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“目立つ”ことから“共に創る”へ

皆さんこんにちは、KAYです!
フィットネスインストラクターとして、ダンスエアロなどダンス系のレッスンを中心に活動をしています。
ふと、この活動のルーツを考えた時、高校1年生の時から10年近く続けているダンスで経験した“共に創る”ということが大きかったと思います。
そこで、今回は僕のダンス経験とそこから感じたことを書いていきたいと思います。

高校へ入学するまではダンスなんて全く関心がなかったんですが、新入生歓迎会での先輩のパフォーマンスを観て「カッコいい、やってみたい」と思いました。
そして、高校で3年間、大学で4年間ダンスを続けました。
高校生の時と大学生の時で、ダンスに対する気持ちを比較したとき、大きな差がありました。

高校生の時の僕は自分自身が目立ちたかったんです。
当時、新1年生に男子のダンス部の入部希望者がいなかったので、

「男1人なら目立てる!」

入部を決めた瞬間の正直な思いです(笑)
今だから言えますが(笑)
そんな目立ちたがり屋が、邪な気持ちでダンス部へ入部することを決めたわけですが、音楽の流れるステージ上でパフォーマンスをするという経験は、とても、とても気持ちが良かったです。
これまでに感じたことのない興奮だった事を覚えています。
当時のモチベーションは、そんなステージ上で自分自身が興奮して目立てることを求めていたんだと思います。

そのモチベーションは、大学のダンス部に入ってから少しずつ変わっていきました。

仲間やお客さんと共にステージを創ることが楽しい

一緒に踊る仲間がいる、そのステージを観にきてくれるお客さんがいる。
その仲間やお客さんの興奮が僕に伝染することで、自分自身もその時間の心地よさを感じることができていたんだと思います。

振り返ってみると、大学のダンス部生活において一番記憶に残っているのは、ステージ本番までの準備期間です。
曲選びから、構成、振り付け、衣装決め、すべてのプロセスで言い争いをし、一向に前へ進まないことがほとんどでした。

なのに、そんな準備期間が一番記憶に残っているのは“共に創る”という感覚があったからだと思います。
高校生の頃はステージに立って目立つ時間が最も好きでした。
もちろんそれは大学生になってからも変わりませんでしたが、ステージに立つ時間が好きな理由は大きく変わりました。
その理由というのは、

ステージ本番に至るまでのプロセスがとてもとても楽しくて、そのプロセスを、観にきたお客さんと共有しながら、本番という時間を共に創ることができるから

現在のインストラクター活動においても、学生時代の“ステージ”が“レッスン”という名前に変わっただけで、“共に時間を創る”ということに変わりは無いと思います。
レッスンというは、前に立つインストラクターの僕自身が目立つのではなく、お客さんと僕の楽しさが互いに往復することで、そのレッスンという時間をより楽しいものにできると考えています。

まだ、一つ一つのレッスンをこなす事で精一杯ではありますが、お客さんの雰囲気や感想を踏まえつつ共にレッスンという時間を創れるよう、日々のプロセスで生まれるお客さんからのコメントや一つ一つのレッスンの時間を大切にしていきたいと思います!

JoeのYouTube LIVEでのレッスン、まさにそれを形にしているものだったな…
僕も頑張ります!

最後まで読んでいただき有り難うございました。


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