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映画館で映画をみた話。

連日映画を見た。
若干のネタバレを含むので気を付けて。


昨日はレイトショーで、leon。
レオンとマチルダのフォルムがシンボル化してて、
iPhoneケースとかTシャツになって売られてるなあっていうのと、
ちょっとだけ昔の王道映画っていうイメージの2点くらい。
予備知識じゃないけど、軽くあらすじを読んで
フムフム、殺し屋の話なのね。
1994年公開、あたしはまだ死んでいる。

見終わってざっくりとした感想としては、
普段は絶対に自分からはチョイスしないジャンル。
伏線や分かりづらい設定などがないので、理解しやすい。
The 映画館でみるべき映画 という感じ。
あと、マチルダが可愛い。


今日は、持ち前のフッ軽に乗っかって(ちょっと行動するか迷った)、地元で友人とストーリー・オブ・マイライフ。
原題は、Little Women。こっちのがしっくりくるなあ。

これは、大当たりだった。
大好きな映画になった。
映画が終わる前からパンフレットを買うことを決めていた(私は良い映画に出会うと、パンフレットを買っちゃう生態の持ち主)。

いやあもうエマが可愛い。
派手な借り物のドレスに着替える前のエマ可愛い。
シャラメやばい(語彙力)。めちゃくちゃ楽しそうに踊る。

レディバード気になってたけど、ジョーとローリーの共演なんて見たさ高まってしかない。

印象的なシーンのひとつは、
ジョーが自分たち四人姉妹の自伝的長編を書いているときの、

「でも多分ダメ、こんなの読みたいってひといる?」
「きっと読む人がいるはずよ」

という妹とのやりとり。


私は、もっと幼くて若いとき、どうやっても分かり合えない父親に向かって、

「私は、今までいろんな小説を読んで色々な立場を知って、それぞれに考え方や思うことがあることを日々学んでいるけど、あなたは本は読まないの?ひとの立場に立って物事を考えることはできないの?」

と、言い放ったことがある(連日の洋画鑑賞に影響され、翻訳の字幕チック)。

そんなに他人に自慢できるほど勉強熱心でも、
数多くの本を読んできたわけでもないのだけど、
父親に対してなんと生意気なことを言ったんだと思うことはあっても、
考え方自体は変わっていないと思う。

なんか、この映画の原作の若草物語って、
そういうものなんじゃないかなあと思う。
いろいろな価値観、想いを知ること。

現に、本が大っ嫌いであまり読んで来なかった弟は、今、世界が広がって様々な人たちと出会って、本当にいろんな人がいることを痛感しているようだった。電話でそのような話をしていた。

そんで、私はやっぱり誰かと映画を見て、登場人物の言動や行動について、解釈の仕方を共有するっていう見方が好きなんだなあと思った。
いろいろな価値観があることを知って、それをさらに広げることができるから。

自分が好きだと思うことに気付くのって難しいけど、
最近、いろんなひとのいろんな価値観を吸収することは、私の好きなことなんだなあと思うようになったよ。

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