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【回復】親が怖くなくなったら、他人も怖くなくなった

親って、すべての人間関係のベースになるから、親が好きだったら他人も好きだし、親が怖かったら他人も怖い、親と居て安心できなかったら、他人と居ても安心できないですよね。

子供の時の親子関係を、大人になってからもずっと引きずっていました。

子供のときは、親は圧倒的な強者で、こちらは圧倒的な弱者。

その時のパワーバランスは、大人になってからも他人との間で繰り返され、いつまでも親が怖くて、他人も怖かったのでした。


こちらの傷が癒やされてくると、等身大の親の姿が見えてきます。

そうすると、親も傷ついた一人の人だったことに気づき、自分もいつの間にか成長して、小さく無力な子供を卒業して、親と対等になっていたことを発見しました。

そのとき親は自分を傷つける力も支配する力も既に失っていて、他人も自分を傷つける力も支配する力も無くなっていました。


子供時代を引きずっていたときは、親が強大なパワーを持ちすぎていたのでした。

傷が癒えて子供時代を卒業したとき、はじめて親と他人に奪われていた力を、自分の手に取り戻したみたいです。


子供時代に被害者だった自分は、大人になってからも他人が怖くて、対人関係においてずっと被害者でした。


それは今思うと、被害者でいるために加害者を作り出す必要があったわけで、無意識にですが、他人を加害者に仕立て上げていた、ということも見えてきたのでした。

やっと謎が解けたみたいです。


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