野村佳代 | Kayo NOMURA

会社員を経て絵描きに 。対話を通して即興で描くdialogue drawing 等、対…

野村佳代 | Kayo NOMURA

会社員を経て絵描きに 。対話を通して即興で描くdialogue drawing 等、対話(言葉)とアート(イメージ)を行き来しながら作品を生み出し続けています。 https://kayo-nomura.com

マガジン

  • Web Letter 「今を重ねて」-北海道滞在記-

    2023年9月に北海道に移住しました。 ”あなたにお手紙を書いている気持ちで、北海道から 積み重ねた「今」をお届けしていくWeb letter ” のバックナンバーです。 *メルマガでご登録いただけますとリアルタイムで無料で読めます。 https://my923p.com/p/r/wnc7NbmL (毎月最終火曜日にお届けしています。)

  • アーティストインレジデンスin北海道3ヶ月滞在記

    【更新終了】2023夏の3ヶ月間、札幌市内にあるアーティストインレジデンスに滞在しながら現地の活動をお届け。 会社員から絵描きになって9年、これまでとこれからについて、心の揺らぎや日々の制作についても、ありのままに綴ります。 読み手を意識した文章というよりも、自分の心に正直な内容を綴っていくことを比重を置きたいため、有料記事とさせていただきます。これまでに私の書く文章を読んで好きだと思ってくれた方には響く内容だと思いますが、具体的に何かを教える内容のものではないことはご留意ください。 - *毎週火曜日更新 *期間中毎日綴っている絵日記"layers of this moment"も公開 ↓ 北海道移住日記 web letterで最終火曜日に配信中 https://my923p.com/p/r/wnc7NbmL

ストア

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    【Goods】RAQDA クッション

    2022年11月にP!NTO SEATING DESIGNさんの椅子にライブペインティングをさせていただきました。その時に描いた作品がP!NTOさんのクッション「RAQDA」として生まれ変わりました。座ると背骨のバランスが取りやすくなり、体への負担が少なくなります。インテリアとしても最適なクッション、数量限定での販売です。------(以下、製品の特徴です)座り姿勢において、背骨のバランスをとる要は坐骨です。坐骨で立つことができると良い姿勢になります。坐骨を軸に動くことができるとスムーズな動きが生まれます。しかし、小さく丸い形状の坐骨は正しい位置を保つのが難しく倒れてしまうので姿勢も崩れてしまうのです。RAQDAはそんな坐骨のための座布団。坐骨を優しく支え、正しい姿勢と腰に負担をかけない活動を導きます。
    ¥6,600
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    【Original Painting】3月  Letting Go -放す時、解く時-

    |2024年のcoyomi calendarの原画展示販売会|例年のようにカレンダー原画展の開催ができなかったため、年末年始の時期に合わせてオンラインでの展示販売会をオンラインでカレンダーを購入くださった方向けに行います。お求めいただきましたカレンダーの作品は、原画に忠実に印刷されていますが、やはり原画とプリントを比べた際に、原画の力は格別です。私は、原画というのは、文字通り「生きている」ものだとして捉えています。特にcoyomi calendarのために制作した作品たちは、coyomi project*に参加下さった皆様のエネルギーと想いものせてありますため、何十倍のパワーを放っています。月々の作品をご覧いただくと、その月のメッセージが書かれています。もしこのタイミングでご覧いただいた際に、「この月のメッセージが特に沁みる」という月のがありましたら、そのエネルギーが降り注いだ作品を迎え入れて新しい年を過ごすことを、個人的にはお勧めしたいです。ご縁のある方のお手元に届きますように。ー*coyomi calendar :カレンダーに使用する絵を、様々な方の現状や大切にしている想いなどを軸に対話し、それらのお話に基づいて12枚の作品に仕上げていくプロジェクト。ー作品のテーマ【Letting Go -放す時、解く時-】話すことは想いを放つこと。結んでいた気持ちを解くこと。内側に抱えているものを放つ時、世界と自分は共鳴し輝き出す。ー作品サイズ:30.5 cm x 23 cm*原画のみでのお届けです。(額装希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。別途ご連絡いたします。)*お使いのモニター環境により多少色合いが異なります。予めご了承くださいませ。
    ¥42,900
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    【Original Painting】6月 Let the Rain Wash Away All the Tears -浄化の粒-

