古地図から探る東海道と水口~甲賀流戦国歴史講演~

1日に15回は「オナカスイタ」と連呼するかよぽんです。

画像1

久々にお勉強に出掛けました。

観光まちづくり協会さん主催の歴史講演!

「古地図から探る東海道と水口」

あいこうか市民ホールで、京都大学 総合人間学部の山村教授がご講演され、その後パネルディスカッションが行われました。


そういえば甲賀市水口町には東海道五十三次の宿場町があったなぁと、この講演を受けて改めて思い出したくらいだったのですが、

水口岡山城のふもとにできた城下町として計画的に区画され、やがて宿場町として江戸と京を行き交う人々の交通ルートととして栄えたようです

宿場町といえば、お隣に土山宿もあり、私の現住地からは土山宿の方が馴染みが深いのですが、土山宿は1本道に対して、水口宿は3本も通りがあるのが特徴で、五十三の宿場町の中では珍しいそう。

また、宿場町の中枢を担う伝馬館や本陣、脇本陣などは、土山宿はどセンターにあるのに対し、水口宿はもとある城下町を宿場町と定めた後にそれらが設置されたため付け足したように端の方にあるのだそうです。

自分の馴染みの場所と比較すると、スッと頭に入りやすくて面白いなぁと感じました。


また、後半のパネルディスカッションでは、山村教授をはじめ、観光協会会長や、地域ナビゲーターの方などが参加されていて、

まちの観光振興のあり方など、お話されていました

観光客をたくさん呼び込むために観光資源を"作為的に"整備するのではなく、リアルな姿をいかに面白く伝えるかが課題だと仰っておられました。

インスタ映え目的の観光ではなく、その土地での実際の歴史をリアルなまま届け、それを面白いなぁと思わせるーなかなか難しいことではありますが、確かに本来はそうあるべきだなぁと感じました。

学生時代によく一人旅をしていたのですが、旅先はどうしてもよく知られていて視覚的にインパクトのあるところを選びがちでした。(とりあえず迷ったら地球の歩き方に載ってる教会に行って荘厳な外観とステンドグラスとイエス・キリストをパシャパシャ・・・でも3教会目くらいから飽きてくるという、、、)

本来はその土地の歴史的背景をある程度把握した上で現地に赴き、築き上げてきた当時の人たちへ想いを馳せることこそが本当の観光の楽しみ方なのだと感じ、

文化ホールを後にしました。


ちなみに1/17の方の公演はコロナで延期となり、代わりに4月中旬に実施予定だそうです。


では、これにて退散!


代表を務めさせていただいている地域団体「甲賀文化輝き」 アカウント

HP  https://kokabunkakagayaki.com

youtube https://www.youtube.com/channel/UCcCXwPTzyTiRhKkTD7C69pg

Facebook  https://www.facebook.com/kokabunkakagayaki

Twitter https://twitter.com/kokamusicals?s=03

instagram https://www.instagram.com/kokamusicals/




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?