広告宣伝費について
こんにちは☺️
今日は広告宣伝費についてです。
よくジンジャーガーデンが雑誌やWEBメディアに取り上げて頂いているので
「広告宣伝費どうしてるんですか?」
と聞かれる事があります。
私のnoteをたくさん読んでくださったり、インスタをフォローして読んでくださったりしている方はご存知だと思うんですが、
オープンしてから7年目になった今日まで、
広告費、宣伝費は0円です。
けして広告、宣伝を生み出している人を悪くいう気がない、という前提で書きます。クリエイティブな広告や宣伝に私はいつも心が打たれたり納得したり、素晴らしい事だ、と思うからです。
ただ、私のいる飲食業界で、私のやっている様なお店を展開する上で、
私は広告宣伝費をかけない、という話をします。
多分、かけようと思えばこの種類の飲食店を宣伝しようと思った時、沢山の方法が浮かびます。
テレビや雑誌、ウェブメディアの媒体に出してもらう広告費、
有名人やインフルエンサーにお金を出して宣伝してもらう宣伝費、
インスタやFacebookなどSNSの広告枠を購入するなど、
今私たちが目にする当たり前の光景にお金を払えばすぐに広告宣伝が出来るかと思います。
事実、ほかの飲食店でもそういった広告宣伝費のかけ方をしていらっしゃる社長さんもいます。
それぞれの考え方なのでそれも正解だと思います。
ただ、私が、経営者としてではなく、
等身大の31歳の女性として考えた時、
そのメディアから発信されるお店の情報は、
有名なあの人が、どうも体温を感じない文章で宣伝してくるあの情報は、
同じ場所で同じようにみんなが写真を撮っているその写真は
私にとっては響かないどころか、
なんだか本当はいい物なのかもしれないけど、こんな広告をかけるくらい、実物だけでは集客出来ないのかな?
と偽物を見ている様な気分になって、
「沢山の人がお金をもらって宣伝しているお店」
としての認識が進みます。
不思議です。
お店側は自分の価値を上げるために宣伝しているはずなのに、受け取り手には価値が下がっている様に感じる。
では私はなんだったらそのお店に行ってみたい!って思うのか。
みんなはどんなお店に行ってみたい!って思うのか
何万人もフォロワーがいる様な有名な芸能人やインフルエンサーの方が、みんなして同じような体温のない文章で
「宣伝」
している
その投稿よりも
フォロワー数百人の自分の信頼する友達が「心をこめて」かいたその文章の
「発信」
を見た時、だと思います。
SNSを広告として使ってしまうと偽物感がどうしても出てしまう。
あくまでお客様が感じた事を心から「発信」してもらわなければいけないのでは。
ジンジャーガーデンは
食べ物だけでもなく
飲み物だけでもなく
スイーツだけでもなく
空間の感動を提供したくて作りました。
そこで他では味わえない
ワクワク感やキラキラした気持ち、感動した気持ちを
お客様が味わってくれれは必然的に
「発信」は増える。
その感動からくる発信さえあれば、広告宣伝費なんてかけなくても話題のお店には出来る。
そして話題のお店には勝手に取材や特集が入ってくる。
そんな風に考えています。
発信が減ったら
自分が感動を与えられていないんだな、と指標になる。
広告費をかけないとお客様が来ない、
という考え方は、解決策が
また広告費をかける、の一択ですが、
お客様の発信が少ないからお客様が来ない、
という考え方なら、
やるべき事は無限に出てきます。
それならどうやって感動させようか!と
こちらまでワクワクしてくる。
この考えを元に、
うちのお店の新作アフタヌーンティーのレセプションパーティーには
私の友人以外、
ジンジャーガーデンに今まで来たことがあるお客様のインスタグラムをしらみつぶしに私が調べて、🤣
実際に来てくださった事があり、心からの発信を投稿してくださったお客様と、そのお客様の大切なお友達1名を、全員無料ご招待しています。
もちろん全てのお客様を呼びたいけど、ご案内する事は物理的に不可能なのですが、
フォロワーが100人だろうと、5万人であろうと、来てくださったお客様に感謝を伝えたくて、感動してくれた事、発信してくれた事への心ばかりのお礼をしたくてご招待しています。
これが結果的に、
心からの発信に繋がります。
そうするとどういう事が起こるか。
宣伝、広告費を1円も使わなくても、
新作アフタヌーンティーの予約開始日から、毎週末予約満席となり、その来てくださったお客様がさらに発信をして下さるので、また予約数が増えます。
街場のレストラン、アフタヌーンティーをしているお店は沢山増えました。
ジンジャーガーデンが始めた頃はほとんどやってなかったのに、3年経ってブルーオーシャンからレッドオーシャンになった。
それでもうちのお店に毎日、アフタヌーンティーを求めてお客様が来てくださるのは、
今日までご来店頂いて、感動して頂き、それを
[発信]
してくださったお客様たちのおかげです。
本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちのお返しはただ一つで、
これからももっと感動する物を作り続ける事だと思っています☺️
今日も頑張ろう!!☺️!
頂いたサポートは、より多くの皆様にワクワクして頂けるよう、大切に利用させていただきます。宜しくお願い致します