見出し画像

幼少期の“トキメキ”と好きな野球漫画

皆さんこんにちは、KAYです!
最近強く感じていることがあります。
それは子どもの感覚って素直で正直ということ。
カッコイイものはカッコイイ、つまらないものはつまらない、自分の感覚に素直で正直に生きている子どもの様子を見ていると、幼少期の頃のトキメキって心からトキメいていたんだなと考えさせられます。
この幼少期の頃の感覚は自分探しのヒントになると思ったので、今回は僕が小学生の頃にトキメキを感じた、野球漫画「MAJOR」について書いていきたいと思います。

MAJORは全78巻で主人公の吾郎の野球人生を描いています。
吾郎と吾郎に関わる人達それぞれのストーリーがとても面白く、全巻買ってもらい、繰り返し繰り返し読んでいました。
そんな中でも僕が一番好きなストーリーが、高校時代の”聖秀高校編“です。
吾郎が名門の海堂高校を辞め、野球部のない聖秀高校に野球部を0から立ち上げて、「海堂高校に勝つ」ことを目標に甲子園を目指していくストーリーです。
このストーリーで描かれていたテーマは”自分に嘘をつかない“ということだと思います。
MAJORのストーリー全体で、この“自分に嘘をつかない”ことを描いているように感じますが、特に”聖秀高校編“では強く描かれているような気がします。
この時の吾郎の信念は「海堂高校に勝つ」それだけでした。

ストーリーの最初では、「海堂高校に勝つ」ために”自分に嘘をつかない“吾郎が”わがまま“な人間に描かれ、その自分勝手に思える行動に仲間が反抗し、仲間が離れ、”孤独“になっていました。
ですが、そんな”孤独“な状況になっても、吾郎は決して信念を曲げずに「海堂高校に勝つ」ための行動をし続けていました。
少しずつ吾郎の信念は仲間に伝染し、県予選を勝ち進み、遂に海堂高校に挑みます。
僕が最も心を打たれたシーンは、海堂戦での延長12回裏ノーアウト満塁。
体力が限界(足を負傷していました)の吾郎のいるマウンドへ、聖秀高校の仲間が集まった時の会話です。

吾郎の、

「俺が海堂を倒すためにとってきたわがままに対して責任をとる」

という言葉に対して、

仲間の田代と藤井が、

「俺たちは別に、おまえのわがままに付き合わされたわけじゃねえ!」
「おまえが野球部に誘ってくれなかったら、今も俺達はくすぶってたあの日のままだったろうからな。」

このシーンに小学生ながら心を打たれたのは、「海堂高校に勝つ」という吾郎が貫き続けた”信念“への仲間の共感を感じたからなんだと思います。

きっと僕自身も、多くの人の共感を集めたいんですね。
だからこのシーンにトキメキを感じたんだと思います。
ですが、僕のような若造の行動のほとんどが、自分の”わがまま“から始まっています。
中途半端に挑戦したくなるのもそれが原因かな、と。
なので、その“わがまま”をもっと深掘って、言語化して、そこから”KAYの信念“という自分にとって変えられないものを見つける必要があるんだなと思いました。

幼少期のトキメキは、自分の求めているものを素直に表しているんだな、と改めて考えさせられました。
もっともっと自分の“好き”や“わがまま”を掘り起こして、”KAYの信念“を世界に発信できるように、自分自身と向き合っていきたいと思います!

またMAJORを読みたくなってしまいました(笑)
最後まで読んでいただき有り難うございました。


この記事が参加している募集

#私のイチオシ

50,717件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?