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Berghainに5年ぶりくらいに行ったら、裸族の祭典だった。

最近、ベルリンも暖かくなって引きこもりの私も、そろそろ外に出ようかという気になります。

じゃあ久しぶりにクラブでも行こうかなーと思って、ネットでDJ情報見てたらBen SimsがBerghainでやるじゃーん!

で、早速Berghainで働いている友達にゲストリストに入れてもらう。
あの超超長蛇の列にだけは並びたくないし、運悪く弾かれることも考えると、やはりゲストリストは助かる。
あまり頼むと、彼女を利用しているような罪悪感があるので、本当にたまにしか頼まないのだけど。(親しき中にも礼儀あり)

前日に、一応タイムテーブルをチェックすると
えっ!!!
Luke Slaterも回すんだ!!!!
Lukeなんてめちゃくちゃ久しぶりなんだけど!!!
しかも、日曜の17時のスピンで、チャリで普通に出勤していい感じの時間帯。(家からクラブはチャリで10分ほど)

当日、家事を適当に済ませて、15時過ぎに息子のチャリで出動ー。

入り口には昼なのに5、60人は並んでて、再入場の方も結構列ができてた。
リストの方は三人だけだったので、すぐに入れた。

Berghainの別名は「Techno Tempel(テクノ寺院)」。
その名に相応しく、ゲストでも会計のところで賽銭箱(何かの寄付用途の箱)に1ユーロ入れるの。

そしてクロークを通り過ぎて、2階のフロアに行く。
事前に友達から「Berghainすっごく変わったよ。若い子ばっかりだし、スポーツクラブかってくらい、ビキニ度高いし、裸めっちゃ増えた」とは聞いていたものの、実際その通りの光景を目にしてびっくりした。

私は、ユニクロ白Tシャツと、スケーターデニムという出たちでしたが、もう、服着ている方が異教徒。
ほんと、服着てる人は5%くらいだったと思う。
しかも、サウナ並みに暑い。

ちょっと踊って、すぐに耐えられなくなり、私、Tシャツ脱ぎました!
家で着替える時、迷ったけどユニクロのカップ付きタンクトップ選んで正解!!!
脱ぐとは思わなかったけど、偶然デニムの紫と同じ色だったし、脱いでも全然違和感ないセットアップで助かった!
(ブラジャー一枚でも全然違和感ないがな)

ちょっと早めに着いてしまい、さらに前のDJが押したので、ルークの前に1時間ほど踊る羽目になってしまった(ブースの真ん前を陣取った)。
その女性DJも、まあ良かったんだけど、やっぱりルークは桁違いだった。

まず、ほぼほぼキックのピッチが大体同じってすごいと思うんだけど。
だから、超踊りやすい。
しかも、テクノ神だから、本当にオーディエンスを知り尽くしていて、90年台のハードテクノの響きを残しつつ、やっぱりかっこいい選曲だった。

誰でも知っているクラシックのナンバーを入れて、歓声がわあっと上がった時、「お前ら、これ好きだろ?わかってるよ」みたいな感じでニヤッとしたのが可愛かった!!

とにかく、休みたくても本当に選曲良すぎてフロアを離れられず、序盤に一度5分くらい休んでから、後ずっと4時間くらい踊っていた。
水も500mlのボトル一本で凌いで、最後は脱水症状になるかと思ったよ。

ていうか、ほんとこのクラブってすごい。
みんなテクノ好きで、とにかく踊りまくって。ラブしかないって感じ!
絶対この時間はみんな宇宙と繋がってる!と思う。
あ、途中で一人オーバードーズしたみたいで、2mくらいあるスタッフと、相棒に両方から支えられて(歩けない)、フロアから引きずられていったよ。

しかし、人間って好きなら踊れるものなんだね。
結局、5時間くらい経ったら、もう膝が笑っちゃって、流石にやばいなと思ってるのに、ルークのセットが全然終わる気配がないので、後ろ髪引かれつつ家路についた。

お家で水をガブ飲み、子供達がお腹空かせて待ってたから(💢)、重たい体に鞭打って、ささっとご飯作ってシャワーを浴びた。

今回は、久々のクラヴィングでうっかりしてたけど、今度はミントガムを忘れないように。

あと2時間くらいでBen Simsが回すんだけど、おばちゃんは流石に疲れたので寝ますね。

いやあ、テクノ祭典、最高でした。

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