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BambooRollとサステナブルのストーリー

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竹でつくったトイレットペーパーの定期便BambooRollの公式noteマガジン。バンブーロールの開発や運営の裏側にあるストーリーをスタッフの言葉でお届けします。
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#スタートアップ

日用品は、実店舗で見て選びたい。オンラインで買いたい。私のワガママを両立する方法。

2020年の感染症の到来によって、私たちはオンラインで物を買う機会が増えた。洋服も日用品も食品も。私が住むポートランドは、1年以上にわたって街が非日常運転だから、街のお店はどこも一部開店という状況が続いているし、圧倒的にオンラインに依存している毎日だ。 オンライン購入は好きだ。なぜならサイトで、そのブランドのビジョンや、オーナーの想いなど細部を確認して共感の上で買うことができる。気が済むまで自分で調べて決断することができる(時間制限がない)。 一方で、とりわけ毎日使う日用

暮らしの中で、無意識に消費されていくものに目を向ける。サステナブル スタートアップを起業して「竹100%のトイレットペーパー」をつくった理由

2021年1月、私たちは竹100%でつくったトイレットペーパー「BambooRoll」を発売開始した。この「BambooRoll」を発売するに至った経緯や背景、思いをまとめた。 「土に還るのか、還らないのか」という問い 東京から長野へ、娘とふたりでダンボール6箱程度で移住してから5年が経つ。私は下着は2セットしか持たないようないわゆるミニマリストだが、長野での暮らしは、まず最初にDIYで使うインパクトドライバーや丸ノコを買い揃えるといった具合で、ものが増えつつある。誰かに

41歳母の私がサステナブル スタートアップを起業し、トイレットペーパーから始める理由

私が米国ポートランドに家族で移住したのは2019年のことだ。それから約1年も経たずしてCOVID-19が起こり日本は遠くなった。2020年はさらにBlack Lives Matterのプロテストが起こり、米国初の女性副大統領が誕生することになった。COVID-19のため極力STAY HOMEを心がけ、人と会う機会も少なく、身体的行動はかなり減った2020年。ただ心と思考は激しく揺さぶられた年でもあった。 そして2021年になり私はサステナブル、環境をテーマに仲間と会社をつく