国際学会でハイチューをもらうまで-学会現地参戦体験記
韓国で開催された学会に参加してきた。本当に楽しかった!
準備
生活面の準備5選
初一人海外なので、生活面はあらゆる点で不安だった!
カップ麺を持参
何かしらの事情でご飯食べるところが見つからなかったり、ご飯食べに行くのが面倒な時のため
パスポートのコピーを持参
紛失した時に、コピーがあると、なんか色々便利と聞いた
キャリーケースに何かしらの目印をつける
空港で間違えて取られないため
wfiレンタルではなく、esimを利用
wifi機材のバッテリーを気にしなくて済むため
タクシーを呼ぶアプリを事前に登録
電車利用が難しかった時のため。タクシーでぼったくられないため。
防犯面の準備4選
初一人で海外に行くため、思いつく限り対策はしてみた。主に貴重品を死守するための準備をした。
キャリケースはファスナータイプではなく、フレームタイプを利用
腰に巻いて管理できる小さいバックを持参。
この小さいバックにパスポート、クレカを入れる
スマホーを失わないために、スマホショルダーを使用。
海外では翻訳やタクシー呼ぶ等あらゆる面でスマホさえあればどうにかなる認識だったから。
apple payにクレカを登録
クレカを盗まれ、現金も足らなかった時のため。
会場に辿り着く確率を上げる準備2選
夜型+土地感に弱いので、寝坊と迷子を非常に恐れていた。
会場から歩ける距離のホテルを利用
海外の電車事情(遅延頻度等)がよくわからない+海外の電車に問題なく乗れる自信がなかったため。
ホテルの場所や時間、会場の名前を紙に書いて保持
インターネット環境を確立できず、スマホが使えなかった時のため
発表面の準備3選
1.英語読み上げツールの音源を元に、読み上げ練習
発音は大事ではないと聞くが、短い会話ではなく15分ほどの発表になると発音も意識しないと内容を理解してもらえないと思った。
発表原稿作成後、読み練習をしたが、発音が分からない単語が多く、毎回調べるのは面倒だった。そのため発表原稿を英語読み上げツールで読み上げさせ、その音源を元に練習をした。
15分ほどの発表原稿文字数になると、無料版で済むツールは見つけられなかった
そこで金銭的に安く、読み上げる声もネイティブな人間っぽい「音読さん」を使った。
2.読み練習を録音
読んでいるときは「おっ。うまく読めたんじゃない?」と思っても、実際に聞くとひどい時があった。録音なしに自分の練習を評価し、改善するのは難しいと思ったので、全て録音した。
3.60回読み練習
去年の国際学会では25回通しで練習した。練習回数が多いほど緊張をしないと思ったので、去年よりは多い回数を練習しようと思った。
質疑の準備2選
1.フレーズ暗記
アドリブで質疑が余裕ではないので、テンプレートみたいなのをいくつか覚えました。以下に加え、chat gptに教えてもらったフレーズをいくつか覚えた。
「学会発表のためのサバイバル英語術」本
現実的な質疑の技が書かれていた。自白戦略とか。
「国際学会 質疑応答テンプレート」と検索して良さそうにまとめているブログを選んだ。
「TOEFL iBTテスト必修フレーズ100-スピーキング・ライティング攻略のための」本
自分の意見を述べるためのフレーズ集だったので、質疑で使えそうだと思ったから使った。
chat gptには、質問を一度聞いても全くわからなかった時に使いやすいフレーズを教えてもらった。「もう一回言って?」と聞く方法も見かけたが、1回聞いて分からなかった事は、2回聞いても分からないと思う。
だからいい感じに言い換えてもらうためのフレーズをchat gptに聞いた。以下の二つが個人的に使いやすそうだったため、覚えた。
2.学会中にとても話しかけて英語に話すのに慣れる
質疑で避けたかったのは、返す言葉が出ずに沈黙になることだった。英語が拙くても、コミュニケーションは成立させたかった。
だから発表前の数日間、英語をとても話していれば、何かしらの言葉は出やすいかと思った。心なしか効果は少しあった気がする。
覚えてもらう準備: 名刺
せっかく行くなら覚えてもらいたかった。
私自身、人の名前と顔を一致させて覚えるのが苦手だったから、似顔絵付きの名刺にした。学生生活も残り4ヶ月ほどだったけど、このために名刺作ったよ〜〜〜〜!!chat gptでイラストを作成し、その他のデザインはcanvaで作った。
学会参戦中に気づいたけど「chat gptでイラストを作った」「学生生活残り4ヶ月しか使えないけど名刺作った」は渡すきっかけとして使いやすかった。
純粋な英語力強化
3ヶ月前「英語 3ヶ月 話せるようになる」と言った事を調べた。
英語は苦手意識しかなかったので、せめて少しでもコミュニケーションに困らないぐらいにしたかった。
そこで以下の記事を参考に、「どんどん瞬間英作文トレーニング(アプリ課金)」と「みるみる音読パッケージ(abceed内で課金)」をやった。
明確な実感は無いが、学会中に「英会話習ってた?」と聞かれたので、少しは効果あったかもしれない。
ただ、上記の記事ほど教材を使いきれなかったので、本当に3ヶ月で話せるかの真偽はわからない。
0日目
韓国についた!
