現役世代のためのエンディングノート
こんにちは、kayocoと申します。
中高年女性の自立を応援するnoteを投稿しています。
自分に万が一のことがあったとき、家族はどうなるか、考えたことはありますか。
おそらく今までどおりの日常生活をおくれるようになるまで、大変かもしれませんね。
もしものときのために、エンディングノートをつくってみてはいかがでしょうか。
エンディングノートとは
遺言とはちがい、のこされた家族に自分の思いや、死後の希望などをつたえるための記録です。
一般的に、老い先みじかい高齢者がつくるものと思われがちです。
しかしわたしは、現役世代の人もつくっておくことをおすすめします。
なぜなら、人生の終わりがいつ訪れるかは誰にもわからず、それが突然であればあるほど、混乱はおおきいからです。
エンディングノートのつくりかた
エンディングノートは遺言のように法的効力がないので、白紙のノートなどに自分の書きたいことを自由に書くといいでしょう。
しかし、自由と言われると、逆に何を書いていいかわからない、という人もいると思います。
のこされた家族がこまらないために、最低限書いておいた方がいいと思う例をあげ、解説していきます。
連絡してほしいところ
職場や親族、友達などの、電話番号・メール・住所をわかる範囲で書いておきましょう。
子供が学生の場合は、休むときに連絡しなければならないので、同じく電話番号を書いておくといいと思います。
お葬式・お墓のこと
お葬式にも家族葬や団体葬、お別れの会などいろいろ種類があります。
お墓も一般的なお墓のほか、樹木葬や海洋散骨など、方法はいろいろです。
それによりかかるお金も多様ですので、相場を調べておき、希望を伝えましょう。
お金の管理のこと
家計をまかされている場合、
収入がいつ、どのくらい入ってくるか
支払いはいつまで、どこに払えばいいか
貯蓄などはどこにしているか
大まかでもいいので、わかるようにしておきましょう。
解約するもの
携帯電話、クレジットカード、預金口座、定期購入しているものなどのリストをつくっておきましょう。
それぞれ解約方法を調べておくといいと思います。
保険のこと
加入している生命保険や損害保険があれば、証券番号とコールセンターなどの番号を書いておきましょう。
だれが契約者、被保険者、受取人なのかを明確にしておくと、なおいいです。
ルーティン業務のこと
町内やPTA、スポ少の役員などをまかされていませんか。
いま担当している雑務があれば、ざっくりとでも分かるようにしておきましょう。
人生について
自分史や、趣味でやっていること、家族へのひとことなどを書き記しておくのもいいかもしれません。
まとめ
エンディングノートをつくっておくと、万が一亡くなったときだけでなく、急な入院などの突発的なことがあったときにも対応できるので、安心です。
白紙のノートなどに書いてもいいですが、書店で購入したり、インターネットからダウンロードしたりする方法でエンディングノートを入手すると、記入する項目が最初からついているので、書きやすいかもしれません。
エンディングノートをつくったら、保管場所を伝え、万が一のことがあったときは見るように言っておくのを忘れないでくださいね。
サポートありがとうございます。これからもあなたの役に立つ記事を、わかりやすく投稿していきます。