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iDeCoのはじめかたとメリット・デメリット

こんにちは。kayocoと申します。

中高年女性の自立を応援するnoteを投稿しています。

老後資金の積立方法として、iDeCo(個人型確定拠出年金)という制度を耳にしたことがありますか?

任意の年金のことで、政府が推奨していますが、普及率は1.9%とかなり低いです。

今回は、そんなiDeCoの概要と、メリット・デメリットを解説します。

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは

自分で掛け金をはらい、金融商品を運用し、資産をつくる私的年金制度です。

20歳以上60歳未満のすべての人が加入でき、銀行や保険会社などの金融機関をとおして申し込みます。

【iDeCoの加入のしかた】
1.iDeCoをあつかう金融機関をさがす
2.運用商品をえらぶ
3.掛け金をきめる(月額5,000円以上1,000円単位)
※上限があります
4.金融機関に連絡し、申込書類をとりよせる
5.申込書類に必要事項を記入し、金融機関に提出する

原則60歳に到達したら、5年以上20年以下にわたり、年金を受け取れます。(一時金でもOK)

iDeCoのメリット

iDeCoの最大のメリットは、税制面の優遇がおおきいことです。

掛金が全額所得控除になります。
→iDeCoに掛けた金額分だけ、所得から引いて申告することができ、税金が軽減します。

運用益も非課税で再投資できます。
→運用して利益がでても、そこに税金がかかることはありません。
※運用益には、原則として特別法人税がかかります。(現在は停止中)

受取時も所得控除があります。
→積立金を受け取るとき、「公的年金等控除」または「退職所得控除」が適用されます。

iDeCoのデメリット

60歳になるまで、積立金を引き出せません。
→iDeCoは年金制度なので、60歳まで解約ができず、たまったお金を引き出すこともできません。
※障害給付金や死亡一時金をうけることはできます。

受取額は運用成績で変わります。
→受取額は確定しておらず、運用リスクは本人が負います。

手数料がかかる場合があります。
→①加入や移管のとき、②掛金納付のつど、③還付金があったとき、手数料がかかります。
※加入した運営管理機関によっては、管理手数料がかかる場合もあります。

まとめ

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、税制面で優遇をうけながら、長期間運用するので、老後の資産形成にはとてもメリットがおおい方法です。

とはいえ、デメリットも少なからずありますので、金融機関によく確認し、加入は慎重におこないましょう。

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