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自分の意思✖️立場・環境

 生活発表会が終わり、平穏な日常が戻ってまいりました。

 前の記事では、生活発表会に向けての葛藤などを具体的に書きます、と締め括ったのですが、何度書いても愚痴にしかならない文章で、書いては削除の繰り返しでした。それを書いていると、“じゃあなぜそこで行動しなかったの?“となることばかりなんですよね。
 
 生活発表会をチームとして乗り越えた以上、その頑張りを否定するようなことをしたいわけでもなく、文章にするって難しいよなぁと思っています。

私の役割

 今回の生活発表会では“劇あそび“というものを披露しました。この劇遊びのメインプロデューサーは、保育士2年目の若手先生。そして、それをフォローする形で保育士30年以上のベテラン先生と、11年目の私…といった構図です。この構図にさらに現在の園での勤務期間を加えると、

1.ベテラン先生
2.若手先生
3.私

となります。この保育士歴と勤務期間のジレンマを私は乗り越えることができませんでした。“自分だったらそれはしたくない“ということを、気持ちに反してやらなければならない場面がいくつかあり、それに葛藤したのです。

 ただこの役割分担には理由があって、若手先生のやりたい内容を基本的には尊重し、それを経験者がサポートすることで、経験値を積んでもらおうというねらいでした。また私がここに赴任して1年未満ということも加味して、私を先頭に立たせずにフォローする立場に回してくれたという経緯もあります。

歯車になる

今回サポート役側になり、

伝えたいことを、どのタイミングで、どのようにして、

行うべきなのかは悩みました。けれど、私は先の構図上、決定権を持ち合わせておらず、言ったところで真逆の展開になっているなど、「あ、結局そうなるの?」と少し拗ねました。笑

 今振り返れば、“こうしたらいいと思うのに…“がジワジワと滲み出て、サポート役に徹することを越えかけてたんだと思います。

 そういう出来事が数回あったところで、今回は“若手の成長を促す機会“ということだけを考えて、それ以降はチームをうまく回すための歯車になるという思考に自分を持っていけました。

これだって経験

 
 私は先頭に立って指揮することが多く、フォローされる立場の方が圧倒的に多かったです。ですが、今回フォローする側になったことで、私がいかに助けられていたのかが分かりました。
 ただ自分がやりたいことをやるには、立場・環境はものすごく大事なんだとおも思いました。決定する権利の所在次第では動きやすさ、あるいは動きづらさはあることを再認識しました。

 この経験を来年度に活かしたいと思います。

 以上、この話はもうこれでおしまい!笑

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