推敲する・しないの差

こんにちは。文学サークル「ペンシルビバップ」の川和真之です。

推敲に関してですが、重要だと改めて痛感する出来事がありました。いま自分が執筆した作品を全て読み返しているんですけどね。それをしていると推敲をじっくり行った作品か、1日2日しか推敲をしなかった作品かどうかが、わかってしまうんですね。

「なんでこんなに作品の質が違うんだろう」「同じ人が書いたのに……」くらいの違いを感じます。そして思い返してみれば、なるほど、この作品は1か月かけて何十回も推敲した作品だった、となるし、あるいはこの作品は書き上げた次の日には脱稿した作品だった、となります。

完成した瞬間はここまでの差を感じていません。今回のように数年ぶりに読み返したときに気づくのであれば、真に客観的に捉えるには年月がかかるということ、そしていずれにせよ推敲はとても大切だということになりますね。

話は少し変わりますが、いま新しい作戦として、手段ではなく目的として、毎日本文を執筆することを目指しています。

本来であれば、素晴らしい作品を書くための手段として毎日執筆をするところですが、それだとなかなか続かなくて。

なので、まずは毎日執筆する習慣を得るという目的を達成して、それが達成したら、その習慣を活用することで素晴らしい作品を目指すことにしました。

つまり、スモール・ステップにするということです。1回でやろうとせずに、2つに分けて取り組むということです。困難は分割せよといいますしね。

最近では、毎日本文を執筆する目的を果たすために、来年5月の同人誌用の作品を書いていました。文学フリ用の執筆ですね。ペンシルビバップ37冊目のテーマは「幽霊」なのですが、その第一稿がさきほど完成しました。また明日からは新しい何かしらの作品を書きます。毎日執筆が目的なので、気楽に書けるものでよいかなと思ってます。

話を推敲に戻しますね。

また1か月くらいしたら、この今日書き上げた作品を推敲してみようと思ってます。この同人誌の作品の締切は、来年の4月なんですね。なんとまだ半年近くあります。過去最大に推敲できること間違いなしです。寝かす時間も含めて、長期間にわたって推敲し続ける作品はどんな感じになるのか。楽しみですね。

これがうまくいけば、締め切りは執筆する動機づけには便利だけれど、そこから解放されて書く方がよいということになりそうです。

締切がないと書く気がしない? そこに関しては、いま目指している毎日執筆の習慣が完成すれば、もはや関係のないことです。うむ。現時点では理想論ですね。でもなんとか達成したいなぁ。頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今日も負けない心でいきましょう!

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