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やること多すぎる、海外移住してからの2ヶ月間。

オーストリアに到着し、2ヶ月が経ちました。クリスマス休暇に入り、一旦休止、です。

とにかくやることが多すぎる海外移住。国内引越とも被るところはありますが、英語しか話せず、現地語がわからない外国人、というハンデは重くのしかかり、一つ一つ動くのに時間がかかり、毎日本当に、本当に、頑張っています。

どれくらい頑張ってるかというと、夫婦で帯状疱疹になるくらい…

やること一覧

  • 到着3日以内に市役所に住民登録

  • 滞在許可カードの受け取り(70キロ近く離れた移民局…)

  • 家族の滞在許可申請(別日に上記と同じロケーション)

  • 健康保険の家族分申請

  • 銀行口座開設

  • こども手当や減税にかかる申請

  • 家探し

  • 学校探し

  • ホームドクター(かかりつけ医)探し

  • 日本語補習校の見学

  • 保育園同行(最初の1週間は親同伴。その後も慣らし期間として、1ヶ月程度フルで預かってもらえない)

  • 携帯電話購入と契約

  • 自動車購入

  • 運転免許の切り替え

新しい職場。

子どもの病気。

そして夫婦で帯状疱疹…

病院かかるのも一苦労。しかも発症したのが週末だったので、かかりつけ医は開いておらず、遠方の大学病院に行くことになったり。

一箇所、診療受け入れてくれるか確認するために電話した病院で「問い合わせ英語でいい?」と聞いた途端、ガチャ切りされました…心が痛い…

でも、来たことを後悔する日は一瞬もないです。心も身体もしんどいけど、だからといって戻りたいとは1ミリも思えない。不思議な感覚です。

1つの要因としては、小さいことでの達成感がすごいからかもしれません。

滞在許可証やっともらえた!やったー!なんて感じますが、日本にいたらそもそもそんなものいらないので、ゼロ地点に着いただけ。

でも、携帯電話ショップのお兄さんや、お医者さんが英語で優しく対応してくれるだけで、世界中の人にありがとう!と言いたくなるような高揚感。

唯一、心が苦しくなったのは子どもたちが新しい保育園に慣れるのを苦労しているのを見たときです。本当にごめん…と心から思いました。

でも子どもたちも強いもので、息子はドイツ語で急に歌い始めたり、娘がクラスで他の女の子と覇権争いをしている、と聞いたり。

そして、ドイツ語が全くわからない私達の最強の味方がGoogle、DeepL、ChatGPTたち。

移民局、市役所、税務署などなどは英語が通じにくいため、メールはすべてアプリで訳して送ります。ドイツ語話者によると、英語↔ドイツ語間の翻訳は精度がとても高いらしく、これなしにはやっていけないです。

英語が通じる可能性が高い医療機関や不動産業者も、とりあえずドイツ語でメールすることで回答率がだいぶ上がってる気がします。やっぱり第二言語できたメールは読むのおっくうですもんね。

それでやりとりをした後、当日実際会って、「ドイツ語上手だねえー!」と言われたのち「ごめん、実はドイツ語わかんないの」というのはちょっと申し訳ない気もしますが。

ただ最初から「英語でいいでしょ」というスタンスは私の中で一切許容されておらず、いつもひとまず「ごめんね、ドイツ語まだわからないから英語でいい?」という許可を得るように心がけています。

年明けからドイツ語のレッスンも受講することが決まったし、もう少ししたらちゃんと話せるようにしますので、どうぞよろしく!と今はまわりにお伝えしたい。

そして、息子とどっちがドイツ語を先に上手になるかというので競争しています。

夫いわく「3年後はもう張り合うの無理でしょ」とのこと。来年小学校入学の息子。いや、私は3年ももたない気がする…


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