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ごめんねって思いながら育児するのやめたい

ちょっとネガティブな吐き出し。

0歳児育児において、「自分の時間がないー!」「夜泣きやめてほしいー!」「離乳食めんどくさいー!」という類の親の悩みは、とても悲痛かつものすごく分かりやすいものだと思う。

私ももちろん声を大にして愚痴りたい。
自分の時間欲しい!毎日限界まで寝たい!いやそんな贅沢は言わない。せめて自分が設定したアラームの時間に起きたい!毎朝毎朝、睡眠時間ガチャ引きたくない!!

でも、最近気づいた。私が育児中に感じる最も切実な「しんどさ」って、このへんの問題じゃないんだよな。

息子に、心のどこかでいつも「ごめんね」って思ってるのが、しんどい。
罪悪感と自責感がいつもうっすら付き纏っているのが、自分の首を絞め続けている。

最近風邪を引いた。私の風邪は息子にうつった。

風邪なんか引いてごめん。
移してごめん。鼻水辛いね。辛い思いさせてごめんね。
それにお母さん、体調悪いせいでちゃんと遊べなくて、それもごめん。

ごめんごめんと、口に出しても出さなくても、なんだかいつも思っている。

というか風邪を引いていないときでも。

今日も家事の片手間にしか関わっていない気がする。
そういえば絵本読んでなかったね、ごめん。
楽しそうにこっちを振り向いてくれた時、お母さんテレビ見ててごめんね。
ご飯のスプーン奪われて振り回された時、「ああああもうーーー」って嫌そうな顔してごめん。
その後怖い顔でご飯食べさせてたね、ごめんね。

いやもう、すごいごめんの数。
ごめんって言うくらいならするなって話。でも、自分が「ごめん」を言わなくてもいいくらいのレベルってどこなのか、正直自分でもわからない。

口癖みたいな「ごめんね」は、息子との関わり方的にも良くないと思う。
息子から見ればまだ謝られてもなんのこっちゃだし、意味がなんとなく分かったにしても、自分は謝られるようなことされているのかっていうネガティブな感情を引き出すような声掛けは、たぶんあんまり良いものじゃない。

そんな完璧な人いないって!
まあまあ良くやってるって、大丈夫!

ってな具合に自分を励ましてみるときもあるけれど、このごめん地獄はなかなかしぶとい。わざとらしい鼓舞になんか全然ノッてくれない。

自分が息子に謝ってばっかりなのは、夫に言われて気がついた。
それこそ風邪を引いている最中、思うように関わらない罪悪感で「ごめんねぇ」と言いまくっていたらしい。夫は軽く、「ねえそれ何回言うの笑」と笑っていた。「息子、そんなの全然気にしてないって」と。

そうなんだよね。息子はたぶん、全然気にしてないんだよねぇ。不満があったら泣くか叫ぶかでお知らせするし、その不満だって解消されれば引きずらないでニコニコしている。(見習いたい、このマインド)

自分のことを許せないのは、息子でも夫でもなく、私自身。
そう気がついて、あ、だから私、最近なんだかキツイんだ。と思った。

よく言われることだけど、育児中ってオンとオフの境目が見えにくい。
子供が起きている時間は基本オン。お昼寝中はオフ?いやいや、家事もやらなきゃ溜まる一方。

1日必死に過ごしていたはずなのに、やり切った感が全然ない。それどころか心の中で「今日やろう!」と思っていたtodoはほぼ消化できていない。部屋は散らかっているし、洗い物も済んでいない。離乳食のストックは消えそうである。明日もきっと早起きなのに、取り戻すみたいに息子が寝た後にグダグダ家事をする。早く寝たいのに!という気持ちが先走ってイライラしてきてしまう。

そんな自分の要領の悪さが嫌で、許せない。

許せない!と責められ続けることに、自分自身が疲れていた。

と、気がついたものの、改善するにはどうすっかなーという感じである。

家事なんか最低限で良い!って決めても、もともと最低限しかやっていないので(あちゃー🤦‍♀️)これ以上レベルを下げるともっと自分を許せなくなりそう。

どちらかと言うと、「要領の良い私」という幻想はゴミ箱に捨て、がむしゃらに1日をさらに必死にこなし、「マジ疲れたけど頑張った!!!」と1日の終わりに言い切れるくらい頑張った方が精神衛生上は良い気すらする。
でもこれは長期的に見た時に体力が死にそう。

育児をしていると、息子を通して自分のことに気がつくことが多い。
「自分のことが許せない」。息子を産む前から、私たぶんずっとこういう気質があった。

染みついた気質なので、一朝一夕にどうにかなるもんじゃないんだろう。
幸せ人生計画にはどうにも不必要なものであるような気がするので、試行錯誤しながらちょっとずつこの気質を剥がしていきたいと思っているところ。

とりあえず、体調が死ぬといろんなところに悪影響が広がっていくので、、、
体調管理には何よりも気をつけていかなければ、と思った。
体が資本。母になり、余計にこの言葉が身に染みる。何をどう調整しても回復のために休めない、それこそが育児……。

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