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バンコクの宿(6)|ロイ・ラ・ロン|大都会で川の上の古民家に泊まる

2020年になって盛んに出てきた言葉「ステイケーション」自分の住まいとそれほど離れていない宿泊施設に泊まって気分転換する休日の過ごし方。私はタイに赴任した2011年からこれ、やっていました。遠出はしなくても非日常を感じられる最適な方法だと今も思っています。

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バンコクにはオーナーのこだわりが感じられるユニークなホテルが多い。いろいろな宿を見たくて一度宿泊したところに再び来ることはあまりありません。そんな中で数少ない例外がこちら、ロイ・ラ・ロンです。

2020年11月。再びここにやってきました。もう4回目。チャオプラヤ川の上に張り出して建つ水上ホテルと言っていいような立地。約100年前の古民家を改装して造られた全11室の小さなお宿です。一人の時利用するのはオレンジルーム。コンパクトなシングルルームですが何故かとても落ち着きます。

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設備は整っています。シャワーのお湯もちゃんと出る。

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2階のリバービューで窓の外は大都会バンコク。巨大商業施設のアイコンサイアム、高級コンドミニアム、電話会社のビルも見えます。

部屋を出ると共有スペース。

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階段を降りると受付とダイニングルーム兼ライブラリー。お客さんが置いていった世界各国の本やDVDがあります。日本の書籍や漫画もありました。

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ここがとても落ち着きます。読書にも最適。作業もはかどります。昼間はちょっと水上タクシーボードの音がしますが水辺にいるんだな、と感じられてあまり気になりません。もっと静けさを。。。という場合は部屋にいればいいわけで。(エアコンもありますしね)ただし、部屋にいると間違いなく寝てしまいます。

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もうほんとに川の上。雨季は浸水などもあるでしょうにメンテナンスは簡単ではないはず。それでもこの雰囲気を維持しているのは価値が高い。ありがたいです。

最近この近くのエリアは再開発が進んでいます。もともと中華系の町工場が多くあって東京の荒川区のような下町感が満載の場所なのですが、川沿いを中心に古い建物を利用したバーやレストランが増えてきました。夜の外出が楽しくなります。

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夕陽をみながら一杯。

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ニャンコも寛いでいます。

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朝食は事前にオーダー。タイ式と洋食のチョイスです。

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タイのお粥とボウル一杯のカフェオレ。床の下からはザブサブ川の音。ボートの音も心地良いです。

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やはり、木造の家は落ち着けていいなぁ。また来られる日を楽しみに帰ります。

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