保育園での出来事
昨日は、市内の保育園に巡回指導に行きました。ちょっと面白かったのでそれを紹介します。カプラ（KAPLA）。ご存知の方も多いとおもいますが、薄い板の積み木です。いろんな遊び方ができます。
4歳のクラスでは、それぞれがこんなふうな壺を作ったり、椅子を作ったりしていました。何人かで作ってたり、1人でやってたり…。
1人の子が、引戸のガラス部分にそっと積んでいました。
そして一番下の積み木を上に強く押し上げると他の積み木が落ちていきます。「ロケットだ！」と楽しそうでした。落ちた積み木は、他の子の作品を壊します。でも、壊された子もその子のやってるロケットが気に入ったようでした。
そのうちに、他の子どもたちが集まり始めます。そして、ふと見ると、ガラス部分は、とても綺麗な板目になってみんなが、それぞれに嵌め込んでいった作品でした。「お片付けの時間よー」の声にたくさんのロケットは発射されました。
叱られそうな遊びだったのに、誰も叱らない。他の子が文句言いそうなのに、みんな笑ってる、誰もがニコニコしながらそれを見守っている。いい時間を見せてもらいました。写真撮っておけばよかった。よろしければ、サポートお願いします。やりたいことが、たくさんあるんです。大切に使わせていただきます。