    |2024年のcoyomi calendarの原画展示販売会|例年のようにカレンダー原画展の開催ができなかったため、年末年始の時期に合わせてオンラインでの展示販売会をオンラインでカレンダーを購入くださった方向けに行います。お求めいただきましたカレンダーの作品は、原画に忠実に印刷されていますが、やはり原画とプリントを比べた際に、原画の力は格別です。私は、原画というのは、文字通り「生きている」ものだとして捉えています。特にcoyomi calendarのために制作した作品たちは、coyomi project*に参加下さった皆様のエネルギーと想いものせてありますため、何十倍のパワーを放っています。月々の作品をご覧いただくと、その月のメッセージが書かれています。もしこのタイミングでご覧いただいた際に、「この月のメッセージが特に沁みる」という月のがありましたら、そのエネルギーが降り注いだ作品を迎え入れて新しい年を過ごすことを、個人的にはお勧めしたいです。ご縁のある方のお手元に届きますように。ー*coyomi calendar :カレンダーに使用する絵を、様々な方の現状や大切にしている想いなどを軸に対話し、それらのお話に基づいて12枚の作品に仕上げていくプロジェクト。ー作品のテーマ【Let the Rain Wash Away All the Tears -浄化の粒-】私から流れる雨と、外から流れる涙が、共鳴する。生きている自分から、生かされている自分へと昇華する、浄化の行為。ー作品サイズ:30.5 cm x 23 cm*原画のみでのお届けです。(額装希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。別途ご連絡いたします。)*お使いのモニター環境により多少色合いが異なります。予めご了承くださいませ。
    ¥42,900
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    【Goods】RAQDA クッション

    2022年11月にP!NTO SEATING DESIGNさんの椅子にライブペインティングをさせていただきました。その時に描いた作品がP!NTOさんのクッション「RAQDA」として生まれ変わりました。座ると背骨のバランスが取りやすくなり、体への負担が少なくなります。インテリアとしても最適なクッション、数量限定での販売です。------(以下、製品の特徴です)座り姿勢において、背骨のバランスをとる要は坐骨です。坐骨で立つことができると良い姿勢になります。坐骨を軸に動くことができるとスムーズな動きが生まれます。しかし、小さく丸い形状の坐骨は正しい位置を保つのが難しく倒れてしまうので姿勢も崩れてしまうのです。RAQDAはそんな坐骨のための座布団。坐骨を優しく支え、正しい姿勢と腰に負担をかけない活動を導きます。
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    【Original Painting】3月  Letting Go -放す時、解く時-

    |2024年のcoyomi calendarの原画展示販売会|例年のようにカレンダー原画展の開催ができなかったため、年末年始の時期に合わせてオンラインでの展示販売会をオンラインでカレンダーを購入くださった方向けに行います。お求めいただきましたカレンダーの作品は、原画に忠実に印刷されていますが、やはり原画とプリントを比べた際に、原画の力は格別です。私は、原画というのは、文字通り「生きている」ものだとして捉えています。特にcoyomi calendarのために制作した作品たちは、coyomi project*に参加下さった皆様のエネルギーと想いものせてありますため、何十倍のパワーを放っています。月々の作品をご覧いただくと、その月のメッセージが書かれています。もしこのタイミングでご覧いただいた際に、「この月のメッセージが特に沁みる」という月のがありましたら、そのエネルギーが降り注いだ作品を迎え入れて新しい年を過ごすことを、個人的にはお勧めしたいです。ご縁のある方のお手元に届きますように。ー*coyomi calendar :カレンダーに使用する絵を、様々な方の現状や大切にしている想いなどを軸に対話し、それらのお話に基づいて12枚の作品に仕上げていくプロジェクト。ー作品のテーマ【Letting Go -放す時、解く時-】話すことは想いを放つこと。結んでいた気持ちを解くこと。内側に抱えているものを放つ時、世界と自分は共鳴し輝き出す。ー作品サイズ:30.5 cm x 23 cm*原画のみでのお届けです。(額装希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。別途ご連絡いたします。)*お使いのモニター環境により多少色合いが異なります。予めご了承くださいませ。
    ¥42,900
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    【Original Painting】6月 Let the Rain Wash Away All the Tears -浄化の粒-

