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90日以上無休で書き続けてきたWebライターが思う自分の「ライター適性」とは

こんばんは🐰
副業Webライターの田中歌耶子です。
昨日やっとライターネームの「かやこ」を辞書登録したアホの子です。

2024年1月末に最初のライタースクールに入塾し、2月以降はここまで1日の休みもなく本業+案件への応募+執筆を繰り返してきました。

2023年までは攻略記事の案件を受けていたレベルのヘビーゲーマーだったわたしですが、「ヘブバン」も「リバース:1999」も2月に実装されたシナリオをいまだにプレイしていない程度には、今はライターのお仕事に全力を注いでいます。

ぶっちゃけ時には睡眠も削っています。思ったように書けずにヌオアアアアアアア!!!ってなっている瞬間だってたくさんあるんです。
でも全体としては、今のところめちゃくちゃ順調だと思っています。

そこでふと「なんでこんなに頑張れるのかな?」を考えました。
今回はそんなお話。


①MMO廃人時代からずっと「普段からPC前にいる人」である

わたし、根っからの引きこもり廃人気質なんです!(ドーン)
そして我が家は二人とも同じネトゲをやっていた元廃人カップルでして、自宅の環境もおそらく一般的な家庭とは異なります。

・テレビがない(二人とも元から見ない)
・リビング(?)にはひとり1台のデスクトップPCが並ぶ環境
・起きたらとりあえずPCつける、帰宅したらとりあえずPCつける
・PCつけている間はずっとクリユニ(唯一今まで通りに続けているゲーム)にログインしている←オート討伐やチャットだけしている

外に出なくても全然平気、他人と会話しなくても全然平気。
ファッションにも興味がないし食もTKG食べてれば幸せ。
ただしネットがないと生きていけない。
そんな生活をしています。

②思考をキーボード経由でアウトプットするのが日常である

21世紀序盤、ネトゲ廃人は皆チャットでコミュニケーションをとっていました。わたしもその一人です。

当時の廃人どものテキストコミュニケーション能力は半端ないんですよ。
わたしのポストやコラムの文体を褒めてくださる方もいらっしゃいますが、これは国語の先生だからではなくネトゲ廃人だったから身に着いたスキルです。

そういう生活を何年もしていた結果、わたしは「考えた言葉を文字入力する」という行為に対する脳の摩擦(?)がゼロになりました。
声に出して話すのも、キーボードを介して文字にするのも、脳のコストは同じ。
さらにわたしはガチタイパーで打つのが速いため、しゃべっても打ってもスピードは大して変わりません。

文章を考える時間は人並みに必要ですが、思いついた言葉を文字にする時間的・精神的コストが異様に低いというのはライターにとって大きなメリットであると感じています。

③適度に集中力がない

これ案外大事なのではないかと思っていて。
わたし、実は集中力が全然ありません!
執筆中も隙あらば別のタブで何か調べ始めるし、Xだって更新しまくっているし、そもそもクリユニ(ゲーム)がずっと付けっぱなしです。

少し前まではもっと集中力をつけないとなーと思っていたんですが、最近は「フラフラやっているからこそ、そこまで疲れないのではないか」と思い始めました。

1記事20000文字overのお仕事も引き受けているわたしが「書き終わるまで他のことはできません!」という性格だったら……多分疲弊してしまっていたのではないかな?

適度にダラダラほどほどにやる。
もちろん文章の質は意識しますが、取り組むスタンスは気楽でもいいのではないかと思います。

④読むのがそこそこ速い+要約力+文法力

ここまで国語の講師っぽい要素がなーい!
というわけで一応この辺も。

わたし、文章を読むのはそこそこ速い方です。
国語や英語のテストはだいたい半分の時間で終わるタイプでした。
多少難しい文章でも苦にならないので(流石に専門外のガチ論文とかは厳しいですが)、ある程度リサーチにかかるエネルギーが抑えられているのではないかな?と思います。

