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料理嫌いの主夫、家族のために料理嫌いを克服することを決意する

最近料理に対して思うところがありまして、というのも奥さんの同僚の小島君が「料理ができるのっていいな」と言っていたそうで、俺も主夫7年目ですし、そろそろ諦めて(笑)料理と向き合おうかと思った次第であります。

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まぁだからといって主フだから料理くらいできて当然とは死んでも言う気はありません。あと面白いのが料理ができると料理が好きは=ではないということ。主夫を7年もやっていれば色んな料理が作れるようになりますが、だからと言ってそれで料理が好きになるとは限りません…

主夫、料理嫌い克服を決意する

そんな料理嫌いな俺ですが、一応毎日料理を作っています。一時期料理の時間を漫画を描く時間に宛てたくて、毎日のように総菜やテイクアウトを多用し月の生活費を約5万円から約10万円に跳ね上げた過去もありますが、最近は基本的に自炊の日々です。

ただ思い返せば最近は似た料理をヘビロテするか、冷蔵庫の中身を見て適当に作れそうな料理を作るという、お世辞にも豊かな食生活とは言えない状態でした。
そんな中ふと思ったわけです、「俺は家族の食の幸せを満たしてあげているのか」と。そして極めつけが小島君の「料理するのっていいな」という言葉。

加えてSNSに寄せられた「料理できる人は尊敬」という言葉の数々。これは俺もそろそろ本気を出した方が良さそうだ…ということで料理嫌い克服を決意した、というのが大まかな流れです。

主夫、料理嫌いの原因と解決方法を考えた

料理嫌いの原因
差し当たってまずは「自分は何故料理が嫌いなのか」について解明しなければなりません。原因がわからなくては克服も出来ませんので。

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これについてはなかなかこれだ!という理由に辿り着かなかったのですが、ふと漫画を嬉々として描いている自分に気が付いて、原因に辿り着きました。つまり料理よりも優先したいことがあると、その優先したいことをしたいばかりに料理が億劫に感じるのです。現に漫画を描き上げてから料理を作ると普段より抵抗が弱かったですし…
なんというか毎日作るというのはもう慣れたんですよ。主夫である以上毎日料理を作るのが「仕事」なので。サラリーマンが毎日当たり前のように会社に行くのと同じですね。というか自分が元々サラリーマンで毎日会社に行っていた経験が、もしかすると影響しているのかもしれません。

立ちはだかる壁
ただここで一つ問題というか、立ちはだかる壁があります。それは「子育て」です。我が家はどちらも大きくなったのでそこまで手がかからなくなったのでまだ良いですが、幼児期の子どもがいると子どもの世話に追われ、料理はどうしても後手に回ります。そうなると基本的に料理が億劫に感じるので、幼児の親は基本的に料理が嫌いになる可能性が極めて高いと言えます。

解決方法
となると解決方法は「料理を優先順位のトップに持ってくる」しかありません。俺なら漫画を描き上げた後か、漫画を描かない時間を決めてその時間内に料理を作るなど。また幼児期の親なら子どもが寝たタイミング(夜や昼寝)にしか料理を作らないなどなど。とにかく料理しかしなくて良い時間を確保することが重要です。とはいえ子どもが小さいうちは厳しいですけど…

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ただ俺に関しては子どもが大分大きくなり、自分の仕事の調整で何とかなりそうなので、まずは仕事と料理のバランスを調整するところから始めたいと思います。

義務感や使命感
あと作らないといけないという義務感や使命感が嫌という声が多数届いているのですが、これに関してはあまりありません。何故なら奥さんも毎日仕事していますし、子ども達も毎日学校に行っているからです。奥さんは仕事したくてしているというよりは、給料をもらうためにやっているわけですが、その給料がなくなると生活ができなくなるので簡単に辞めるわけにはいきません。また子ども達も学校に行きたくて行っているというよりは、やはり行かなくてはならないという義務感の元に毎日行っています。何も無理無理やっているのは自分だけではないのです。これに気付いてからは、作らなければという義務感や使命感はさほど気にならなくなりました。
嫌という気持ちは心の持ちようで、案外変わるのかもしれません。