早速予想外が4つも起こった。
コンビニで買ったツナマヨっぽいおにぎりが甘かった
飛行機の乗り換えで困った。国内線と国際線は場所が遠かったんだ。どのバスが国内線に行くかも分からなかったから、2人に聞いた。
韓国ついてから現金の両替チャンスを逃してしまい、空港からホテルにはタクシーで行った。しかし!!呼んだタクシー運転手の方が、英語ができなかった。アプリで読んだおかげで、一応目的地にはついた。
ホテル内にあるコンビニに、おにぎりが無い。簡単にご飯を済ませようとしたけど、どれもよく分からなくてカップ麺食べた。
これは2個買ったら1つもらえると聞いて、買ったヨーグルト。
1日目
去年学会で知り合った人と1年ぶりの再会!!!!!!!
去年ボッチで参加した国際学会で知り合った人と、5名遭遇した!!ぼっちの中とても色んな人に話しかけたから、再会できたのは本当に嬉しかった。何より覚えてもらえていた事も嬉しかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
教員の方々はよく学会に知り合いと遭遇していたから、やや憧れがあった。修士の間に達成できるとは思わなかった。
「学会中におのれの力で知り合った人と、また学会で遭遇する」を達成した。
朝食
これはホテルの朝食ビュッフェ!ビュッフェの内容は大体おんなじ!パンがとんでもなく美味しく、毎日食べたわ。サーモンの刺身はあったのに、醤油が見当たらなかったのが、唯一の無念。
welcome reception party
1日目はwelcome reception partyだけだった。ビュッフェ形式だった〜!美味しかった!
海外ということもあり少なくない自費をかけていたから、人に話しかける気満々ではあった。welcome receptionは着席形式で、6人のみ座れる丸いテーブルだった。
遅く着くと、既存の会話の輪に入りにくいと思い、早めについたんだけど、早く着きすぎた。
できるだけ知らない人と話したいと思い、同じ研究室の人とは座らなかったんだけど、なかなか他の人が同席してくれなくて、すでに人がいたテーブルに同席させてもらった。
教訓: 着席形式のreceptionは、速すぎず遅すぎずな時間に行き、すでに少し人がいるテーブルに入った方が一人の時間が少ないので良い。
私の発表は最終日だったのでホテル戻ったあと、発表練習をした。
2日目-ご飯
学会にデザートとコーヒーが置いてあった!!
今回研究室からは学生が5名参加しており、指導教員も来ていたから、研究室の人と食べた。
あとで聞いたのだが、この日いろんな大学の学生が集まって晩御飯を食べたらしい。学会でパーティーが2回もあったから、そんなことが発生するとは予想もしていなかった。
今度参加する際には、知り合った人に「夕食ってどうする予定ですか?」と話しかけて状況を把握してから判断したい。
私の発表は最終日だったのでホテル戻ったあと、発表練習をした。
3日目-Banquet
渡韓直前まで生活習慣が夜型であり、比較的睡眠時間も長い方だった。ここで疲労がきて多めに寝た。1日目から挨拶をするために私が発表するセッションの座長を探していたが、Banquetでやっと出会えた。
Banquetは着席形式で9人ほどの大きい机だった。1日目の反省を生かし、すでに人がいるテーブルを選んで座った。最終的に2名分席が埋まらなかったので、他のテーブルに2名だけで座っている人を勧誘した。
歌やダンスの催しが1時間ほど行われ、その後にコース料理が出てきた。ご飯以外の催しがあるとは思わなかった。とりあえず想像よりご飯はすごかった。
この後2次会に行こうとしている人がいたが、私は次の日の9時から発表だったので、断念😭。
ホテル戻ったあと、発表練習をとてもした。
4日目-私の発表日
私自身の発表-振り返り
去年よりは良い発表ができたと思う。修士として最後の学会だったので、本当に良かった。一応悔いのない発表にはなった。
座長さん以外から質問を3個もらった!!
去年の国際学会では座長さんからしか質問が来なかった。ということは聴衆に内容が伝わらなかったor質問するほど興味を持たれなかった可能性が高かった。そのため今回は座長さん以外から質問をもらう事を目標としていたので、ひとまず良かった。
文章で答えられた。
去年はQ&A用に準備したスライドを使い、文章というよりは単語の羅列に近い回答の仕方をしていた。そのため私の中では前より改善はできた。
逃げ用の回答は使わなかった。
質問内容がわからず答えられなかった時のために逃げ用の回答「今は答えられないが、メールを教えてくれればあとで共有する」を準備していた。使わずに済んだため、とんでもなく
あと「良かったら聞きにきて!」と言った人が聞きにきてくれた!
発表後に、学会中に何回か話した人に「お疲れ様!ギフトあげる!」とハイチューもらった😭学会知り合った方数名にもお疲れ様言ってもらった😭
ご飯
完全なる疲労で晩御飯はホテル内のレストランで食べようとしたが、主食が見当たらず、コンビニで適当に済ました。
帰国日-最後のご飯
発表日が最終日だったから、何も気にせず食べられる唯一のチャンスだった!
渡韓前、お腹壊すのが怖いから絶対生肉生魚食べないと誓っていたけど、最終日だったから遠慮なく食べた。美味しかった。
全体の振り返り-私が得られた経験
最終的に名刺は47名に渡せた!1人海外は初+留学未経験で、いつまでも英語苦手意識が拭えない私にとって貴重な経験だった。間違いなく今後の英語学習のモチベーションに大きく影響しそう。
初めての1人海外生活した事
英語を使い、長期的なコミュニケーションをとった事
英語でコミュニケーションが成立した事。話が伝わると嬉しい楽しい。
貴重な経験を得たし、去年より成長した実感を得られて本当に参加して良かった。楽しかった〜〜〜〜!!
去年の国際学会参加記録は以下のとおり
🤩🤩🤩