理解した内容を自分で再構成する、要約力もそれなりにあります。
ここは塾講師になってから鍛えられた部分です。

中学受験の世界には、めちゃくちゃ記述式で書かせる問題を出す学校があるんです。桜蔭とか武蔵とか。中堅どころだと女子美とか。

桜蔭中の国語の解答用紙。エグい。

こういうのって、一応模範解答はあるのですが、一言一句同じ答えになることなんてまずありませんよね。
だからわたしは自力で数パターン解答例を作ったり、含まれる要素の分析とかしまくったりしていました。

この経験はライティングのお仕事で確実に活きています。
コピペチェックに引っかからない文章を書くのが超得意ですwww
これが文章力だとはわたしは思いませんが、少なくとも仕事は速くなります。

⑤負けず嫌いで我が強い

よく言えば向上心がある、悪く言えば負けず嫌い。そんな感じです。
ライターのお仕事についても、ガチ宣言をして始めたからには成功させたいという気持ちがかなり強いです。

こんな宣言もしたしね。

ましてやわたしは40代。
今回ダメなら多分一生ダメだと思います。
20代とかであれば「一度は離れたけれどそこから成長して再チャレンジ」ってルートもあると思いますが、自分の場合はもうないなーと思うのです。

一度手にした「文章を書いてお金をいただく仕事」を、絶対に手放したくないという気持ちが大きいです。

あと、正社員キツいから辞めたい。

■この適性を一般化する方法は?

ここまであーだこーだ書いてきましたが、これだけだとなんだか半分自慢話になってしまう、というか、再現性に欠ける内容過ぎるなと思ったので、今回の内容に基づいて「ライター適性を高めるには?」というネタを考えてみましょう。

①チャットはマジでおすすめ

先ほど書いた「思いついた言葉を文字にする時間的・精神的コスト」を下げる手段は、やはりチャットが最強だと思います。
Xだとちょっと違うかな。
LINEでもChatworkでもDiscordでも何でもかまいません。
とにかく「文字で」おしゃべりする相手を見つけるのがおすすめです。

わたし相手にやってみたい!という奇特なお方がいらっしゃる場合は、とりあえずChatworkのIDを置いておくのでご自由に追加してやってください。爆速おしゃべりチャットマンします。

②文章を見て/聞いて「打ち写す」写経もおすすめ

ライターさんの文章力向上の手法としても人気の写経は、タイピングの練習にもうってつけです。
好きな文章をひたすらマネして、なるべく速く打ち込むだけです。

ある程度スピードが上がってきたら、YouTubeなど速度調整のできるものを使って「聞き取った言葉をひたすら打っていく」のも爆速タイパーへの近道です。

わたしは現在職場で議事録係をしていますが、発言内容をとにかく全部ベタ打ち→いらない部分をカットしてまとめる、という乱暴極まりない手順でやっています。
箇条書きにしようと頭を使うと、その間の発言を聞き漏らすんですよね…。

タイピングが速ければいいライターだ、とは言いませんが、タイピング速度を上げることで執筆のストレスを減らせる、は事実だと思います。

③要約は日常でもトレーニングできる

読んだ本の内容をポストで発信する、とか、noteにまとめる、とか。
普段起こったことを周りの人に話す、とか。
わたしたちは日常生活の中で結構頻繁に要約をしています。

これはよく生徒と保護者にも話すのですが「相手が体験していない出来事を自分の言葉で説明する」訓練をすると、要約力が上がります。
共通の体験で盛り上がるのもいいのですが、上記を意識して家族やご友人と話してみるのはアリじゃないかなと。

④文法は得意な人に聞く!添削してもらう!

正しい文章を書くためには、どうしても文法の知識が必要になってくると思います。
同じ内容を別の構成で組み立て直す作業って、ここが弱いと崩壊しちゃうんですよね。

特にライターとしての経験が浅いうちは、ガチガチのSEO記事のお仕事でコピペチェック◯%以下に苦しめられるケースも少なくありません。

こればっかりは、得意な人に見てもらってケーススタディーを重ねるしかないと思います。

偉そうなこと言ってますが、わたしだってライターとしての歴はまだまだ駆け出しです。
ディレクターさんの修正を見て「なるほど!」「こうやって書いたらシンプルで分かりやすい!」と驚くことも多々あります。

なんだかんだ、持つべきものは良き指導者や先輩なんだなー。というなんとも月並みな結論にいたるのでした。

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