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ラジオを始めよう!

ええ~~~、気が付いたらまた日記が溜まってる……。

8/10(土)


うーん。
微睡みから覚めちゃったみたい。

寝る前に流していた動画の終盤が流れている、気がする。目え瞑っているから分からないけど。
ううん、頭が痛い。水分不足だろうか。あとお腹も空いた。かぼちゃ増量くらいじゃ足りなかったか。

諦めて身体を起こした。2階の冷蔵庫にも少しくらい摘めるお菓子があったはずだ。はー、何時?

1時半過ぎ。


しまっておいた推定ドイツ産のチョコ菓子をむしゃり。あまー。
調子に乗ってガツガツ食らう。……う?

頭がクラクラする。チョコの効果は凄まじいってコト?えーん食べすぎた。
水分を取って脳を騙す。騙されろ。よし。

寝よ。


寝返りをクルクルとうつ、寝苦しい夜だった。

2時、3時。




9時45分。


11時55分。

んは!
ぎゃーん、起きました。休日なのでセーフ。


ごはん……食べなきゃ。
やまねさんは12時からお出かけなので、身支度を整えてから下に降りると丁度入れ替わりだった。

ちらし寿司だ。持って帰ろ。
冷蔵庫の中も確認。夜の分もあるな。


いただきます。



……何かを忘れているわね?

今日は18時からラジオMCの作戦会議なんだけど、確かリマインダの連絡をするとかしないとか……アッ。

コミュニティを確認。はわわ、連絡きてりゅ。慌ててお返事。忘れてたー!

14時45分。



15時前。

鏡に映る自分の唇の形が気になる。化粧すっかー。

クレンジングが面倒くさいので口周りだけ。

形取るのにリップペンシル使ってみたいよなー。代わりにアイライナーを使ったらなんだかとってもグラマラス。
ぼかしぼかし、自由に着飾ったらヌーディなぷっくリップ。んー。

顔全体を映すとすごく変。パーツの形よりバランスなんすよ。



15時55分とか。

先に日記やっとくかあ。
溜め込み祭りを一から整える。

ペペッと7,8,9日分完成!16時45分。



17時半。

夜ごはん替わりになるモノらを仕入れよう。と言っても既に持ってきたもので事足りそうだけどね。

1階は薄暗い、やまねさんはまだ帰ってこないみたい。
お弁当を買ってくるかもと聞いていたけど、多分間に合わないかな。ちらし寿司を少し追加した。


まだ少し時間があるし、文法書を読むかね。

アッ不味い、通話の前に眠くなることしたらあかん。10分程で切り上げた。



50分過ぎ。

準備万端なので相手に連絡を入れた。待っている間に日記をチャチャッと連続投稿しちゃお。



18時。

やあやあこんばんは。
手始めに以前調べたサイトを共有。個人の趣味でラジオ制作をしている人のサイトだから参考になるかも。


さて本題。
早速ラジオのについて意見を擦り合わせよう。
そもそもの話、コミュニティ内のラジオ番組にするのか、外部に公開するのか。熱量や方向性のお話合いから。

勿体ないと言ってもらえたこの喋りがはたして身内以外にも通じるのか気になっていること、コミュニティ内でだと声劇関係に縛られそうで嫌なことを伝えた。

それなら外部だね!と公開することに決定。

ただ、「勿体ない」はあくまで他人から見たリスク度外視の言葉だよ、とのこと。はああ、未関係者からの期待は、悪く言えば身勝手な視線なわけだ。
とても仲の良い人から言葉だったから、素直に喜んじゃった。

もちろんその人が悪いわけじゃなくて、言葉の捉え方を学んだって感じ。たくさんの人と関わることは良いことだなと改めて思った。


続いて、投稿アカウントの管理や、動画編集など演者として以外の負担の割り当て。
相棒は配信者でもあるので経験値はダンチ。その分2つも管理するのは大変なので、アカウントは自分持ちで権限を共有、編集は相棒から教わりつつ覚えていく感じかな。


ところでね、と懸念事項を伝えられた。人前に出るということ、性別等へのやっかみ。優しいね。でもなるほどなあ。
悪口や言いがかりに慣れてないわけではないけど、正直実際なってみないと分からない。そりゃそうだと納得された。お互い辛くなったら一時停止しようね。


では戻って投稿スタイルの話。そもそもライブ配信?動画投稿?
んー、アッ。っていうか自分パソコンに接続するマイクとか持っていないけど大丈夫そ?

