一音一音に豊かな色彩さえ薫る、フュージョンっていいなぁ。Pyramidブルーノートライブ20190226

よいライブに興奮、あまりのよさにため息。フュージョン大好きな奥さんと一緒に見てむっちゃ盛り上がりました。その日のブルーノート1st公演を見たのですがあまりによすぎてSold Outだったセカンド公演もキャンセル待ちでもぐりこんでしまいました。その日はず~っとフュージョンいいなぁって家へ帰る道すがら、帰ってからも夜遅くまで盛り上がって語り合っておりました。

1st公演は店員さんが、「鳥山さん好きですか?ギターの音が良く聞こえるお席ご案内できますよ。」と。「鳥山さん好きです。神保さんも、あ、もちろん和泉さんも大好きです。」なんて答えて鳥山さんと神保さんバッチリ、和泉さんももちろん。最高の音が堪能できるお席に。

Pyramidはギターの鳥山雄司さん、カシオペアでお馴染みのドラム、神保彰さん、スクエアで名曲たくさん、キーボードの和泉宏隆さんのトリオグループ。この御三方、フュージョンはもちろん日本のシティポップや歌謡曲、今のJ-POPで演奏から、編曲、作曲で活躍し日本の音楽を支えてきた凄い方々。

テクニックを極め、様々な音楽と共に歩んだ人生をくぐりぬけてきた3人だからこその、出てくる一つ一つの音は軽やかに洗練を極めつつも年輪を経た味わい深いもの。穏やかに、にこやかにアンサンブルを聞かせつつ、さらっと高度な技を決める。細やかな音色の使い分け、ドラムスの表情、穏やかな凄みをもって耳に、心に飛び込んできて心ドキドキに感激、感涙モノでした。

音はダンサブルなフュージョンファンクからメロウチューン、ごりっとテクニカルフュージョン等々、マニピュレーターの加藤裕一さんを迎えてエレクトロな部分のサポートもよい塩梅に、懐かしくも未来派の音像立ち昇る最新アルバムの方向性をバッチリ再現。そしてゲストヴォーカルのHanah Springさん。コーラス、スキャット、ヴォーカルにと、職人技なお三方の音に彩りを色鮮やかに包みこむとってもナイスな活躍っぷり。特にメインでヴォーカルを張る曲ではバンドに熱をぶつけてその跳ね返りをまた返す感じにやり取り、コールアンドレスポンスを交えてどんどん熱気を帯びてライヴも後半に向けてガッツり盛り上がってスンゴイことに。

興奮と感動の中1stセットを終わり、2ndもなんとかもぐりこみ今度は2階席から。位置的にモニターの音が伝わりづらかったものの、後半のHanahさんのヴォーカル曲からはしっかり盛り上がりが伝わってきて、会場のお祭りムードな熱気もあいまってやっぱりよいなぁと。神保さんの還暦1日前倒しのハッピーバースデーのハプニングお祝いや1stでは聞けなかったアンコールでメロウによい余韻をかみ締めました。

2ndセットの前後はお知り合いの方々と偶然の出会いで、(中には数年ぶりにばったりお会いした方も)盛り上がったり、御三方のサイン会もあったりと人との出会いもうれしたのし。これまたよき思い出に。

フュージョンって本当によいなぁと心の底からしみじみ。Pyramidやお三方の活動、ライヴこれからも楽しみにしたいなぁと今まだ思い出してもワクワクします。ではではまた。

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