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共感コラム Vol.2

家族や友人など、近い間柄こそコミュニケーションは難しくなると感じている。


それは、自分の気持ちも相手の気持ちも満たしたいから。


ある程度距離感があると自分の気持ちも割り切れたりするけれど
近しい間柄こそ割り切れない気持ちがたくさん出てくる。


先日の我が家での出来事


うちの子どもは中学生
休日に友達の家に遊びに行くことになった。


「帰りは夕方5時位までに帰っておいで」
私はそう言って見送った。


相手のお家の夕飯もあるだろうし
何より北海道の日暮れは早い
夜は道が凍ってしまってツルツルになり
危ないからというのもある。 


夕方になり5時を過ぎても子どもは帰って来ない
LINEをしても、これから帰ると
うわのそらな返信…


結局帰って来たのは夜7時過ぎ
夫はけっこう怒っていた。
「約束は守れ、信頼を無くすぞ」

子どもは
「もう中学生なのに過保護すぎる」


このままだと言い合いにしかならないのは目に見えていた。


ここで私の出番
2人の言い分からニーズを聞き出し
落としどころを探す。


夫は早く帰ってこないことを怒っているのではなく「約束を守らなかったこと」を怒っている。


子どもは5時は早過ぎる、過保護すぎる、もっと遊びたい。

この事実から2人の気持ちを満たすように話をすすめる。



そこから導きだした条件とは?




遊びにいく時に子どもが自分で納得できる帰り時間を設定すること。
その約束は守ること。


今回はこれで2人の気持ちは満たされた。


更に言うと
私の「家庭円満」というニーズまでみたしている。


いつもこのように上手くいくとは限らない。


共感は筋トレだ
日々意識して使わないとおとろえていく

共感とは理解である。

おかよんのTwitter
https://twitter.com/@okayo31

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