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タイの旅⑧|古代の遺産キノコ形の奇岩が並ぶ|パー・テム国立公園

バンコクに住んで早10年。その間、週末にはあちこち気の向くまま旅に出ていました。その中から選んだ思い出の場所をシリーズにて。その(2)は東部、ウボンラチャターニー県にある奇岩の景勝地、パー・テムPha Taem National Parkです。 

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ウボンラチャターニー空港から車で約90分、この国立公園の見どころのひとつ、巨大なキノコ岩のある Sao Chaliang に到着。

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このエリアは1億年以上前、白亜紀の頃は海の底だったそうで、その後隆起した岩が雨風に浸食されてこのような形になったとのこと。写真だけみるとトルコのカッパドキアのようですが、規模はずっと小さい。しかし、このサイズだと岩の細かい模様を見たり触れたりできるので悠久の時の流れを肌で感じることができます。

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岩の真下までいけるので迫力満点。上の部分はいつ落ちてきてもおかしくない状態なのでスリルがあります。

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そして近くには岩の亀裂、Lan Hin Taek があります。

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こんな風に見学できてしまうところがタイ。この亀裂は長さ60メートル以上あるとのこと。深さは? 見た限りでは10メートル位でしょうか。写真撮影に夢中になって落ちても自己責任。

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自然の力はすごい、と感じます。訪れるなら乾季、11月~2月がベスト。そして比較的涼しい午前中に。日を遮るものが何もないのでかなり暑いです。私が出かけたのは5月、酷暑の時期。熱中症寸前になりつつも奇岩群に見とれていたのでした。2018.05

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