褒められない
頑張っても美味しいと言われないし、褒められもしないから嫌いという声も届いていますが、これは結構根深い問題です。
我が家はみんな美味しいと比較的言ってくれるので、そういう点では恵まれていますが、これには理由があります。まず奥さんが専業主婦経験者だという点です。次に子ども達が料理に興味を持っていて、積極的に手伝ってくれる上に、たまに一人で料理を作ることもあります。つまり家族全員が「料理」というものを理解しており、美味しいと言われたときの嬉しさも知っているため、積極的に美味しいと言ってくれるのだと思います。だから褒められないから料理が嫌いというのも、実は俺の場合最近はないんですよ。
ということで美味しいと言われない、褒められないという人は、家族に料理を作る機会を定期的に設け、「料理」というものを理解してもらうと良いかもしれません。

献立決めが面倒
そして毎日献立を決めるのがひたすらに面倒という声もありました。これも俺は解決済みでして、毎日のように漫画のネームや発信することを考えているので、いつの間にか献立を考えることも一日の流れの中に組み込まれ、今では大して面倒に感じていないんですよ。
人間考えることが何気に一番労力を使うので、考えることに慣れていないと疲れて嫌に感じるのではないでしょうか。だから献立決めが面倒という方は、考えることに慣れると良いかもしれません。
ちなみに家事の手順とか日頃からよく考えていると思いますが、それと献立決めはちょっと種類が違いますし、仕事上の考えるともちょっと種類が違いますからね。

上記ツイートのリプ欄に他の理由も寄せられています。

主夫、料理をする原動力を明確化

料理が好きな人の好きな理由
料理が好きな人って2パターンあると思います。自分が食べることが好きな人、自分の料理を人が美味しそうに食べる姿を見るのが好きな人です。前者は料理が趣味と言えますし、後者は料理人に多いかもしれません。
そして俺はどちらかといえば後者に当てはまり、多くの主フもこちらではないかと思います。そして家族という自分以外のために料理を作るので、家族が美味しいと言わないと不満が溜まるわけです。そして嫌いになるという流れですね。

自身の原動力の明確化
幸い俺の場合は家族が美味しいと言ってくれるので原動力は問題ないですが、言われない場合は料理嫌いを克服というより、まずは家族に美味しいと言ってもらうようにすることが先かもしれません。毎回美味しいと言われるのはやはり強い原動力になりますので。
ということで家族が美味しそうに食べる姿を見るために今後も料理を頑張りたいと思います。

主夫、何を以て「克服」とするか

苦手意識克服の定義
それなりに料理を作れるようになった今も自分が料理が好きじゃないと思う点があります。それが料理を作ろうと思った時に一瞬脳裏に「面倒」という感情が湧く点です。そして面倒に感じる理由が、上で書いたように「料理よりも優先したいことがあるから」となります。
恐らくですが、料理が好きな人って面倒なんて微塵も感じないと思うんですよね。むしろ早くこの料理を食べたいとか、早く家族が喜ぶ顔が見たいとか、そういった感情が湧くと思うんです。つまり好き嫌いの境目って「面倒に感じるかどうか」、ここなんじゃないかと思います。
ということで料理をしようとした時に、一切面倒に感じなくなったら克服したと言って良いのかなと思います。でそのためには面倒に感じないほど慣れるというか、習慣化するしかないのかなと。
今まではそういう観点で料理を作ってこなかったので、習慣化することがなかったのですが、今後は自分のやりたいことと時間の取り合いにならないように気を付けつつ、きちんと克服するつもりで料理を作っていきたいと思います。慣れるまでやれ!という根性論も案外間違いではないのかもしれません。

家事を楽に!というテーマも忘れない
ただメインを手作りし、副菜などは総菜にする、またはその逆など、料理全部を必ず手作りするぞ!とまではしません。俺の活動方針の一つに「家事を楽にしていこう!」というテーマがあるので、そこと矛盾しないためです。

それでは!

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この料理嫌い克服の話はシリーズとして今後も書いていきますので、関係する記事を下記マガジンにまとめていきます。


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