Kay

夫&子どもたちを連れて、オーストリア移住した30代女性|生活情報シェアするつもりが内省…

Kay

夫&子どもたちを連れて、オーストリア移住した30代女性|生活情報シェアするつもりが内省的な内容多めになりました|米国、欧州、中東の国々に駐在・留学|旅行で訪問国数:約35か国|DEI関連アツくなりがち

最近の記事

  • 固定された記事

あ、海外移住だ

と、急に思いついたのは、夜中の0時過ぎ。時間帯的にも危険なのはわかっていました。が、そのまま思考が止まらず、朝の5時。1歳児の寝息を横に感じながら、海外移住というアイデアはどこまでも自分らしく、どこまでも可能性に満ちているように感じたのです。 自己紹介はじめまして、Kayと申します。2023年9月現在、日本在住、もうすぐウィーンへ移住する予定の女性です。夫と子ども二人(1歳と5歳)アリ。これから書き続けたい記録は、自分のため(頭の整理的な、ね)が第一なのですが、もしかしたら

    • オーストリア在住 | ハンガリーの居心地の良さに関しての考察

      夏らしい気候が続く中、数日ですが旅行することになりました。 でもどこに? すでに海外にいるので、しかも私はちょくちょく出張にも行くので、割と旅行欲は満たされている。 でもやっぱり家族でちょっと出かけたいよね、ということで、西ヨーロッパ諸国やザルツブルク周辺などを検索するも、飛行機代やホテル代がこの時期高額すぎて、移住でユーロ貯金ゼロスタートの私たちにとってはかなりの出費。 なので、車で行けるいうのもあり、またまた馴染のハンガリーに行くことにしました。 目的地はバラト

      • Where are you fromって本当に必要な質問ですか?

        こんにちは、中欧の都市ウィーン近郊在住のKayです。 ウィーンはニューヨーク、ジュネーブに次ぐ国連第三の都市と言われていることからも分かるように、国際色豊かな都市です。 地域によっては、あるエリアに行くと店の看板が急にアラビア語になったり、アジア食材店ばかりが並ぶ通りがあったり、世界中から人があつまっているんだなあと感じます。 私の職場も約80カ国から人材が集まっており、公用語は英語です。もちろん地元オーストリア人もいますが、私の部署では15人中1人と逆に少数派。 な

        • 海外移住を通して考える、私の理想のカーテンコールとは

          こんにちは、ウィーン郊外在住のKayです。オーストリアに移住して半年以上が経ちました。 私はクラシックの舞台芸能鑑賞が好きで、オペラ、バレエ、クラシックコンサート、またミュージカルも大好きです。 それありきでオーストリアを選んだわけじゃないですが、結果最高です。 見に行くたびによく想いを馳せるのが、パフォーマンスがすべて終了して、拍手喝采の中、パフォーマーたちがお辞儀をして挨拶する、カーテンコールの最中。 定期的に達成感を得られるの、いいな。 おそらく、パフォーマー

        • 固定された記事

        あ、海外移住だ

        • オーストリア在住 | ハンガリーの居心地の良さに関しての考察

        • Where are you fromって本当に必要な質問ですか?

        • 海外移住を通して考える、私の理想のカーテンコールとは

          海外移住 | 私もついにここまできたか

          こんにちは、中央ヨーロッパの北海道ほどの面積の国、オーストリアに夫と未就学児2人と移住したKayです。 最近、ずいぶん長い距離を歩んできたな…と思うことがしばしば。 それは、地理的な長さだけでなく、私が歩んできた学問、キャリアの道。 先日、名のしれた研究機関から呼ばれた、かなり位の高い研究者たちとの会議の出席することに。 教授陣がずらりと座るその大きな会議場の中にしれっと紛れて、発言したり、質問したり。 恐れ多かったけど、ランチに参加して、それなりに話が盛り上がった

          海外移住 | 私もついにここまできたか

          ヨーロッパ現地採用 | もう週休3日で良くないですか?

          こんにちは、私の転職をきっかけに家族4人でオーストリアに移住したKayです。 半年以上が経ち、オーストリアでの働き方に徐々に慣れてきましたが、日本に比べて、本当にプライベート重視、ワークライフバランスを脅かすものは悪!という雰囲気です。 日本でもかなり休暇や子育てに対して理解がある職場だったのですが、それ以上の寛容さ。働き始めたとき、みんないつ仕事してるの?と思ったくらいゆるゆるです(あくまで日本人感覚)。 リモートワーク50%までOK私の勤務先は自宅勤務を全体勤務時間

          ヨーロッパ現地採用 | もう週休3日で良くないですか?

          海外移住 | こういうの待ってましたっ!

          こんにちは。私の転職を期に、家族とヨーロッパ移住したKayです。 今までの自身の記事を見返していて、だいぶ苦労話が多いな、と我ながら感じたのですが(実際そうで、今も税務署と闘争中)、もちろん、その時々の幸せも噛みしめながら日々過ごしています。 例えば、今が旬の白アスパラを好きなだけ食べられたり(500gの束で6〜8EURほど) あさイチの空気が気持ち良すぎて、ついにベランダで花に水やりしたり、野菜やハーブを育てるのが、日々の楽しみになってたり 小春日和の週末に、近所の

          海外移住 | こういうの待ってましたっ!

