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Filament インターンシップ(6日目) ~世の中の変化の捉え方~

インターンシップ6日目は、Filament CXO(Chief eXperience Officer)の佐藤さんより伺った"世の中の変化の捉え方"に関する内容ついて整理して書きたいと思います。

1.「新聞とかニュースで仕入れてるんですか?」

このインターンシップ期間中、CXOの佐藤さんを含めFilamentの皆様の知識量には驚いてばかりなのですが、本日のインターンシップの会話の合間にCXOの佐藤さんに「その知識って新聞とかニュースとかで仕入れてるんですか?」と質問を投げかけてみました。

我ながら安易な質問だったと恥ずかしく思っていますが、その質問に対して佐藤さんが答えてくださった内容を整理して書きたいと思います。

2.世の中の変化は実は分かりづらい

「劇的な変化を体感できる場面は意外と少なく、変化は実は分かりづらい。
 だからこそ、"日常の何気ない変化に意識を向けることが大切"」

とのことでした。この内容だけ見ると「やっぱり、そうですよね」と思いますし、僕自身も意識は向けているつもりだったのですが、佐藤さんより<意識を向ける変化の具体例>を伺うことで「そういうレベルで意識を向けるべきなのか!」と意識の向け方に対する理解が高まりました。

 <意識を向ける変化の具体例>
 ・最近、スーパーの野菜が傷みにくくなった
 ・成城石井の実店舗が何かよく目につくな
 ・ヨーグルトの蓋にヨーグルトが付きづらくなったな ...etc
 (上記は僕の様な安易な質問をする人向けの易しい例だと思います"笑")

どれも、言われてみると心当たりはありました。ただ、それらを
  "意識を向けるべき変化"として捉えることが出来ていたか?
というと僕には出来ていなかったと思います。そして、佐藤さんの膨大な知識量には、"この変化"を捉えた上での以降のアクションが大きなポイントと理解しました。

3.変化の根元を探って再び広げる

上記の様な変化を捉えた時、佐藤さんは
 「その変化を起こしているのは誰なのか?(変化の根元)」
を調べられるそうです。例えば、"最近、スーパーの野菜が傷みにくくなった"を調べていくと、

 ➡どうやらエチレンガスを吸着する素材が包装に練り込まれているらしい
  (一例:https://01.connect.nissha.com/blog-gassensor-ethylenegas/

ということが分かります。会話後に上記リンク含め自分で調べてみましたが、"調べてみようと思うことさえできれば"、比較的簡易に情報には辿り着ける様に思いました。(そう思うのが一番難しいところですが...)

ただ、それだけで満足してしまうと"点"での理解で終わるため、
 「他にはどのように活用されているのか?(再び広げる)」
というアプローチが重要なのだと佐藤さんとの会話から理解しました。

佐藤さんとの会話後に自分で調べたものですが、"エチレンガスを吸着する素材"というキーワードにおいては、

 ➡どうやら、収穫から店頭に並ぶまでの劣化防止にも寄与しているらしい
 ➡どうやら、野菜だけでなく花にも展開されているらしい
  (一例:https://ethylenecontrol.jp/

ということが分かりました。自分なりの解釈ですが、例えば上記は
 「製品の品質を維持した状態でより遠隔地まで輸送できる」
ということであり、"輸送距離がボトルネックになっている何か"におけるブレイクスルーであったりするかもしれません。

このnoteではここまでの記載としますが、"輸送距離がボトルネック"というキーワードから今度はビジネス視点で調べていくと、また新たな学びや気付きに繋がるのだと思います。

4.まとめ:3ステップのアクション

"世の中の変化は分かりづらい"からこそ、
 ①変化に気付き   ➡日常の何気ない変化に意識を向ける
 ②変化の根元を探り ➡その変化を起こしているのは誰なのか?
 ③再び広げる    ➡他にはどのように活用されているのか?
という3ステップでのアクションが重要なのだと認識しました。

感覚的には何となくは認識していたつもりでしたが、Filament CXOの佐藤さんより具体例を交えながらご教示頂くことで、ようやく手触り感のある形で理解することができた様に思います!

なお、佐藤さんはWeb情報だけでは不足する場合は、
 Filamentのネットワーク網等を駆使して関係者を探し、実際に話を伺う
ところまでされるとのことです。「だいたいの人は1~2日あれば繋がれるからね」と笑いながら軽く話されていましたが、聞いている側としては"Filamentのネットワーク網おそるべし!(゚Д゚ノ)ノ"と感じていました(笑)


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