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私は「お金がないから」と言いません

私は、「お金がないから」とは言いません。昔は言ってました。実際にお金がなかったし、あっても、「お金がないから」というのは便利な言い訳になった。でも、もう言わない。

実際に持ち合わせがなかったり、銀行にもお金がないことだってありますが、それでも「お金がない」とは言いません。だって、絶対欲しいと思ったら、お金をどこかで作ってくるから。お金は絶対どこかにある。必要なもの、善いことのためならお金は巡ってくると確信しているから。

「お金がない」というのは言い訳

何年か前に私にビジネスを教えてくれた師匠の言葉があります。

見込み客が「お金がないから買えない」って言ったら、それは「あんたに払うお金はない」ってことだよ。

ほんと、そう思います。お金がないって言って買うのを断った人が、高級車乗ってたり、海外旅行行ってたり、豪華なレストランに行ってたり。笑

それは決して、私の商品が悪い・・・というわけではないのだけど、その人にとって私の講座より、グルメとか海外旅行の方が大事ってこと。価値観が違うだけのこと。

誤解しちゃいけないのは、「お金がない」っていうのは、本当にお金がないのではなく、言い訳にすぎないということ。もし、実際にお金がない場合だって、本気で必要だと思ったら、なんとかするものです。

セールスされて買うのを断るとき「お金がない」というのは便利な言い訳です。でも、今は、私はお金がないことを言い訳にもしません。「お金がない」ではなくて「今の私には必要ない」「他にもっとほしいものがある」「この商品には納得できない」とはっきり言います。

「お金がない」と口にすると、お金は逃げて行きますからね。要注意ですよ。笑

お金はなくても巡ってくる

私は、今はお金に苦労していません。でも、何年も生活苦の時期がありました。借金もあったり、家族4人が生きていくための来週の食費・・・どうしよう?? ってヒヤヒヤしたこともありました。

生活のこと、家賃や光熱費などの必要経費に四苦八苦していたときにも、私はどうしても必要だと思った講座を受講しました。受講料が30万、60万、80万・・・みたいな講座をいくつも。貯金もなかった。でも、これは絶対大事な学びになる。絶対受ける。・・・って、自力でお金を工面しました。なんとかなるもんです。自分でもびっくり。

お金出すからには最低でも元をとるだけのことを学ぶ覚悟なので、ちゃんと元をとる以上のことを学ばせてもらいました。後悔したものはひとつもありません。


大事なことは妥協しない

人によって「大事なこと」は違いますが、私にとって大事なことは、教育です。もう、私の人生、教育のために生きてると言っても過言ではない。それは自信をもっていえます。

大事なことは妥協しません。力が至らないところはあるけれど、自分でできる最大限の力を出して精一杯やります。やってきました。それは、私のプライドです。本気です。

どうでもいいところでは手を抜きまくりますけどね。笑


お金がないシュタイナー学校で

私が最近怒ってることがあります。私が大好きなシュタイナー教育ですが、シュタイナー学校の運営はどこも厳しい。経済がうまく回っていないところが多いです。特にイギリスは、政府からの助成金はゼロですから、とにかく厳しい。

その現状はともかく、今まで関わってきたどの学校も「お金がないから」という理由で、教育に妥協していたことがたくさんあった。子どもとプロジェクトをしたいけれど、お金がかかるからダメ。専門家の先生を呼んできたいけど、講師料が高いからだめ。

お金がないから設備も不十分。今の学校なんて全校生徒で集まれる空間は校庭しかない。体育館とか講堂とか、屋内の広い空間がないんです。だから雨がふったら集会も体育とかの授業も中止。・・・だから、教育にしわよせがくる。教育を妥協しているとしか思えない。

ある範囲のお金で工夫して、いい教育はしているので、先生も生徒も保護者も満足はしています。わずかな予算ですごーーーく頑張ってると思う。

でも、私は、それでは納得できないのです。私はわがままでしょうか。欲深いのでしょうか。

いい教育をしたい。これは私の1番の優先順位です。全力で、子どもにいい教育を届けることを、私のプライドと人生をかけてやっています。だから、「お金がないから」という理由で、教育の質を下げることは考えられない。許せない。

いい教育をしたい、いいプロジェクトの企画を思いついた、子どもたちへのいいアクティビティがある。そんな時には、なんとしてでもお金を見つけてくる。そんな教育活動を継続していけるように、経済活動を円滑にしていくことが私の経営者としての責任だと思っています。

だから・・・「お金がない」という理由で、やりたい教育を諦めている学校には苛立ちます。子どもたちにいいことだったら、全力でお金を見つけてこいーーーー!!!!!って思うんです。

だいたいですね、学校のコミュニティに、ミリオネアだってビリオネアだっているわけです。大事な大事な我が子が通う学校にもっと良くなってもらいたい、協力したくてウズウズしているお金持ちがいるんです。

なのに学校側は「すばらしい教育活動の企画があるんですが、十分なお金がないんです。協力してください」「体育館を建てるのに寄付してください」って言えない。「お金を出してください」って言えない変なプライドがある。(お金のブロック、バリバリのひとたち。)

あなたには「いい教育を全力でやってるんです!」っていうプライドはないの?・・・って思っちゃう。少なくとも、「いい教育をする」プライドより、「お金出して」って言えないプライドのほうが高いということですよね。

・・・と苛立っているのは、シュタイナー教育が大好きで、その良さを十分にわかっているからです。まだまだ、その教育の素晴らしさを活かしきれていないことがもどかしく感じられるからです。今でも素晴らしいんだけど、もっと良くなれる教育だって知っているからです。もっともっとシュタイナー学校が繁栄して、そこでもっとたくさんの子どもが学べるようになってほしいからです。

シュタイナー学校への心から応援する気持ちで書きました。



なんで、私、休日の朝っぱらから、こんなに熱くなってるんだろう・・・苦笑


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