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「自分を受け入れる」ってどういうこと?

子供時代に親から受け入れられたことの無い人は、自分を受け入れることができません。

自分を受け入れることは絶対にできないのです。

なぜなら、自分で自分を受け入れない設定をしているからです。

親から受け入れられるために、自分じゃない自分で生きて行く設定をして、ほんとうの自分を締め出してきたのです。


自分じゃない自分とは、親に気に入られるいい子ちゃんの自分、偽りの自分です。

締め出したのがほんとうの自分で、インナーチャイルドとも言いますが、こっちのほうに宝物が潜んでいます。


私は長い間いい子ちゃんとして生きてきて、最近いい子ちゃんの仮面を脱いたところです。

仮面はなかなか外れるものではないし、仮面をつけていることに気づくことすら出来ない期間が長く続きました。

振り返って思うことがあります。

いい子ちゃんでいた時は、ほんとうは心細い自分が叫びだそうとしているのを無視して、強がっていて、けど、どうしていいか分からず、ほんとうは苦しんでいるのだけど、その苦しんでいる自分も無視しようとしていていました。

今までよくそんな事を続けてきたと思います。

「苦し〜」っていうのが本音だったんですね。

子供の頃から苦しみに目を瞑ることに慣れていたので本音が分からなくなっていたのです。

私の苦しみとは、何だったのでしょう?

愛されない苦しみ、だったんでしょうか?

子供は親に愛情を要求するのは本能レベルで当たり前のことですが、それが叶えられなかったら絶望しかありません。

絶望の上に幸せな人生を築けるはずもなく、それで生きることが苦しかったのだと、それなのに今までよく頑張ってきたと、その自分を受け入れて労ってあげたいです。

自分のことを分かってあげられるのは自分しかありません。

これまで自分で自分の苦しみを無視してごめんね。

小さい子供の自分に謝りました。

愛されたい自分がいて、その自分が叫んでいる言葉に耳を傾けられるようになるまで、自分で自分に酷いことをしてきたと、遅ればせながら気づいたのです。


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