    |2024年のcoyomi calendarの原画展示販売会|例年のようにカレンダー原画展の開催ができなかったため、年末年始の時期に合わせてオンラインでの展示販売会をオンラインでカレンダーを購入くださった方向けに行います。お求めいただきましたカレンダーの作品は、原画に忠実に印刷されていますが、やはり原画とプリントを比べた際に、原画の力は格別です。私は、原画というのは、文字通り「生きている」ものだとして捉えています。特にcoyomi calendarのために制作した作品たちは、coyomi project*に参加下さった皆様のエネルギーと想いものせてありますため、何十倍のパワーを放っています。月々の作品をご覧いただくと、その月のメッセージが書かれています。もしこのタイミングでご覧いただいた際に、「この月のメッセージが特に沁みる」という月のがありましたら、そのエネルギーが降り注いだ作品を迎え入れて新しい年を過ごすことを、個人的にはお勧めしたいです。ご縁のある方のお手元に届きますように。ー*coyomi calendar :カレンダーに使用する絵を、様々な方の現状や大切にしている想いなどを軸に対話し、それらのお話に基づいて12枚の作品に仕上げていくプロジェクト。ー作品のテーマ【Let the Rain Wash Away All the Tears -浄化の粒-】私から流れる雨と、外から流れる涙が、共鳴する。生きている自分から、生かされている自分へと昇華する、浄化の行為。ー作品サイズ:30.5 cm x 23 cm*原画のみでのお届けです。(額装希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。別途ご連絡いたします。)*お使いのモニター環境により多少色合いが異なります。予めご了承くださいませ。
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【自己紹介】対話をとことん大切にする絵描き【私の仕事】

自己紹介 ◎野村 佳代 ◎対話を大切にする絵描き 名古屋生まれカリフォルニア育ち兵庫在住。 言葉とイメージを行き来しながら絵を描く活動をしています。絵描きなのにコミュニケーションを大切にしています。人間に興味があり、その人の人生に入り込んだ対話をしながら即興で描きます。その強みを活かして、Dialogue Drawingというアートセッションをやっています。受けてくださった方の感想はこんな感じです。ありがたや。 人間に興味があり、対話をこよなく愛する者として、毎年のカレンダ

    • 【WEEK10&11】決断の一歩先に見える世界

      気がついたら8月も半ば。 アーティストインレジデンスでの日々も残り2週間となった。 前回から時間が経ってしまったし、このまま書き続けていくことも正直悩んだけども、今後の自分のために、そして毎週欠かさず読んでくださる方のために、三ヶ月の過程を記録として残しておこうと思う。 まずは、前回【WEEK9】で抽象的に書き綴った内容の続きと詳細から。

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      • 【WEEK8&9】破壊と創造の狭間で

        なるべく正直に書こうと思う。 このような滑り出しで冒頭を始めるには訳がある。 今週は私にとって、大きな決断をした、節目となる時期となった。 それを何をどこから言葉にしていくか…。まだ心の揺らぎと共にいる。 だからこそ、どこまで書くのか、何を書かないのか、そんなことも頭によぎりつつも、このNOTEは、心の移ろい含めて、誠実にいたい、そう思うから、真っ直ぐに書きたい。(一段と無防備な自分をさらけ出し、次週とを繋ぎ合わせて書くため、今回だけ値段をいつもより上げています🙏)

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        • 【WEEK7】 「かなしみ」の解放と、30人との対話時間

          私は今、とてつもなく恋をしている。 寝ても覚めても、その人のことを想い、その人と相思相愛になりたいと心から願っている。 といっても、正確には、「人」ではなく「土地」なのだが。 北海道に来てからというもの、北海道に文字通り恋してしまっているのだ。この地に来てから、鳥のさえずりが聞こえる環境に身を置き、様々な自然の地に足を運び、道産の新鮮な食べ物を食し、心身ともに活力を得た。 住む土地によって、生きる力が呼び覚まされている感覚。 北海道という土地は、懐かしさも呼び覚ます。

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        【自己紹介】対話をとことん大切にする絵描き【私の仕事】

