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気になる人と近づきたいときに使える心理テクニック3選
「今、気になる人がいて、何とかお近づきになりたい」「仲良くおしゃべりするような間柄になりたいな」「デートに誘いたいんだけど、イエスといってくれるかなあ」などと、何とかして気になる人と近づきたいですよね。
そんなときに頼りになるのが心理テクニックです。ちょっとしたことですが、これを知っていて活用するのと、しないのでは結果に差が出てしまいます。勇気を出して話しかけたのに、話が盛り上がらなくて終わったとか、デートに誘ったのにあっけなく振られたとか、いやですよね。
もちろんこれを活用したからといって100%成功するわけではありませんが、活用しないよりはずっと成功率が上がるでしょう。メンタル心理カウンセラーである私が、気になる人と近づきたいときに使える心理テクニックを厳選して3つお伝えします。
ミラーリング
ミラーリングというのは、相手のしぐさなどを鏡(ミラー)のように真似することにより、相手に親近感を持ってもらう方法です。
例えば相手が足を組んだら、あなたも足を組んでみるとか、相手が髪の毛を触ったら、あなたも自分の髪の毛を触ってみるとか。動作以外にも、相手の声のトーンに合わせてみたり、相手の口癖をあなたも使ってみたりなども有効です。
もちろんこれは相手に真似していることがばれると効果はありません。相手に気づかれないようにするためには、真似する動作を少しずらして行うなどの工夫をしましょう。
このミラーリングによって、相手は、この人は自分に似ているという親近感を持ちます。親近感を持った相手には好意を持ちやすくなりますので、気になる人と話をするチャンスがあればこのミラーリングを試してみましょう。
ダブルバインド
ダブルバインド自体は「二重拘束」を意味し、もし子どもなどに向けてダブルバインドが繰り返されると、子どもは混乱するでしょう。具体的にいうと、「怒らないから正直に言いなさい」と言われて正直に言ったら怒られたというようなことです。言っても言わなくても怒られるので、子どもはどうしていいかわかりません。
ここでお伝えするのは、エリクソニアン・ダブルバインドで、「ノー」と言わせないテクニックです。簡単にいうと、こちらが示す選択肢の中に、最初から「ノー」の選択肢を除外して提示します。
例えば「今度食事に行きませんか?」と誘うのではなく、「パスタの湯で具合が絶妙なイタリアンと、ていねいに作られたソースの美味しいフレンチ、どっち食べたい?」と聞いてしまうのです。
食事に行くかどうか聞いた場合、その選択肢の中に「行かない」という選択肢はありますが、後者の方は選択肢の中にはイタリアンかフレンチしかありません。
もちろん、「行かない」という答えが返ってくることもあるでしょうけれど、「行くか行かないか」で聞くよりも、ずっと一緒に食事に行ける可能性は高まります。
イエスセット
これは、「イエス」といってもらいたい質問の前に、小さな「イエス」を積み重ねていき、その流れで本命の質問にも「イエス」といってもらう方法です。
例えば、一緒に映画を見に行きたいと思っているとします。いきなり「一緒に映画を見に行きませんか?」と聞くと、「え?」「なんで?」という返事が返ってきそう。そんなときに有効なのがこのイエスセットです。
「今日は雨ですね」「そうだね~」
「雨だと外で遊べませんね」「そうだね~」
「遊べないと退屈ですね」「そうだね~」
「そうだ、一緒に映画行きませんか?」「うん。行こうか」
このイエスセットのコツは、本命の質問の前に3~5個、必ず「イエス」と答える質問をすること。何度も同意していると、その流れで来た質問に、いきなり「ノー」というのは難しいからです。最初「イエス」と言っていたものは、最後まで「イエス」という態度を保とうとする「一貫性の法則」が人にはあります。
あなたの恋が上手くいきますように
ミラーリングで相手との信頼関係を築き、ダブルバインドで食事に行く選択肢のみを提示して、イエスセットでイエスと言わせる。このテクニック、使ってみてください。
あなたの恋路が上手くいくことを願っています。