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復職するときにしたこと〈活動始め編〉


cotreeに参画する前に、しばらく仕事をしない期間がありました。

最近、復職を考えている人から相談を受ける機会があり、過去自分が復職前にどんなことをしていたかがまとまっていたらよかったなと思い、書いてみます。療養編、動き始め編、働き始め編に分けて書いていきます。

活動始め編

生活リズムを整える

休み続けていた療養期から、少しずつ社会的な生活のリズムを入れ始めました。

10時の出社に間に合うように、8時に起きてみる
出かけられる準備だけをしてみる
夜11時にはベットに入り、12時には寝る

いろいろな活動をする前提の上で、生活のリズムや自分の身体活動を整えていました。

時間をかけて自分と向き合う

少しずつ活動を心がけるようになってから、自分のための活動をするようになりました。カウンセリングやマッサージなど、専門家の手を借りながら自分自身のケアをしました。

また感じたことを文字にしたり、日記を振り返る日記を書いたり、できるかぎりのセルフケアも始めました。このときの日記などを読み返すと、いまでも大切にしていることがたくさん書いています。

深く深く、苦しみながら本当に深く自分と向き合い続けたこの期間は、いまの自分を支えてくれていると思えます。

少しずつ活動を増やして慣らす

生活リズムの整えたあと、仕事をするわけではない活動を増やしました。

図書館まで歩いて、二時間くらい本を読む
一駅移動して、知らないお店で外食する
戦闘に行って、湯船とサウナに入る

本当にささいな、でも社会とのつながりが一定あるような活動をしていきました。少しずつ少しずつ、小さな自信を積み上げていきました。

ここまでは、できる
これは、できなかった

受け入れられたり苦しんだり、繰り返していたように思います。

信頼できる人と話す時間を増やす

意識して人と話す機会をつくりました。

通院している病院の先生
家族や友人、心配してくれる同僚
信頼できる上司

大変申し訳なかったのですが、直前で予定をキャンセルしたことも多々ありました。

怖かったり不安だったりする気持ち
話せて安心する気持ち
伝わって感じる自信のような気持ち

人と関わることで色々な気持ちを感じました。少しだけ苦しかったですが、当時の自分には必要な活動だったと、いまなら感じます。

どんなことをしたいかを考える

ほんとに少しずつ、前を向く練習をしていました。

いまいる環境が自分にとって良いのか
いままで一番楽しかったことは何か
主体的であれていた瞬間はどこか

考えているとき、もやもやするポイントこそが、いままで自分が向き合ってこなかった部分なので、時間をかけて丁寧に考えていきました。

あとがき

前回の記事をシェアしてもらったとき、いままさに困難を感じている方に届いているかもしれないと感じました。

いま振り返ったからこそわかることがありますが、当時の自分が考えると苦しいことを書いてしまっているかもしれません。ただの一ケースとして、話半分で聞いてもらえるといいかもです。

無理はしないように。
ゆっくり自分のペースで。

次回予告

〈働き始め編〉は以下のようなイメージ。変えるかも。

働き始め編
・自分のペースを大切にする
・体も心もケアし続ける
・体調が悪くなることも受け入れる

TOP写真は、自分のカメラ。写真と詩にハマった時期でもありました。まっすぐに心に響く言葉と写真に憧れがあります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。