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Xデザイン学校 自主ゼミ(7/23) 振り返り   ~抽象化トレーニング~

0.今回の自主ゼミの概要

本noteはXデザイン学校 卒業生での自主ゼミ企画に参加した話です。今回の自主ゼミのテーマは ”抽象化トレーニング"。話題提供者が紹介する 【話題とその解釈】 を元に参加者間で議論を行い、気付きを得るスタイルでした。

ここだけの話、議論の場ではちょっと遠慮してしまい "98%くらい(?)他の人の話を聞いているだけ" だったのですが、発言しなかったまでも思っていたことはあるので、このnoteに勝手に胸の内を書き残しておこうと思います。

1.自主ゼミで提供された話題(一部抜粋)

今回は3名の方から話題提供がありました!ここでは話題提供の一部 (と個人的な雑感、ホント雑感) を参考までに記載しておきます!

[1] TRIP BASE STYLE (積水ハウス×マリオット)

「道の駅から、未知の旅へ。」をキャッチフレーズに、道の駅を通してその地域の魅力を味わっていく旅行スタイルを提案するサイト。サイト中では日本各地の道の駅の紹介と隣接ホテル (フェアフィールド・バイ・マリオット) の紹介を行っている。積水ハウスとマリオットが2020年から開始した地方創生事業。事業名は「Trip Base 道の駅プロジェクト」。

(プレスリリース記事:【積水ハウス】地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」 ホテルを10月から順次開業 (sekisuihouse.co.jp)

~個人的な雑感 ( ..)φ~
以前家族で、なら歴史芸術村に足を運んだ際に隣接されていた フェアフィールド・バイ・マリオット 奈良天理山の辺の道 を覗いたことがあり、その時は家族で「アクセスは少し悪そうだったけど、こんな大自然の中でかつ湖の畔に佇むホテルって素敵だね~」なんて会話をしていたのですが、こんな取り組みの一環だったとは。言われてみると、"宿泊施設" というよりは "拠点" という佇まいだった様にも思う。
(ちなみにその時は5月でしたが、ホテルの駐車場は一杯でした、確か)

[2] 家族アルバム みてね

一言で説明すると「スマホで撮った子どもの写真や動画をかんたんに共有、整理できるアプリ」。月ごとの保存写真からフォトブックを自動提案してくれたり、季節ごとの保存動画から子供の成長を感じられるダイジェストムービーを作成してくれたりもする。2022年からはコールドクター社と提携し、オンライン診療サービス「みてねコールドクター」というサービスを開始。

(参考記事:お医者さんを自宅に呼べる往診アプリ「みてねコールドクタ
ー」誕生|株式会社ミクシィのプレスリリース (prtimes.jp)

~個人的な雑感 ( ..)φ~
長男が誕生した2016年に本サービスを使った時は、主な写真共有先である双方の両親に対してアプリ活用を上手く促せなかったことや、写真撮影はまだまだデジカメ主体&データ保存はHDDへのミラーリング対応が主軸であったこともあり、一度サービスから離脱してしまっていた。ただ、今回 "サービスがどんどん拡充している" 話を聞き、改めて再開してみようと思った。
(みてねは2015年からサービス開始されている ➡ 創業者ストーリー

[3] 写真文化首都「写真の町」北海道東川町

北海道のほぼ中央に位置する 人口約8000人 / 世帯数 約4000世帯の町。町の東部は山岳地帯で大規模な森林地帯を形成し、日本最大の事前公園「大雪山国立公園」の区域の一部となっている。
1985年に世界にも類のない「写真の町」宣言を行い、心のこもった「写真映りのよい町」の創造を目指している。

(合わせて参考:ようこそ東川へ!ひがしかわ観光協会

~雑感 ( ..)φ~
これまでの自分の人生には縁もゆかりもない場所ではありつつも、「家族で北海道に行きたいね~」と数ヵ月に1度会話する様な状況である自分にとっては思わず食い気味に聞いてしまう話題だった。まだ時期は未定だが、来たる北海道旅行に備えて "東川町の歴史をもっと知っておこう" と思い、ゼミ終了後にまずは書籍に手を伸ばしたりしている。てか、行ってみたい。

東川スタイル -人口8000人のまちが共創する未来の価値基準- (2016)」などほか2冊程。(ちなみに本note記載時点ではまだ手元には届いていない)

