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1人目人事として大切にしていることとそのやりがい。

こんにちは!テテマーチ人事の下村(@Kayomura1)です。2018年6月にテテマーチにJOINしてから丸4年が経とうとしています。

ここ1年で自チーム含め組織が急拡大しているので、改めて自分がこの職種についてこだわっているポイントや実際行っているHOWTOなどを備忘録的に残せたらと思いnoteを書いてみようと思います。

\こんな人に見て欲しいです/

  • 人事職にチャレンジしたい方

  • ベンチャー企業の人事に興味のある方

  • 人事領域全般幅広く携わりたい方

  • テテマーチに興味のある方

あくまでも記載内容は個人の見解となりますので、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

💡 私やテテマーチメンバーのnoteについてはこちらに記載しているのでどうぞ!


テテマーチに入社してから今まで行っている業務

会社フェーズ:会社を育てる戦略地図引用

▶2018年~2019年 
(上記図で言うとPR~組織作りの間ぐらい)
組織人数10名の時にJOINし、コンサルティングをしながら人事(当時は主には採用業務)を行っていました。
会社としてはまずは事業をグロースするための実績作りや実績をベースとし対外的な情報発信などが必要なフェーズでした。

人事としてはたくさん採用する!というよりかは会社の中核を担ってもらえるようなメンバーを厳選して採用をする、というフェーズであったのでVMVへの共感は勿論ですが今のカオスな環境を楽しんでもらうことができるのか?という軸でいろんな人とお会いさせてもらってました。

▶2020年~2021年
(上記図で言うと組織作りのあたり)
年間の採用目標が20名を超え採用目標が増えたことで、採用以外も考える必要が出て来てこのタイミングで役割等級・報酬制度の設計や目標設計などの仕組み作りも行いました。採用に関しては1週間に14本ほど面談をしていた記憶があります。

色んなバックグラウンドの人が入社したことにより、制度のアップデートやバリューの改定、役職者定義の見直しなど設計したものをアジャイルにごりごり改善していました。

▶ここ1年
(上記図で言うと組織作り以降)
半期で20名以上の採用を行い、会社全体では社員60名、業務委託メンバー含めると100名の大所帯の組織になりました。
そのため、中核となるメンバーの育成が必要&(※)事業フェーズの異なるチームごとの組織課題の解決を行わなければならず、いよいよ1人人事じゃ回らない!ということでチームメンバーを一気に増やし、今は採用3名(内2名はハーフコミット)、オペレーション1名という形でだいぶ属人化しないようなチーム体制が作れたのではと思っています。

(※)
テテマーチは基幹事業であるSNSマーケティング事業と今後伸ばしていきたいSaaS事業と主には2つの事業で企業経営を行っており、SNSマーケティング事業に関してはサービス・人材のクオリティ向上、SaaS事業に関しては立ち上げのための仕組み作りという形でフェーズがかなり違うという背景があります。

4年間を通して形になった大切にしていること


1.伝えるより伝わるか

入社して間もない頃、会社のためを想ってコミュニケーションを取っているのに経営陣、役職者、メンバーにまったくと言うほど自分のメッセージが届かない時期がありました。

バックグラウンドは様々だし、物事に対する考え方も様々。自分が何かを伝えたいのであれば、相手がどういう考えを持っているのかをまず把握すること。またその時相手が持っている情報量・質を把握すること。

恥ずかしながら人事として目先の結果だけに囚われてしまい、その根底にある相手に向き合うということ疎かにしてしまっていました。
相手を根本から知ろうとすることで、一人ひとりに対してのコミュニケーション内容が変わってくるため、何かを発信するときは伝えるよりも伝わるかを重要視しています。
  
2.なぜ?を意識したコミュニケーション

前述の「伝えるよりも伝わるか」と重複しますが、なぜ?というコミュニケーションはどの業務においても大切にしています。

一例をあげると、採用業務におけるスカウトに関しても同じことが言えると思います。
なぜあなたと会いたいのか、なぜあなたがテテマーチに必要なのか。想いを届けたいのであれば、そう思った背景や自分の気持ちの変化のポイントなどを伝えるべきだと考えます。  

