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1996年からの私

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週刊プロレス7代目編集長・佐久間一彦が、三沢光晴、小橋建太、髙山善廣らプロレスラーに学んだ日々の記録。
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#ドラゴンゲート

1996年からの私〜第14回(02〜06年)闘龍門とDRAGON GATE①ウルティモ校長の奇策

一緒に上を目指す良き仲間たち前回までは担当団体NOAHにまつわる話を書いてきましたが、同じく2002年から担当となった闘龍門(DRAGON GATE)は、一緒に成長してきたという思いが強い団体です。 担当になった当時の私は26歳で、担当団体を持つ週プロスタッフの中では最年少(サポート係の若手は現在主力の市川記者などがいました)。どこの団体に取材に行っても圧倒的にベテランが多いなか、闘龍門は同世代、年下の選手ばかりで、一緒に上を目指す仲間という意識が強くありました。 ご存知

1996年からの私〜第15回(02〜06年)闘龍門とDRAGON GATE②北京遠征が生んだ奇跡

ROH、PWGで輝くDG最先端プロレスと称されるDRAGON GATE(以下DG)のプロレスは、言葉の通じない国でも、圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了していました。2006年は3〜4月にROHのシカゴ&デトロイト大会とヒューストンのDGアメリカ支社の取材、9月にPWGのバトル・オブ・ロサンゼルス、そして12月には中国・北京での自主興行を取材。どれも強烈な印象が残っているものばかりです。 ROHは全世界のプロレスファンが注目するレッスルマニアウィークの中での大会。ここでD