまう。とても不思議だけど。

たぶん色々な場所で色々な言い方をしているけど、結局はずっとそれを言っているんだと思う。人のこと、人と人のこと、人の未来のこと。興味があるのはそこなんだ。

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TOP写真は、#cotreeひらやまを囲む会でも一枚。人と人とが勝手につながる不思議な空間だった。