3.当事者意識の醸成

組織規模が50名になるまで1人人事としてやってこれたのは紛れもなく、経営陣や役職者、またテテマーチメンバーの組織に対しての他人事ではない想いがあったからだと思います。

テテマーチ自体が会社の意向として「会社の資本は人材」と打ち出していることも背景にはありますが、ここでは人事として行ってきたことをあえて記載しようかなと思います。

  • 事業部と人事の関係についてを要所要所で伝達

「事業部の責任を持っている人が人事業務もできることが理想。人事業務は人事だけがやるものではなく、現場も事業運営とセットで行うこと。

人事は機能としていらないのでは??という話もあるかと思いますがあくまでも上記は会社全体ではなく事業の話であるため、会社全体の制度や採用を行い、事業部ごとに最適化していくことがとても大事だと考えます。

  • 効率化も大事だが、手間を惜しまないことの方がもっと大事

よく人事は「泥臭い仕事」、なんか言われることが多いと思いますが、まさにその通りかなと。どうしても短期的には事業成果にインパクトしないのが「人」であるので優先順位が下がっていきがちです。中長期的に繁栄できるような事業運営をしていくためにも泥臭くコミュニケーションを取りながら、色々な施策を通じてPDCAを回していき、「手間がかかるし、めんどくさいからこれくらいで良いや」を言うのをいかになくしていくのかが重要だと考えます。

  • 事業の変化を見逃さない

基本的に現場から情報のシェア待ち、というのはスタンスとしてはイケてないなと思います。自ら事業に興味を持ち、どんな小さな事業の変化も見逃さない。表面的な情報のキャッチアップではなく、何でそれがうまくいったのか・失敗したのかまで把握することが大事だと考えます。

主には採用における面談・面接の場や、社内の人事面談、評価面談の場に生きてきますし、一番は現場のメンバーからの信頼の獲得に繋がります。

4.知見が足りないなら積極的に外部からノウハウ活用を行う

1人人事あるあるかと思いますが、社内(特に経営層)に知見がない、相談できない。やることが多くてインプットする時間がない。などざらにあると思います。

前職で知見や経験の外部活用の必要性や、メリットを痛いほど感じていたということもあり今ではいろんな組織課題の壁にぶち当たった時に積極的に外部の知見や経験を持っている人に相談をするようにしています。

相談する際に大事なのが当たり前ですが「相談内容を明確にしておくこと、情報整理において事実と解釈を分けておくこと」です。

相手も限られた時間の中で時間を投資してくれるわけなので、必ず上記の情報整理&事前共有を徹底しておくと良いでしょう。

1人目人事のやりがい

経営メンバー・事業部メンバーと一枚岩になって組織課題の解決にチャレンジできること、また人事と言っても採用・教育・制度・・・など領域は多岐にわたるため、それらを網羅的に携わることができるのが1人目人事のやりがいなのではと思っています。

中にはやることが多すぎて、プライベートとのバランスが・・・や社内から学べる環境が足りなさそう・・・などの不安もあるかと思いますが、やらないことを決める/社内から学ぶよりは外部から学んだことを社内で生かす、など思考の転換によって変えられるものも多いと思います。

勿論大きい組織でチーム化された人事の魅力もたくさんあると思うので、何を軸に会社選びをしたいのかは人それぞれかと思います!

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。
今までの経験を振り返るきっかけになったのと、ここまで幅広く色々チャレンジさせてもらえた環境には感謝しかないです。

一方で1人人事として今までやってきたからこそ

  • 100名の壁

  • 自チームの組織作り

このあたりは今後更に自己研鑽していかなければいけないところかと思っているので是非上記の経験のある方がいらっしゃればお話しさせていただけたらと思います!

もっと詳しく色々お話ししたい、色々聞きたい!などあればお気軽にmeetyでお話ししましょう!

積極採用中なので、是非ご応募もお待ちしています!


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