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「介護」を予防するという考え方の話

必要と思う介護の初期費用はいくら?

まずは参考までにご覧ください。

世帯主もしくは配偶者が要介護状態になった場合
公的介護保険の範囲外の費用として必要と考える
初期費用(住宅リフォームや介護用品購入など)は
平均234万円、月々の介護費用に必要と考える額は
平均15.8万円(前回16.6万円)という結果でした。

※公益財団法人生命保険文化センター
令和3年度生命保険に関する全国実態調査より抜粋

234万円⁉︎意外とかかるな〜と感じた方

安心して下さい。

必要と考える初期費用の平均額ですから。
これぐらい掛かるって結論ではないです。

平均額なので初期費用が高額になる方も
ほとんどかけない方も含めての結果です。

ただ、見方を変えれば

それだけ初期に準備をする必要性がある
要因がいろいろあるかもと言えそうです。

例えば、自分で歩くことがおぼつかなく
なってきた状況を想像してみてください。

あなたは今お住まいの家の前に立っています。

さて、

玄関前の段差や階段、勾配に危険はない?

玄関ドアの幅やドアの開閉に不便はない?

靴を脱いだ後の玄関の段差は危なくない?

いかがですか?問題なく家に入れますか?

実は一戸建かマンションかでも違いますが
玄関だけでもチェック項目が沢山あります。

ましてや車椅子が必要となれば歩行以上に
住環境リフォームが必要な場合もあります。


トイレにお風呂などの水回り、廊下や階段、
寝室のベッドなどあちこち点検が必要です。


そうやって考え出すとけっこう初期費用が
かかりそうだなと思ってしまいますよね。

予防という対策


そんな費用の心配を少しでも減らすには
介護予防という考え方が大事かもです。

あまり聞き慣れない言葉と思いますが

簡単に言えば歳を重ねると身体的にも
精神的にも感じる衰えを、できるだけ
遅らせるように
意識して過ごす事です。

日々の生活で単に病気にならないよう
生活習慣病を予防するだけではなくて

たとえ高齢になっても心身共に健康に
過ごせる様な生活環境を準備できれば


介護とは無縁の人生を過ごせそうです。

ただ、85歳以上の方の要介護認定率が
約60%という統計があるのも事実です。

となればもう1つの予防策

重度化の予防という考え方があります。
個人的にはこれが一番大事と思います。


続きはまた次回に。


お目通し頂きありがとうございました。






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