          海外移住 | 日本にいたほうが絶対楽だったのに

          夫が、楽しそうじゃない。 最近、夫の雰囲気があまり好ましくないことは薄々気づいていました。 なんだか、つかれている? そもそも、口数少なめだけど、より減ってない? それと同時に、様々な障害にぶち当たっているうちに、私もなんとなく考えていました。 あれ、そもそもなんで海外移住したんだっけ… 日本に住んでいたとき、あるタイミングで、私の人生に欠けているのは食洗器くらいだわ、と思ったことがあることも思い出しました。 それくらい満たされていたのに、ある日ふと思い立ってし

          海外移住 | 日本にいたほうが絶対楽だったのに

          (まだ未解決)オーストリアの滞在許可取得 | 扶養家族編

          こんにちは、Kayです。 私の転職をきっかけに夫と未就学児の子ども2人と共にオーストリアに移住したのですが、今回は意外と大変だった子どもの滞在許可取得、そして今後の課題について書きたいと思います。 実は、危うく子どもたちが不法移民になるところでした…外国に住むことのリスクの1つだとつくづく痛感しているところです。 私と夫は、オーストリア入国前にすでに滞在許可を得ていたので、問題はないのですが、子どもたちはなぜか、現地でのみ申請可能ということで、オーストリア大使館や雇用先

          (まだ未解決)オーストリアの滞在許可取得 | 扶養家族編

          Living Well | 善く生きるために

          最近、久しぶりに植松努さんのTED talkを聴いて号泣しました。 子どもができてから初めて聞いたので、感じることが以前と全く異なり、子育てに対する認識を改めさせられ、希望で胸がいっぱいになりました。 そして、話は変わって、オーストリア移住後、初の海外旅行。 行先はハンガリーの首都ブダペスト。 ブダペストは私達にとって特別な場所。夫と私の出逢いの街。オーストリアに来てから、必ずここを最初の旅行先にしようと決めていたのです。 子連れの車3時間はなかなか大変ではあったけ

          Living Well | 善く生きるために

          ドイツ語ゼロで移住 | オーストリア地元小学校に入学するまで(前半)

          こんにちは、Kayです。 私の転職をきっかけに夫と未就学児の子ども2人(移住当時5歳と1歳)と共に、オーストリアに引っ越してきたのですが、1つの移住のモチベーションとして、子どもたちには私と受けた教育と違うものを経験してほしいなぁ、というぼんやりとした思いもあったと言えます。 私は、日本の公立小学校〜高校と私立大学と、割と一般的な教育を受けてきました。そして、幸運にも高校生で1年米国留学、大学院で英国留学と、海外で勉強する機会も得ました。 日本で特に大きな問題はなかった

          ドイツ語ゼロで移住 | オーストリア地元小学校に入学するまで(前半)

          オーストリアでの家探し | 内覧・契約編

          こんにちは、Kayです。 前回の以下の記事に引き続き、内覧などでの経験をシェアしたいと思います。 目星をつけたところ約10件近くに連絡を取り、実際に内覧したのは5件程度でした。 内覧でアパートの状態をしっかり見るのはもちろんのことなんですが、重要なのは、オーナーの人柄チェック!そんなこと日本じゃあまり考えられないのですが、契約後故障時などのやりとりを直接やることになるので、様々なトラブルを避けるためにも、オーナーの人柄はめちゃくちゃ大事なのです。 ということで、内覧し

          オーストリアでの家探し | 内覧・契約編

          オーストリアでの家探し | 検索・賃貸に関する法律編

          こんにちは、Kayです。 移住してからなかなか頑張ったのが、家探しでした。とてもありがたいことに、最初の1年は職場が提供してくれたアパートに滞在できるので、じっくり家探しができるかと思っていたのですが、そんなこともなく… というのも、息子の小学校入学を踏まえて、小学校の近くに住むことが得策だと思ったからです。引っ越してきてから2ヶ月間も経たないうちに本格的に探し始めました。 学区は日本ほど厳しく分けられていないようですが、やはり学校の振り分けは住所を基準に行われるとのこ

          オーストリアでの家探し | 検索・賃貸に関する法律編

          メンターとの再会、新たな出逢い、そしてちょっと前進

          前回の記事でカウンセリングに通い始めたことを記載しましたが、そんなタイミングで見事にメンターと約6年ぶりの再会を果たしました。 メールやzoomなどで連絡は取っていたものの、対面で会うのは6年ぶり。 歓喜のハグから、ノンストップで近況報告。とにかく、お互いに話が止まらない。 今回の再会で得たヒント1つ、彼女と色々な話をしていく中で気付けたのはタスクの切り分けの重要性でした。 これは岸見 一郎/古賀 史健著「嫌われる勇気」で日本でも一躍有名となった、心理学者アドラーも提

          メンターとの再会、新たな出逢い、そしてちょっと前進

          海外移住 | つらすぎて、現地でカウンセリングをうけることに

          ああ、ちょっとまずいかもしれない。 そう思い始めたのは、ここから消えてなくなりたいという思いが、頻繁に私の頭を横切るようになったのです。 ただ、消えてなくなるという感情に現実味はなく、自身を傷つけたいという思いもなく、自殺願望とは異なるものだというのは明らかだったのですが、消えてしまいたい、と特に寝付く前と朝起きた時に強く現れるようになり、ついに電話をかけました。 まずかけたのは、職場が提供している電話カウンセリング。外注しているので、同僚や、職場関係者が一切介入してい

          海外移住 | つらすぎて、現地でカウンセリングをうけることに

          妻の海外転職・転勤に同行する夫は、称賛に値するのか

          2013年、当時まだ20代だった私の海外赴任で、夫と共に中東に駐在したときに、友人がふと言ってくれた言葉です。 そのまま夫に伝えたら、頭にハテナがついていましたが、つまり一般的な「男らしさ」や、「社会から期待されている役割」と逆のことである、「主夫」としての役割を受け入れ、駐在に同行した夫に対しての称賛の言葉でした。 ジャーナリストである小西一禎さんが「駐夫」という言葉を徐々に浸透させているように、夫が妻の駐在に同行する、もしくは妻のキャリアを優先するということは珍しくな

          妻の海外転職・転勤に同行する夫は、称賛に値するのか