それならこちらで収録するから、君はスマホで通話アプリだけつないでいたら問題ないよ。なるほど。ありがたいことに解決。

慣れないうちは編集が効く動画に決定。配信の方が二人には向いてそうだけど、いずれね。


他、自分のしゃべりを中心に相棒が舵を取る事などを決めて、大きい所に進もう。

チャンネル名どうしようか!
○○ラジオが安直なのかねえ。ただ名前並べるだけもなあ。

ここで類語辞典とニュアンス辞典の出番が来た。役立っていますよ、サンタさん。

改めて、ラジオをする目的や、コンセプトを話し合う。
これは普段の通話の時から思っていることで、終わった時に何かしらプラスの気持ちを持っていて欲しい。
お土産だ、と反応。まあそうかな?

隠し味。思い出。うーーーんなんか違うなあ。

自分達の特徴も考えてみよう。
まあどちらかと言うと元気よね、二人とも。決して寝る前の穏やかなひと時とかではない。心地良いけどテンションが張っている状態かな。

住み心地。秘密基地。ホームパーティ?タコパみたいな……。えーと。

思うんだけどね、音の響きで決めても良いじゃない。
濁音には強そうなイメージ、半濁音は弾ける感じ、ハ行はなんかフワフワしているよね。
それは有り、だって。何が良いかなあ。ハ行……ハッピー?安直で草。


ぷしゅう…………。
双方からパンクした音が鳴った。ウーン一旦宿題にするかあ!


じゃあ、肝心の投稿内容どうしようか。
ラジオにはお便りコーナーが付きものね。

お便りは沢山より少量をじっくりが良いと思う、と提案が来た。ふむ?

自分達の共通の特徴の1つ、話を聞き流すことが出来ない。その分しっかり聞いて解釈して、言語化する能力に長けている。これが2人とも会話能力を褒めてもらえる要因の1つだと思うんだ。

なるほど、確かにね。
ラジオのきっかけになった雑談の時も、どちらかと言うとシリアスなお悩みを二人でじっくり読み解く回だった。
それに、短期間でパッパと回転するのも苦手だよね、ウチら。ますますお便り少なめだわ、了解!


後は、うーーんと、おん?ラジオって何すんだ?
エッ二人とも理解度低すぎない……?

ラジオにとらわれ過ぎない方が良いかも。お喋り録やッ!
とりあえずマイクテストも兼ねて録音してみよか……。


ラジオに協力してくれると言う友達が通話に合流した。
編集できるよー、とか、時間も来月から余裕あるーとか。た、頼もしいッ。

相方とラジオMCをしてほしいと言ってくれた人なので、どういったものを求めているのかを聞いてみる。
二人の掛け合いが好きなんだよね。会話の内容そのもの、雰囲気が魅力的。
へ、へえー。照れるじゃない。

やっぱり、「ラジオ型コンテンツ」と緩く構えて、自由に話した方が魅力が引き出せそうだ。


……。

もろもろ相談会を経て、15日に試しにテスト録音をしてみようとなった。実際どんなもんか、出来たものは友達と3人で聞いてみよう。


さて、ラジオの話はここでおしまい。
ここからは気のしれた3人でお喋りしよう。コミュニティの人たちのことで盛り上がった。

以前のプチ問題から正直苦手な人の話になったり。5年以上いるけれど、初めて告白したかもなあ。

自分以外の2人は10歳以上年の離れた大人なので、自分達ガキンチョの未熟さにハラハラしているみたい。思慮の浅い子が多いね!とダメ出しが入った。思慮かあ……。
君は良く考えている方だよね、だから会話していて嫌にならない。どうも褒められているようだ。

兄さん姉さんに構ってもらえるのはうれしいから、これからもコミュスキル上げてこう。情緒の勉強も頑張らないと。


相棒は正直、今のコミュニティに長居するとは思っていなかったらしい。精神的大人がいない環境に、つい世話を焼いてしまっているというか。
仮にも演劇の場として集まっているなら、言葉の操り方くらい勉強しなよ、とのことです。ナ、ナルホドー。