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        • Web Letter 「今を重ねて」-北海道滞在記-
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        • アーティストインレジデンスin北海道3ヶ月滞在記
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          【WEEK6】 出会いと別れの合わせ技みたいな場所。

          生まれてから死ぬまでの間に、一体どれだけの人と知り合い、仲良くなり、そして別れていくものだろうか。 新しい出会いは、ドキドキとワクワクが交差する。 「仲良くなれるかな」とか「相手は一体どんな人なのだろう」と思いながら、時間を重ねていく中で関係性が発酵していく、ポジティブなイメージ。 かたや、別れというのは、切なさを伴う。 卒業、引っ越しや転職といった変化に伴い、時間を共有しなくなるうことからくる別れ。 かと思えば、なんとなく連絡を取らなくなって疎遠になっていくパターンもあ

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          【WEEK6】 出会いと別れの合わせ技みたいな場所。

          【WEEK5】アートの本質。コミュニケーションの本質。

          6月から7月へを橋渡しの一週間。 相変わらず、北海道は涼しい。昼間は暑くて半袖でも、朝夕の体感温度は本州の4月初旬ぐらいの時も。 気温によって、人の心の温度も変わる。 1日の間の変化が激しいからか、心の感度も自ずと高まる。 そんなところも、北海道を好きな理由のひとつだ。 そんな今週は、話題の中心はアートにまつわるあれこと。もっと詳しく言うと、コミュニケーションの本質について。 WEEK5 日時:6月28日(水)ー7月4日(火) 滞在先のアートスタジオは小さな山の上に位

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          【WEEK5】アートの本質。コミュニケーションの本質。

          【WEEK4】 毎日が新しい。

          一ヶ月経ったWEEK4、アートスタジオを飛び出して、道内旅行へと出かけた。 そこで、仲間たちと再会を果たし、森の中に入ったことで得た気づきが今回のハイライトだ。 この3ヶ月間、北海道で過ごすことを決めた経緯はWEEK1で既に伝え済みだが、そもそも何で北海道という地を選んだのか?について触れることからWEEK4を始めたい。それに触れないことには、この週を前に進めさせることができないからだ。 時を2年前に巻き戻す。 初めて北海道に足を運んだ時がその時期だからだ。 2021

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          【WEEK4】 毎日が新しい。

          【WEEK3】土台はどちらにあるのか?問題。

          レジデンシーで出会ったある一人のアーティストとの対話を通じて、気づいたこと。 本当の本当は、何を大事にしたいのか。 どう生きたいのか。 今週は、それにまつわる物語です。 WEEK3 日時:6月14日(水)ー6月20日(火) この一週間を思い返すと、真っ先に出てくるフレーズこれだ。 「誠実に生きたい。どこまでも真摯に。自分を生きたい。」

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          【WEEK3】土台はどちらにあるのか?問題。

          【WEEK2】自分軸に立ち戻る根っこの存在

          2週目に入り、レジデンスに滞在している方達と仲良くなってきた。 韓国から来ている絵描きのキム、アメリカから来ている小説家のコナーとオスティン、イギリスから来ている絵描きのトム、国内から来ているピアニストのゆみさん、同じく国内から来ている書道家のチコ。 それぞれの活動内容について話を聞くことは刺激となる時間だ。表現方法が違えば、作品に取り組む姿勢も違って、その差異を知るのも興味深い。 でも今日はそういう話をするのでは、ない。 自然あふれるここでの生活から、改めて感じる、根源

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          【WEEK2】自分軸に立ち戻る根っこの存在

          【WEEK1】 自分にプレゼントした3ヶ月間の「時間と空間」

          3ヶ月間、住まいのある関西を離れて、北海道に住むことにした。 いつもの空間、いつもの役割、いつもの自分。それらから切り離された空白の時間を作りたくて決断したことだ。 話は飛ぶが、来年の9月に、アーティスト活動を始めて10年になる。 「幼稚園の頃、絵を描くのが好きだった」ということを思い出し、美大卒でも美術関連の仕事に就いたこともなかった私が、曲がりなりにも絵描きとして活動できてきたことは、奇跡のようなものだと、自分でも思う。その分、とにかくがむしゃらに描き、発表し、活動の場