3.提供された話題を踏まえて考えたこと

まず自分にとって最も印象的だったのは、どの話題も「共創」によって経済圏を拡大していくような取り組み が垣間見えるものだったいうことです。
(各登壇者の話を聞き終わった時には、登壇テーマについてあらかじめ申し合わせたのかと思いました)

正直、拡大解釈が過ぎるかもしれませんが、[1] TRIP BASE STYLE は "地方地域との共創" によって経済圏を拡大する取り組みの様に見えたし、[2] 家族アルバム みてね はコールドクター社を始め "サービスに親和性がある企業との共創" によって経済圏を拡大する取り組みの様に見えたし、[3] 北海道東川町 は 酒蔵誘致を始め "町の魅力が活かせる取り組みとの共創" によって経済圏を拡大する取り組みの様に見えました。

Xデザインの講座中で受けた「君は自分の物差しでしか測れない癖があるから注意が必要」というコメントを踏まえると、上述の内容も "まさに見たい様にしか見ていない" かもしれませんが、初見ではその様に思ったのが実際のところなので、今時点では素直に書いておく。(初回のフレーリングで止まらないことが大事と信じつつ、、、)

自主ゼミ中、"「共創」による経済圏の拡大" が自分の頭の中を占める中で、改めて自分の中に浮かんでいたのは「どの取り組みも何か自然な感じで共創しているけど、自社ってどうだっけ?」っていう疑問。

日頃、身の回りで生じている共創と呼ばれるものは「"共創"の名を借りた情報交換」や「"共創"の名を借りたジャストアイデア出し」に留まりがち・陥りがちである様にも感じながら、「話題に上がった様な企業はどの様な仕組みで魅力的な共創を実現しているのか?」が気になって止まない感じに一人でなってました。(口に出して無いから、周りには伝わってないけど)

今回の自主ゼミで上がった事例などを入口にしながら、「共創が出来る組織ってどんな組織なのだろう」ということをもう少し真面目?に理解していきたいと思う次第でした。(本読むとかじゃなく、何かしら体感しながら)

また、、やや脈絡がない様な文章になりますが、話題提供として投下された各種事業が、もはや「課題の様なもの」をコアにしている様には見えなかった中で、日頃自分が関わる 0 → 1 の場などでよく(?)聞かれる 「誰の "どんな課題" を "解決する" のか?」という一言フレーズって

「誰の "どんな状況" を "より良く" するのか?」という様な、
 ①文脈の要素を盛り込みつつ
 ②プラスをもっと大きなプラスにする視点
が入ったフレーズにアップデートしていく必要があったりするのでは?と妄想する次第でした。(ホント妄想に過ぎないかもですが、残しておく)

4.そして、振り返りながら気づいたこと

上述にも一部記載の通り、結局提供されている話題を「自分が見たい様に見ているだけではないか?」という疑念が晴れきら"ぬ"中で、この振り返りを行いながらふと気づいたことがありました。

もともと "3.提供された話題を踏まえて考えたこと" までしか書くつもりなかったのですが、書いている内に"ハッ"としたので、書き残しています。

それは、

「自分の物差しで測り過ぎる癖があるからこそ」、"同じ事例を見た他の人がどのように抽象化していくか?"に触れることが大事なのかもしれない。

ということです。自主ゼミでの抽象化トレーニング後、他の方が展開する感想等に触れる中では「そういう風に見ているのか~」という想いを頂きつつ、自分が持ちえていない観点に憧れ(?) の様なものを頂いてしまう側面がどうしてもありましたが、

(時々というか、割と高頻度で "自分の観点がはじき出される感じ" を自分で覚えてしまう)

この振り返りを書きながら上述の言葉の通り、自分の立ち位置を踏まえての"抽象化トレーニング"への関わり方 を少し定義付けできたことで、他の方が展開する言葉をより良い形で受け取れる様になれたかもと感じます。

今後も自主ゼミの中で抽象化トレーニングは数回に渡って行うとのこと。出来る限り参加しながら自分のアップデートに繋げていけたらと思います!

こういうワークに臨む度に、正解への囚われがまだまだ強い自分を垣間見ます。正解思考からの解脱に向けた道のりはまだまだ長い、、、笑

ーーー
何かすごい駄文だったのではないかと思いますが、最後までお読み頂きありがとうございました!嬉しいです♪



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