【アジア人ヘイトクライム】COVID−19で可視化された、あまり知られていないアジア人差別の現状
こんにちは、kaZです。
この記事を書くべきか否かについて考えた上で、今回はワシントンポストに寄稿された１つの記事について一緒に考えていけたらと思います。
なお、ここで僕が書く内容についてはどこかの企業や組織に属するものではなく、個人の責任の元で投稿しているということをご理解いただいた上で読んでいただければと思います。
あと最初に言っておきますが、この記事ではできるだけポジティブなマインドセットで書いていきたい、勉強として読んでもらいたいと思っているので、差別という言葉だけで記事全体にネガティブなイメージを持たないようにしてもらいたいです。
ポジティブなマインドセットというのは、差別を正当化するとか逆に自分のアメリカでの差別体験を無理やり偽装して語るとか、正義感を剥き出しに表して「差別はいけないことだー！」とかを言う、そんな趣旨ではありませんので、よろしくお願いします。
差別が醜く批判されるべき行為であることは、ごく一部の醜い集団を除いて皆認識しています。
今回シェアする記事: Hate crimes against Asian Americans have been declining for years. Will the coronavirus change that?
Xenophobiaという英単語を知っていますか？
冒頭でも言ったように、今回は１つの記事をもとに話を進めていきます。
この記事を読んで、一つ面白い単語を見つけました。
Xenophobiaです。
意味は：外国(人)嫌い、外国恐怖症
英語では：dislike of or prejudice against people from other countries
と定義されています。
Xenoはギリシャ語で外国人と言う意味で、phobiaはギリシャ語phobosで、fearと言う意味らしいです。
僕は今まで英語を勉強してきた中で、たくさんの単語に触れてきましたが、この単語の意味を今日まで知りませんでした。
日本語には外国嫌い、なんて「単語」はありませんよね？おそらくこの言葉は英語の語訳で作られた言葉だと思いますが、もし知っている人がいたら教えてください！
外国人嫌いがあるなら外国人好きもあるの？と思った人、僕と同じこと考えてくれてありがとうございます。笑
対義語はXenophiliaと言うらしいです。
いろんな記事を読んでいると、単語一つとっても勉強になることがたくさんあるなーと日々思います。
2003年からアジア人に向けられたヘイトクライムの数は減っている
ワシントンポストによると、昨年2019年時点でアメリカには2000万人以上のアジア系アメリカ人が住んでいるとのことです。
アメリカいっても一概には言えず、そのうち特にハワイやアメリカの西海岸には比較的多くのアジア系アメリカ人(2010年時点で約半数が国の西側)が住んでいるとも言われています。
僕も実際昨年ロサンゼルスに観光しましたが、なんと驚いたことに僕がUberで読んだドライバー6人のうち5人はアジア系アメリカ人でした。笑
逆に学校があったニューヨークでは一度もアジア系アメリカ人のドライバーにあたったことはありませんでした。
今回のコロナウイルスのパンデミックによって、アジア人への差別的な行為が増えていると報告されていますが、その措置としてそうした被害を受けるアジア人コミュニティへのホットラインも設けられているそうです。
僕の友達も、ニューヨークのスーパーでいつもより自分に視線を感じる、とSNSに投稿していたのを思い出しましたが、実際辛い体験をしている人も少なくないと考えられます。
そんな現状と裏腹に実は、この記事によると2003年から毎年アジア人へのヘイトクライム、犯罪の数は減少しているといいます。
2003年から2017年まででアジア系アメリカ人に対する犯罪は約56%減少し、2003年時に3%以上だったそのうちの犯罪率は2017年に1.8%に下がっているとも言われています。
世界的ラッパー・エミネムの新曲GodzillaのYoutube動画に投稿されたアジア人に対する嬉しいコメント
僕は洋楽をよく聞くのですが、中でもポップの中のラップというジャンルが好きです。
昨日たまたまおすすめに出てきたエミネムのGodZillaという新曲のMVを見ていました。
エミネムのラップはもう言葉なのかなんなのか全くわからないくらい超早いですよね。笑
そこで僕はアメリカ人でも難しいエミネムのラップを韓国人の一般人が真似ると言う動画を見つけました。
もうすごいとしか言いようがありません。笑
特に後半は何言ってるのか全くわかりませんし、コメントの中にはエミネムよりクリアに聞こえるなんていうひともいます。
その中で僕が見つけたコメントは
There's always an Asian that is better than you
どんなことにも常に誰かより優れたアジア人は存在する
とでも訳せるのでしょうか、特に優れた能力のない僕もこのコメントを見てアジア人であることに誇りを感じてしまいました。笑
アジア人の差別とか、アジア人にとってネガティブな情報も少なくない中でこのコメントはまさにアジア人を象徴していてすばらしいなと感じました。
まとめ
長くなってしまいましたが、
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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