旅のお土産〜バーゼルにて
私は旅をしても特にお土産を買わない。お土産屋さんも行かない。その街の特産品とか、地域限定のお菓子やおまんじゅうなども買わない。
職場にお土産を買って行かないと・・・という暗黙のお約束ごともないし。
私が買うとしたら、消耗品か、実際に使えるもの。
実用品はジュエリーとかスカーフとか小物とか。その地方の名前や絵が入っていたりするものではなく、純粋に気に入ったもの。
その土地に行ったという記録よりも、その場所で私が何を感じて何をしたか・・・という、私の行動の思い出になるもの。そして実際に使う、必要なもの。
この間の日本一時帰国のお土産は、尾道で買った「耳かき」だった。笑
日本仕様の耳かきって貴重だし、そういや、耳かきもってきてないなーーーと思い、じゃ、思い出になるものをと、和柄のケースに入った耳かきを購入。
今回買ったのは・・・・傘。笑
旅に出るのに、傘をすっかり忘れていた。スイスにきてから天気予報を見たら、2日連続降水確率80%とか。カンファレンス期間中、外を歩くことが多いから傘なしはまずい。
ということで、初日、街へ出たときに傘を探そうと思った。
ところが初日はイースターマンデイの祝日。ドイツとかスイスって、日曜、祝日はお店が全部閉まる。しまった。それも忘れてた。あーあ。
まあいいや、と、いきたかったバーゼル美術館へ。美術館を見て回った後、美術館のショップへ。シンプルでスタイリッシュなデザインの折り畳み傘が見つかりました。軸が7本っていうところがいい。
ロンドンのナショナルギャラリーとかだと、ショップにある傘は、ゴッホのひまわり柄だったりして、ちょっと普段は使いづらいけど。笑
ということで、気に入った傘も買えたし、思い出になるお土産にもなった。
よしよし。
ちなみに、「イギリスは雨が多いから傘が手放せないんじゃない?」ってよく言われるのだけど、そんなことはありません。イギリスはよく雨が降るけれど、土砂降りになることは少なくて降水量は日本よりずっと少ない。雨が降っても小雨だと、濡れるのを気にせずに歩くことが多いから、傘なんて年に数回くらいしか使わないのが現実です。だから、傘を持ち歩く習慣がないんです。
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