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失墜の極み有言不実行
世の中の優れた人は一部の人間だけなのかもしれない。
また、身の回りにそういう人がいない人も多くいると思う。
そういう私も優秀と言われるような人に憧れる立場であり、なろうとしている段階である。
私も周りには優れた上司がさほど居ない環境ではあった。
だからといって得るものが無い訳ではない。
今回は尊敬できるとは言えなかった上司から学んだ、言わば反面教師から教わった学びを1つ紹介します。
私のある上司はとても為になる発言が多くあり、納得させられる時が何度かありました。
その中の1つを掻い摘んで紹介します。
「常に自分に非があるのではないか?と考えろ」と言う言葉でした。
この教えはもちろん参考になり、常にもっと改善する余地がないのか考え続けることによって、1歩1歩と前進していくと言う教えです。
もちろんこの教えは素直に受け入れ、日々自分自身のアップデートへと繋がっていったと思います。
しかし、この発言をしている当人は全く逆な行動と思考をしていたことが後にわかり、私は完全に上司への信用が失墜しました。
本や人から聞いた言葉をそのまま引用していたようで、自身の思考や信念ではなかったようです…
私は思いました。
有言不実行とは、ここまで人の信用を失墜できるほど負のパワーが強いのかと…
小さな事でも、自身で公言した事を実行もしくは達成しないことがどれだけの信用を失うのかを上司から学ぶことができました。
思い返すと日常的にもあると思います。
とても小さなことですが、後でこれを片付けておきますとか、後で提出しますとか、内容自体の優先度はとても低いことでも、言ったことを守れないという意味では重要度の大小関わらず、同じくらいの信用を失墜するのだと理解しました。
当然なことではありますが、言ったことを守ることは信用を得ることに繋がることなのだとわかりました。
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