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タイの旅⑮カオソック国立公園|アバターの世界

タイに単身赴任にて10年。その間週末には気ままに旅行に出かけていました。その(12)はタイ南部スラーター二―県にあるカオソック国立公園  Khao Sok National Park です。2015年12月。滞在していたプーケットの北にあるカオラックから出発しました。

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このあたりの熱帯雨林はアマゾンより古く、世界最古と言われています。海底が隆起したところに豊富な雨量でジャングルが育ち、浸食によって水と岩の景観が造られたとのこと。公園はとても広く、様々な楽しみ方があるのですが、今回はその一つ、チョウラン湖での記録です。

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カオラックから車で北上するとすぐに山道になります。12月は乾季で朝の気温が20度以下になることもあり、山ではこんな雲海が見られることも。雲海、というと北タイの風物詩と言われますが、こんな南でも!これは幸先がよいかも。

山を抜けると大きな湖が見えてきました。これがチョウラン湖 Cheow Lan Lake。

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チョウラン湖はダム建設に伴ってできた巨大な人造湖です。

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ボート乗り場に到着。湖の遊覧にでかけます。タイ名物のロングテールボート。

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年末休暇の時期で大勢の観光客。でも大きな湖なので船が走り出すと他の船はほとんど見えなくなります。

ボート遊覧、ではなく疾走。競艇のようなスピードでブンブン飛ばします。見る見るうちに風景が変わってきました。絶景、絶景~。湖からそそり立つ岩があちこちに。本当にアバターの世界です。

しばらくするとボートはスピードを落として撮影タイム。東南アジアのビーチのような眺めではありますが、ここは湖。海との違いは波がないこと。これは観光するには大きなメリットです。海は時として荒れることを覚悟しなくてはなりませんがその心配がない。(海では荒波で何度も死ぬかと思った経験あり。)

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ボートはフォトジェニックな場所にてしばらく停泊。

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いや、ほんと。溜息がでるような素晴らしい景観です。

しばらく景色を堪能した後はボートを降りてジャングルを歩き、洞窟見学。今度は竹製の渡し船で入口へ向かいます。

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トムソーヤーになった気分で竹製のいかだに乗り込み断崖の下の洞窟へ。タイにいると旅先で洞窟に行く機会がほんとに多い。珍しくもないのですが、やはり何となく探検モードになりワクワクしてしまいます。

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洞窟慣れは写真の少なさが物語る。見事な鍾乳石がいくつもあったのに写真がない。反省。

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湖には湖上バンガローがいくつかあります。ここでランチタイムと休憩。

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湖上バンガローに滞在するとカヤックツアー、ジャングルトレッキングなど様々なアクティビティがあって楽しそう。イタリア人の小学生達が林間学校で来ていました。彼らに何が良かったと聞いてみたら、日没、星空、夜明けが最高に綺麗なところだそう。いいなあ。今度は宿泊してみたいです。

さて、カオラックに戻る途中で温泉に立ち寄り。南タイもあちこちに温泉があるのです。

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お湯の温度によって浴槽、というかプールが分かれています。一番高いのは45度でちょっと熱い。でもいい感じ。歩き疲れている身には最高の癒しです。水着着用のこと。

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とても清潔に整備されていました。ドライバーさんがこんなに長い時間よくお湯に入ってられるね、と呆れていた。

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湖だけでなくジャングルでの野生動物やラフレシアなどの希少植物の探索、川でのラフティングなど楽しみ方はたくさんあります。1日ではとても足りない。今のところタイでまた行きたい場所ナンバーワンです。2015.12.



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