こち亀の映画を観て
僕が唯一読んでた漫画はこち亀である。
全くの世代じゃない。
小学生の時、父親がブックオフで買ってきたのがきっかけだ。
1話完結型のオムニバス方式が僕には合っていた。そして、実在の町が沢山出てくるのがなんか好きだった。
高校でスマホを手にしてから一旦離れた。
けど浪人生だった時、スマホを家に置いてたため、休憩時間にこち亀を読んでた。
両さんの日常は現実で起きてるフィクションって感じだから、同じ世界線な気がして元気が出た。こち亀のおかげで浪人成功したと言っても過言ではない。
で今に至るんだけど、僕は大学3年生になった。
就活どうしよとか考えながら、カフェでネトフリを見ていた。そこでおすすめにこち亀の映画があった。1作品目だった。
アニメ版を殆ど見たことがなかったから、ずっと漫画で読んでたキャラクターが動いてることに感動した。
話はいい意味でめちゃくちゃだったが、所々に見える両さんの「男らしさ」にグッときた。これにずっと救われてたな〜って思ったりした。
本編が終わり、エンディング。ここで流れてる曲がまた良かった。吉田拓郎の「気持ちだよ」。
夕日に照らされる葛飾が思い浮かぶ。優しい歌詞だった。
両さんの優しさに触れたくなったら聴こうと思う。
一夜明け今日。映画の余韻があった。
日常を大切にしようと思った。
ありがとう両さん!
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