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経済学の良いテキスト紹介、ミクロ、ゲーム、マクロ、マルクス、4つの眼

別れの季節3月を経て、
桜と出会いのシーズン4月始まりました。
楽しみがたくさんワクワクしちゃう季節ですね。
日経平均株価も好調。、史上初の4万円台を超えるという
これは日本が景気の波、景気循環理論、RBCで来たから
ジュグラーの投資の波10年に直面しているからだと考えます。
もう少し上がるかもしれないな。学習を怠らず、
時勢を読んできましょう。

さて今回は以前好評だったテキストを、
ミクロ、ゲーム、マクロ、マルクスに分けて紹介します。
最後までお付き合いください、よろしく!

先ずはミクロ編
1,マンキュー経済学、ミクロ編 東洋経済
2,ミクロ経済学の力 神取著 日本評論社
3,貧困の経済学 マーティン・ラヴァリオン 日本評論社
4,ヤバい経済学 レヴィット著 東洋経済
5,ミクロ経済分析 ヴァリアン 勁草

1,マンキュー、ミクロは有名な10大原理を元に、
とても分かりやすくミクロを教えている本です。
今読んでも深みがある、気になった方はマクロ編もどうぞ。

2,中級ミクロの本ですが、昨今では珍しく純然たるミクロを
メインに据えています。練習問題「技」も一緒に練習してみてください。
迷い悩みが消え、スッキリしますよ。

3,ミクロ応用の開発経済学に通ずる一冊。
難しいが、貧困層を持ち上げる、救うにはどうするかが、
詳しく書いてあります。貧しい人々を救うのも
立派な経済学の大儀なのだから。

4,テキストではないがとにかく面白い!
この本でミクロのエッセンスを学ぶのも良いでしょうね、
たいていの事象が経済学で語れることがわかります。

5,この辺まではやっておきたい。
大分古くはなってしまったが、
お手軽価格で手に入るのもラッキー。今なお重要なテキスト。

次にゲーム理論

1,戦略的思考の技術 梶井著 中公新書
2,ミクロ経済学戦略的アプローチ 梶井、松井著 日本評論社
3,行動ゲーム理論入門 川越著 NTT出版
4,ゲームの理論と経済行動 ノイマン、モルゲンシュタイン
5,ゲーム理論 岡田章 有斐閣

1,ゲーム理論をこれほどまでに楽しく、
わかりやすく書いた本はほかにないだろうな。
インセンティヴ、コミットメント、先読み、などなど。
現代経済学に必要な要素は、理解できる。当時鮮烈だった新書。

2,梶井、松井による共著。このテキストも好きだなあ。
これからのゲーム進展に期待できるし。

3,ゲームの本を何冊も書いている著者だが、
この本にはナッシュ均衡をさらに超えた、ロジット均衡が
記載されている。何よりもそれが嬉しい。

4,古典だがゲーム創設者の、ノイマンの一冊も外せない。
ノイマンと、モルゲンシュタインは、経済学に興味を持ち
没頭したというから、学ぶ、研究する姿勢にも見習う点はある。

5,ここまでくると難しい。
ゲーム専門家の「ゲーマー」でないと理解できないかも。
でも挑んでみる価値はある。良書。

続いてマクロ

1.マクロ経済学 マンキュー氏 東洋経済
2,一般理論 ケインズ卿 岩波書店
3,Introduction To Modern Economic アセモグル著
4、Dynamic General Equilibrium Modeling ヒア、ムースナー
5,Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle ガリ著

1,定番、マンキューマクロ、やっぱこの一冊を手に取りたい。
中級ですが苦も無く読めるでしょうね。基本は理解できる。
洋書にしか載ってないかもしれないが、マンキュー氏の
マザーモデルは一見の価値あり。しっかし昔モデル作り流行ったなあ。

2,もはや古典となった、ケインズ卿の一般理論。
この本があったからこそ今のケインジアンがある。
難しい面もあるかもしれないが、あきらめず読み込もう。
なにか「きづき」があるかも。

3,成長理論の本。洋書なんで英語が出いないと
当然わからないが、成長理論について最後まで載ってるので、
苦戦してでも読む価値はあります。

4,動学のパソコンを使う数値解析の本、洋書。
3の本とは相性が悪いので、3か4を選ぶ必要があります。

5,現代マクロの定番、今やみんな使ってるっていうから、
説明不要かも。ちなみに僕は読んだことないです。
この後読めたら読むつもり。

最後はマルクス
1,人新世の資本論 齋藤幸平著
2,マルクス経済学 大西広著
3,資本論 1巻  マルクス著
4,帝国主義論   レーニン著

1,ベストセラーにもなった新書。読みやすくも、舌鋒鋭く
 一度読んでみては。

2,マルクスが全く分からない方にもおすすめ。
サブで使うと一通りわかります。

3,古典ですがやはり読んでおきたい。
マルクス主義の原点です。なんも言うことない。

4,にっくき、戦争が起こる理由を明確な理論で、
書き綴った本。プーチンはなんにも学んでないなと。

長い時間おつきあいくださりありがとー!
また機会があったら紹介したいですね。それでは!

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