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          【WEEK1】 自分にプレゼントした3ヶ月間の「時間と空間」

          ライブの醍醐味 In the Moment

          初めてライブペインティングをしたのは、忘れもしない、2年前の4月だった。 生演奏に合わせて即興で、観客のいる前で絵を描く行為を一般的にライブペインティングを言うのだが、想像してみて欲しい。 普段アトリエで一人粛々と描いている環境から、何十人もの人がいる前で、大作品を限られた時間内で、演奏からインスピレーションを得て、即興で描くとしたら。 ビビるよね。 私もビビりました。しかも演奏者はドイツから呼んだりして。始まる前は、恐怖で全身が凍りついていたのを今もありありと思い出

          ライブの醍醐味 In the Moment

          光と色の関係と考察 No Colors Without that Light

          毎朝夕の散歩(時にランニング)が日課になってどれぐらい経つのだろう。 毎日同じ川沿いを歩くものだから 景色に飽きるのかと言ったらそんなことは全くなく。 むしろ逆で、 ここ数ヶ月ですっかり日の出が早まり、日の入りも遅くなった為、光の加減で異なる光景を見せてくれる自然の景色に息を飲むことがしばしばだ。 早朝の、うっすらと月の名残が見える時、雲ひとつない空が徐々に色合いを変えていく様、夕暮れ時の、なんとも言葉に形容し難い赤い輝き、一番星が見える時。 光の加減で、世界は七変化

          光と色の関係と考察 No Colors Without that Light

          根にある活動を、作品集で伝えるならば。

          人って突拍子のない夢を持つものだ。 私にとってのそれは「作品集を出すこと」だった。 それも、詩集を出したい、と昔から思っていたのだ。 詩なんてろくに読んだことも書いたこともないくせに。 でも、長年思い続けていた夢が叶う時がやってきた。 「サンタクロースからのプレゼントか?」と、一瞬思ったけども、 そうではなく、紛れもなく、自分の頭と手を使って言葉を紡ぎ、筆を取り、 コロナ禍の最中、書いて描いたものが、来年1月に出る。 正確に言うと、詩集というよりも画集の位置づけで

          根にある活動を、作品集で伝えるならば。

          私たちの物語 The Story of Us

          そろそろ、2021年の準備をする時期が来た。 書店には手帳コーナーがきらびやかに並び、新聞広告にはおせち予約の案内が登場するようになった。 かく言う私も、来年の準備をしている。正確に言うと、カレンダー販売の準備だ。 実は10月初旬には予約販売を開始している。 もっと言うと、今年の5月から早々と構想を開始していたのだ。 気が早いにも程がある、、と思われるかもしれないが、それにはもちろん、理由がある。 突然だが、多くの方と同様、私にとって2020という年は、歩みを少し止めて

          私たちの物語 The Story of Us

          愛の循環、もしくはピーナッツバタートースト。

          緊急事態宣言中に、ある言葉が私の心に宿った。 大層な言葉ではない。けれども、確実に自分の真ん中に置くことを決めた言葉だ。 緊急事態宣言なんて遥か昔の話のように感じられるかもしれないけれども、ついこの間のことだ。そしてこの時期、閉塞感や不安感、先行きの見えないもどかしさを感じられていた方が多かったのではなかろうか。 かくいう私もその一人だった。 軒並み、予定されていた個展やイベントは中止。延期になったところも、いつ開催できるか、わからないままだ。多くの方と同じように家に閉

          愛の循環、もしくはピーナッツバタートースト。

          暗闇の中から、光の射す方へ。

          「人間ってなんて不思議な生き物なんだろう」 と、前回の記事で書いたわけですが、同時に、こうも思います、 「人間ってなんて残酷な生き物なんだろう」と。 それは、多くの場合、自分と他者との「違い」を排除することから始まる。 - 幼少期アメリカに住んでいた頃、家の前の公園で遊んでいると、 白人の子らに「ジャップ」「イエロー」「モンキー」とからかわれました。 とても無邪気な声で。 のちに歴史を学んで、意味を把握することになったのですが、私をからかう悪意のない声に、ただただ驚いた

          暗闇の中から、光の射す方へ。