自分も別にあのコミュニティの人達に執着があるわけではないんだけど。

コミュニティ自体に思い入れがあって、無くしがたくて、他の居場所を探しても結局戻ってきてしまうから、仕方なく守っているだけなんだよね。
すぐ過疎るから募集をいっぱい立てて人を呼び込んだり。でもメインの声劇は過疎ったままで。

それならしょうがないね。自分でコミュニティを作り直せばいいのに、と思っていたけども。

そうなんです。難儀よね。


1つ案がある、と相棒が言う。
今までの生温いセリフ読み等とは違う、演出家を立てたガチの声劇をしよう。本当に演技に興味があったら最高に楽しいこと。
これで人が集まり、後に続いてくれたら少しは活気が戻るんじゃないかな。

それは素敵だけど。
相棒にとってとても負担じゃない?配信にラジオに、それにコミュニティの復興もって。

自分が募集をかけたことはなかったし、やってみたいことだったんだ。こけたら流石にもう行かなくなるかな。でも可能性はあるよ。
inしなくなった声劇好きの皆が戻ってくれたら更にいいね。

2人の言葉を聞いて、それならやってみてもいいのかな、と返した。
ウーン、甘っちょろいあの子たちに受け入れられるのかな!

早速その場で募集をかける。一度通話を切って、コミュニティで集合だ。



さあて声劇!
ここまでの通話で脳を使い果たし、ヘロヘロなので聞き専に回ろう。

思ったより続々と人が集まるもんだ。まあ土曜の夜、普段なら自分が雑談している時間帯なので、暇人がいるのは知っていたけど。
皆きちんとした声劇にも関心があるんだね、それとも要項なんざ読んでいないのか。


相棒が演出家兼役者となり、台本を読み込むところから始まる。
十分に時間を取って1回目の通し。んー、まあそれなりの出来。

でもここからがいつもと違うとこ。演出担当によりみんなの共通認識レベルが高まっていく。舞台は明るいのか、床の材質は、どこで感情が変化するのか、何の動作をしているのか。
想像することが大事。自分が普段していることがたくさんで、無言のまま同意した。聞き専なんでね!


2回目は要所要所でカットを入れ、都度指摘をしていく。いやもう、この時点でさっきと格段に違うや!どんどんまとまっていく。

一人狂った役柄がいる。終盤にナイフで人の腹を刺すメインシーンがあるんだけど、この担当が正直一番下手な子。ちょっと棒読み気味なのかな。
ただ吸収率がすごい!想像して自分のものにするのが上手なんだね。


最後にもう一度頭から通し。
どうせならと雰囲気に合ったBGMを流し、台本は見ずに目を瞑り聴く。

ああ、ちゃんと皆がかみ合っている。状況が目に浮かぶ。
ナイフは確かに腹に刺さった。肉の反発なんて知るものかと、力強く押し込んだのが分かった。
鳥肌が立った。

正直ね、まだ粗だらけの演技ではある。でも1回目との違いにとってもビックリ。
演出家は一体感を作るお仕事なんだなあ、と言葉が漏れた。


この一番下手な子は、以前女の子の話し方を指導した教え子くんで、今回の少女の表現が初めて見るアウトプットの場。
通常時を思い出せない、柔らかで跳ね上がる女の子の声だった。すごいじゃん~~~!

本人も、実践してみてやっと、勉強したことが身になった気がすると言っていた。教えてよかったよ。


うわあ、良いなあ。次回は参加しよう。
演者の皆も満足げだ、相棒もニッコリ。大成功の大団円だね。


ポツリ、ポツリ。クールダウンの雑談。
自分も薬を飲んで微睡みを待つ。

これは次につながるかしら。しばらくは相棒が募集を掛ける必要があり居そうだけど。


ふぁああ。

寝ます。解散!



参考にしたラジオのマニュアル。


サンタさんからの辞典。


教え子くん登場回。


本日のBGM



日記の依頼ってなんだよ、って思ったらこいつ読んでみてよ。

自己紹介がてらの年表はこちら。それなりに黒歴史じゃん。


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