【雀魂】雀魂牌譜屋さんの統計データを活用して雀力アップ!を目指す
いつもお世話になっている雀魂牌譜屋 (sapk.ch)さんですが、最近ものすごい機能が追加されていることに気が付きました。なんと、雀魂牌譜屋さんで確認できるプレイヤー打ち筋データの一部で、玉の間全対局の統計データが見られるようになっています!
玉の間のみにチェックを入れてデータ表示すると、各種データにマウスカーソルを合わせるだけで統計データがポップアップで表示されます。これを待っていました!自分個人のアガリ率や放銃率などの値について、玉の間全体での相対位置が分かるため、より自分の長所・短所が分かりやすくなっています。とてもありがたい!
今回は、自分のデータ(ID:機械油、雀聖☆2)を例にして、それぞれの統計データの見方(どのように解釈、活用すればよいか)を説明していきたいと思います。また、それぞれの統計データの段位相関(そのデータの良し悪しが段位に直結しているかどうか)も高中低で載せておこうと思います。みなさんの雀力アップの手助けになれば幸いです。
統計データ分析最新記事です!
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1:基本
アガリ率(段位相関:高)
自分は手数の多さで勝負するスタイルなので、多分アガリ率が一番偏差値が高いデータだと思います。「玉での位置:88.79%」ってことは、玉の間全体の上位12%の集団にいるってことですね。段位が上がるごとに平均も上がっているので、段位相関が高いデータと言えます。
ダマ率(段位相関:低)
自分は副露率が高く、そもそも門前アガリの回数が少ないはずなので、平均以下なのも納得です。段位別平均値が段位と比例していない(雀聖☆2が一番高い)ので、段位相関は低いデータだと言えます。
副露率(段位相関:低)
これも相当平均値からは突出した値になってますね。ただこっちは段位相関があまりないデータのようです。(平均値が一番高いのが雀聖☆3なのはちょっと意外ですね。)
平均アガリ点(段位相関:低)
高いアガリ率の代わりに犠牲にしている平均アガリ点。自分の点数は平均のはるか下ですが、こちらも意外、思ってたよりも段位相関は低いですね。
放銃率、平均放銃点(段位相関:高)
自分の課題は明らかにココですね。これでも雀聖☆1昇段時点(14.00%)からは1000半荘かけて大分改善してきています。そして自分は放銃率が高いだけではなくて、重いパンチを喰らっているようです(笑)。後に出てくる立直に関するデータから、恐らく相手の立直(必然的に放銃点は高くなる)に対するディフェンス力の弱さが露呈しているものと推測されます。この2つは段位相関が非常に強いデータであることは間違いないですね。
流局率(段位相関:中)
このデータから読み取れることは、よくアガりよく放銃する参加率が高い自分が卓に入ると、流局する確率がかなり低くなるということでしょうか(笑)。そしてやはり段位が上がるにつれて、安易な局決着が減っていき、流局する確率が上がっていくということでしょう。
流局時テンパイ率(段位相関:高)
アサピン(UNEXTパイレーツ:朝倉康心プロ)の「形式テンパイは勝負手!」ってカッコイイですよね。ちなみにアサピンの雀魂アカウント(魂天☆3)をこっそり確認したところ、「45.57%」・・・。
アサピン「君のその形テンプッシュ、やりすぎだから」と言われた気がします(笑)。
立直率(段位相関:中)
副露率が高い自分が平均以下になっているのは納得ですが、段位が上がるにつれて平均値が右肩下がりになっていますね。実に興味深い(ガリレオ)。つまり高段者になればなるほど立直に頼らないアガリ(副露や面前ダマ)が増えていると解釈できますね。
2:立直
立直放銃A、立直放銃B、立直支出(段位相関:高)
立直放銃Aと立直放銃Bの違いは、追っかけ立直宣言牌での放銃を含めるか含めないかの差となっています。うーん、やはり自分は玉の間全体と比べても飛びぬけて悪い数字が出ていますね。これの理由は、これまた後に出てくる、「立直良型」「立直多面」にありそうです。立直放銃Bは誤差1%以内の差ではありますが、A、B共に段位相関がある結果になっています。
立直良型、立直多面(段位相関:高)
目を覆いたくなる結果が出ていました(笑)。愚形立直多すぎ!残り枚数少ない立直多すぎ!逆に自分の課題はハッキリしました。愚形・待ち薄立直を減らしていけば、立直放銃率が下がり、全体の放銃率も下がる、というわけですね。精進します。雀魂牌譜屋さんありがとう。
立直アガリ率、立直収入(段位相関:中)
絶望的な立直良型率・立直多面率を考えれば、この立直アガリ率はまあまあ健闘しているようにも見えますが、現実は玉の間全体平均より低いですからね・・・。立直収入もダメダメで、どんだけ立直が下手なんだよおおお!
