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楽譜、手書きで書く?デジタルで書く?

初めてジャズの楽譜をデジタルで書いています。

学生の頃アカペラ用の楽譜はパソコンで作っていたから、自分的には見た目に違和感はないけれど、実際どっちの方が見やすいのか……。正直、本当に謙遜でなく字を書くのが下手なので、コードは絶対パソコンのほうが視認性が高い気がしています。

字が汚いというといつも高校時代の世界史の先生を思い出します。月に1度、授業用のノートを提出するのですが、提出の度に、字が本当に読めないとコメントをされ続けていたのです。そこで、手書きでなくワードに打ち直して提出したら、あまりの読みやすさに感動したと褒めちぎられたのでした。苗字を文字ってヒッタイト文字と周りから呼ばれていましたが、ヒッタイト文字は解読ができるのでお前の文字は未解読文字の線文字Aだと先生に訂正されたこともありました。男女が和歌を詠み交わす時代だったらどうなっていたことやら……。恩師の一人だと思っていますが、あの先生、元気にされているのでしょうか。

とはいえ、同世代の中では手書きの機会はおそらく多い方で、お仕事の相手に一筆お手紙を書くこともありますが、本当に字が汚いので、せめて可愛らしい柄のものを使って、あなたを雑に思っているわけではないことを表現しています。

怖いことに習字を習っていたこともあるし、子供の頃からボールペン字の本を何冊も買って字の練習をしてこの様なので、一生この文字と生きていかなければならないのでしょう。

そんなわけで、読む人のことを考えるとデジタルな文字の方が親切なのかもしれないと考えていたのでした。でもなんだか見慣れなくて不安。なんだか夜中に筆が乗ってしまいました。


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