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【プロ野球】CS1stステージ第1戦 F0-2M(ロッテ1勝)を考察・・・「走者の進め方」で明白になった両チームの差
1.はじめに 今月12日、セ・リーグは阪神(2位)対DeNA(3位)、パ・リーグは日本ハム(2位)対ロッテ(3位)のプレーオフ(CS1stステージ)が開幕した。2戦先勝したチームが、日本シリーズ進出をかけてレギュラーシーズンで優勝を飾った巨人(セ・リーグ)とソフトバンク(パ・リーグ)の対戦相手となる。 短期決戦で勝ち上がるチームを決めるプレーオフだが、1stステージの戦いは2勝すれば勝ち上がりが決定するため、超短期決戦とも言える。レギュラーシーズンと異なり、各チームが自信を
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【大学野球】吉納翼選手(早大) が狙う45年ぶりのリーグ記録更新の期待が高まるものとは?・・・ここまで今季4本塁打、16打点の活躍
1.はじめに 早大の吉納翼選手(4年・東邦高)が、今季開幕戦から4試合連続で打点を記録するなど、有走者の場面で勝負強い打撃を見せている。今季はまだ2カードの対戦を残しており、1979年の秋季リーグ戦で青島健太氏(慶大)がマークした、1シーズン22打点のリーグ記録を45年ぶりに更新する可能性も高まってきた。 45年の長い間、同リーグで活躍してきた好打者でさえも塗り替える事ができなかったシーズンの最多打点記録。今季は既に16打点を積み重ねてきており、残り試合数も少なくなく記録更
【大学野球】宗山塁選手(明大)が秋季開幕戦で本塁打を放ち通算100安打に王手・・・入学時から優れていた打撃技術とは?
1.はじめに センス溢れる守備力と高い打撃技術を武器に注目されている明大の宗山塁選手(4年・広陵高)が、秋季リーグ戦初戦となる今月21日の東大戦で、9回に勝ち越し本塁打を放ちリーグ戦通算安打を「99」とした。 今年の春季リーグ戦前のオープン戦で、肩甲骨付近へ死球を受け、同リーグ戦は開幕から出場を続けたものの精彩を欠き、シーズン途中から試合出場を見送って主将としてベンチから味方選手のサポート役に徹した。 学生野球で最後のシーズンとなる秋季リーグ戦で、同大学の開幕戦となる21
¥200【プロ野球】周東佑京選手(ソフトバンク)が前半戦をリーグ最多32盗塁で折り返すも・・・スピードのピークも折り返し地点か
1.はじめに 日本のプロ野球界トップクラスの脚力で、チームの勝利に貢献し続けている周東佑京選手(ソフトバンク)。東農大二高(群馬)から東農大オホーツク(北海道)を経て、育成ドラフト2位指名でソフトバンクへ。入団2年目の2019年3月に1軍の試合に出場可能な支配下登録へ昇格し、その後は日本代表にも選出され続け、昨年はWBCで日本の優勝にもに大きく貢献。2020年と2023年には盗塁王のタイトルも手に入れた。入団7年目の今季も既に前半戦だけでリーグトップの32盗塁をマークし、3度
¥200【プロ野球】交流戦開幕〜現在まで『22勝13敗』の楽天・・・相手投手をジワジワ締め殺すような恐怖の上位打線完成
1.はじめに 楽天は15日の日本ハム戦に勝利し、単独で3位に順位を上げた。首位ソフトバンクとは依然11ゲーム差があり、簡単には追い付くゲーム差ではないが、交流戦が始まる直前の成績は18勝26敗で8つ負け越ししており、本日(7月15日現在)の成績は40勝39敗と1つ勝ち越す事に成功した。交流戦開幕までの「勝率.409」と、交流戦開幕後の「勝率.629」とでは、チーム力が全く異なる。 一体、何の要因があってチームの状態を急に上げられたのか?シーズン開幕後、大きく負け越ししてから
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