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Filament インターンシップ(4日目) ~ワークショップ開発現場に同席~

インターンシップ4日目は、Filamentでのワークショップ開発現場に同席させて頂きました。”ワークショップが0から生み出される瞬間”に立ち会うという非常に貴重な体験から学んだことを整理して書きたいと思います。

1.ワークショップ開発もペルソナ設定から

まず、ワークショップのコンセプト(大きな方向性)を共有した後に行われたのは、"ワークショップ受講想定者のイメージ(ペルソナ)"を共有する作業でした。例えば、ワークショップ受講想定者の以下の様な内容です。
 ・年代、経歴
 ・日頃どのような思いを持っているのか?

 ・なぜワークショップ参加するのか?...etc
CEO 角さんやCXO(Chief eXperience Officer) 佐藤さん主導の元で累計約2h程度に渡るディスカッションを通して、ターゲットとするペルソナのイメージを共有していきました。

僕自身も自社(電機メーカー)にて社内外の方の協力の元で、セミナーを企画することがあります。その際、受講想定者のイメージは出来る限り共有することを心がけますが、そもそも打ち合わせ時間が1h程度しかないことも多く、受講想定者のイメージ共有の時間は10~20分程度の時間に留まり、ともすれば一方的に伝える形となることも多いです。

Filamentの皆様がワープショップ開発にあたって当然の様に、"ワークショップ受講想定者のイメージ(ペルソナ)"をメンバー間で共有する姿を見て、自らのセミナー企画フロー(※)を見直していきたいと感じた次第でした。
※特にセミナー協力者と受講想定者のイメージを共有する部分

2.ワークショップ開発もアジャイル対応で

ある程度ワークショップの構想が固まってくると、次のステップとして
 「実際に具体例を当てはめて、どうなるかやってみましょう!」
となりました。その場にいるメンバーが共有できる人物を具体例として、
 ・構想の各パーツがどのように機能するか?
 ・どこか詰まるところや難しい部分はありそうか?
 ・構想時に想定したアウトプットが実際に期待できそうか?

などの内容を検証を行っていきました。

 「実際にやってみると、ここは詰まりそうですね」
 「この部分には少しフォローがいるかもしれませんね」
 「ここはやっぱり事前課題にしておく必要がありますね」...etc

そんな会話を行いながら、まさにアジャイルな対応でワークショップの内容がどんどんアップデートされていきました。数時間に渡るアジャイル対応後に出来上がったワークショップの内容は、第3者から見ても

  "これは受講者に刺さるだろうな"(というか、僕も受けたい!)

というものになっていました。Filamentの皆様曰く、
 「ある程度以降は、実際に現場でやった時の学びを基に変えていくよ」
 「同じセミナーでもやる毎にどんどんアップデートされていくね」

とのことで、息をするようにアジャイル対応されている姿に強い感銘を受けた次第でした。

3.僕が垣間見た"簡単にマネできない理由"

Filamentでのワークショップ開発に1日同席させて頂く中で、
 "このような高クオリティのワークショップ開発ができる理由”
を2つ垣間見た(気がする)ので、整理して書きたいと思います。

[1]人物像に対する幅広い引き出しと深い洞察
Filamentの方、一人一人が非常に幅広い交友関係を有していることが土台となっているのではないかと思いますが、人物像に対する幅広い引き出しを持たれておりました。そして、各人物像に対する洞察(理解)がとても深い。

だからこそ、"ワークショップの想定受講者のイメージ(ペルソナ)"が細かいレベルまで至っても各メンバー問題なく共有でき、その後の"具体例を当ててのアジャイル対応"もスムーズに進めることができるのだと感じました。
(ちなみに僕は...「ついて行けた」というと間違いなく嘘になりますね"笑")

また、FilamentにはゲストFIKAという社外の人を招いたFIKAも定期開催されている様ですが、これもこの強みを更に高めているのだと思います。

(以下noteにインターンシップ前に参加した"FIKA"のことを書いています
         ⇒ https://note.com/kayaba_takashi/n/n30481cdeb143

[2]標準インストールされた面白がり力の永続効果
"ワークショップの想定受講者のイメージ(ペルソナ)"を共有したり、"具体例を当ててのアジャイル対応"も少しだけ離れて見ると
 実は非常に地味で地道な対応
である様に感じます。ただし、場に"面白がり力"が標準インストールされていることによって、その対応は愉快で楽しい作業に変わっていました!

その愉快さ・楽しさは柔軟な思考を生み、それが魅力的なワークショップ開発に繋がっているのだと(勝手に)考察した次第でした。

(以下noteに"面白がり力"の効能についての考察を書いています
         ⇒ https://note.com/kayaba_takashi/n/n06ab902adb50

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改めて振り返ると、本当に終始圧倒されっぱなしの1日となりました。
"マネできない"と感じる部分も多々ありましたが、つまりそれは"自分に足りない部分"だと受け止め、新たな行動の起点にしていきたいと思います。

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