立直先制率、立直追っかけ率、立直追っかけられ率(段位相関:高)
一貫して言えることは、「追っかけ立直しすぎ!」ですね。待ちの良し悪し、他家の立直動向をひっくるめて、勝算の見積もりがヌルい。
一発率(段位相関:中?)
そもそも愚形・待ち薄が多い自分が一発率が低いのは納得なんですが、よく見るとわずかですが段位が上がるにつれて一発率も下がる傾向が出ています。みなさんはこのデータをどう解釈されますか?
立直巡目、立直フリテン率(段位相関:高)
最終盤(15巡目以降)での立直は、待ちの良し悪しに関わらずあまり好きではない(立直棒もったいない!と思ってしまう)ので、そのあたりがデータとして出ていると思います。フリテン立直も然り。
立直流局率(段位相関:低)
立直放銃率が高い&待ち悪いの差引でこの辺りに落ち着くんでしょうかね。段位相関は低いデータのため、あまり深く考察しなくてもいいかな?
3:ほか
裏ドラ率(段位相関:低)
Mリーグなんかを見ていると、たまに孤立三元牌の切り順で「より裏ドラになりやすいからこっち(裏ドラ表示牌の確率の話)」みたいなのを聞くことがありますが、そこまで切り順をシステム化しちゃうと逆に相手に読まれちゃうじゃないの?とも思います。裏ドラはもう天にまかせていくスタイル!
痛い親被り率、痛い親被り平均(段位相関:低)
雀魂牌譜屋さんで確認できるデータの中で、実はこの「痛い親被り率」が一番相対評価したかったデータでした。ほらぁ、やっぱり自分はめちゃくちゃ親被り率高いじゃん・・・。「おやかぶり」のアビリティ持ち、麻雀を始めてからずーっとなんですよね。これは努力で下げられるデータなんでしょうか?こばごー(UNEXTパイレーツ:小林剛プロ)が言う「安全な親流し」に繋がるのかなあ?強い人教えてください!
打点効率、銃点損失、調整打点効率(段位相関:激高)
近年ではこの「調整打点効率」が非常に注目されていますよね。麻雀における攻撃(アガリ率×平均打点)と守備(放銃率×銃点損失)の総合指標。攻撃守備どちらもバランスがとれてないとなかなか上がりません。「玉での位置:69.92%」ということで、上位30%のグループにはいるようですが、さらに上を目指すためには、はい、守備頑張ります。
副露後アガリ率、副露後放銃率(段位相関:高)
一番最初の「アガリ率」の項目で、「自分は手数で勝負するスタイル!」などと声高に叫んでおりますが、副露時のアガリ率・放銃率はというと?アガリ率はまあ合格点、憧れのこばごー(UNEXTパイレーツ:小林剛プロ)に少しでも近づけるように、守備を意識した仕掛け、ですね。
放銃時立直率、放銃時副露率(段位相関:高)
やっぱり段位が上がれば上がるほど、放銃するときは「ノーガードになる立直時」か「手牌が短い副露時」が多いということでしょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!解釈を間違えている点、またこういった解釈ができるのでは?といった点などがあれば、コメントなどで教えてください!
続編記事書きました!
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