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金を残して死ぬのは下。事業を残して死ぬのは中。人を残して死ぬのが上。からの・・・

この表紙の写真の方はどなたか分かりますでしょうか?

この方は、後藤新平です。
社会の教科書に出てくるので、何となく名前は聞いたこともある方も多いかも知れません。ただ、詳しく何をした人かピンと来る人は、少ないかもしれません。

後藤新平は明治時代や昭和初期の政治家で、台湾の近代化に貢献した方です。そんな後藤新平が残した有名な名言が、

 金を残して死ぬのは下。
 事業を残して死ぬのは中。
 人を残して死ぬのが上

という言葉です。
最近、この言葉を思い出しました。

今は亡きノムさんも野球界に多くの人財を残しました

なんでこの言葉を思い出したのかというと、最近、スポチュニティの活動をしていて、この後藤新平の言葉をなぞらえて、次のような事を感じたからです。

 与えられたことを粛々となこしていくのは、”下” 
 与えられたことから自ら走るのは、”中” 
 与えられなくても、自ら提案して自発的に動くのは、”上”

大したことは言ってません(笑)要するに、、、、
与えられたこと、例えば、定められた役割やスコープやルールの中で粛々とこなしていくが、”下”。

そこから1つ上の目線として、与えられた役割やスコープから、自ら考えて進め方やアプローチ、ルールを定めながら自走していけるのは、”中”。

そして、誰からも言われずとも、与えれずとも、理念や周りの状況などを踏まえ、自ら提案したり自発的に行動して、周りを巻き込みながら進めていけるのは、”上”。

別に後藤新平の言葉をなぞらえなくても、当たり前の事しか言ってないのですが、仕事や日常生活の人間関係の中で、こうした3つに分かれるなぁと感じる今日この頃です。

ちなみに、”下”というと、悪いイメージに受け取ってしまいますが、全くそういう意味はありません。こうした方も極めて有能な方であり、非常に立派です。
スポチュニティの活動をしていると非常に面白いもので、その人の人柄や本質的な姿を垣間見ることができます。
世の中面白いもので、色々な人が居るものです。任せたことを出来ない人や、やると言っても全然やらなかったり、しまいには音信不通になってしまうような方もいらっしゃいます。
なので、ここでの”下”という表現になってますが、そういった話から考えると、任せられた責任を果たされるのは本当に素晴らしいですよね!

さて、今回は、こうした中で”上”や”中”の出来事がいくつかあったので、幾つかご紹介させていただきたいと思います。

◆成瀬さん 『顧客ヒアリング with 開発メンバー』

スポチュニティの優秀なスーパーCTOの成瀬さん!
先日、成瀬さんと1on1をしている中で、「どうしたら開発メンバーのモチベーションがあげられるか?」というイシューに対して、お客様との打ち合わせに開発メンバーも同席して、お客様からシステム面のニーズを汲み取る取り組みを提案いただきました。
お客様の生のニーズを聞いて、それをシステムに素早く実装し、お客様から感謝いただくことで、開発メンバーも嬉しい気持ちになりますし、何よりお客様もハッピーになるという素晴らしい取り組みです。
こちらを提案いただき、早速、営業・アライアンスチームの濱田さんの協力のもと推進していく所です!

◆榎波さん&工藤さん 『HubSpotのノウハウ共有の勉強会』

最近、営業・アライアンスチームのほうで顧客DBやCRMのためにHubSpotを利用し始めました。
工藤さんの提案・推進でやってくださっているHubSpotですが、榎波さんも利用経験があり、知見・ノウハウが色々あるようで、早速、勉強会を開いてくださることになりました。

榎波さんは、他にもHubSpotベースの問い合わせの仕組みを提案してくださったり、違うトピックですがアンバサダー募集企業のリストを作成してくださったり、税金の不明点を明らかにされたりと積極的な活動で活躍してくださっています!

◆工藤さん 『クラウドソーシングの活用』

少し前の話ですが、スポチュニティでも業務内容によってはクラウドソーシングのようなアウトソースサービスを上手く活用してやりたいねって話があって、工藤さんが一手に引き受けて、利用企業の選定や企業登録、トライアル利用まで一人で進めてくださいました。
こういう新しい外部サービスの利用って、私も色々経験していますが、思った以上に大変なんです。いやー、工藤さんのような優秀な方と一緒に仕事ができるのはやり易くホント気持ちが良いです!

◆田村さん 『フロントリニューアル』

スポチュニティでは、現在、Webシステム・Webページの全面的なリニューアルを進めています。
その全体的な旗振りやデザイン設計・導線設計をしてくださっているの田村さんです。
毎回、「流石、プロ!」と思わせてくださるマネジメント力とUI/UX設計力で、開発メンバーやWordPressメンバーなど多くの方をグイグイと引っ張ってくださります。
デザインや設計の面では、毎回、「こういうのが良いだろう」「こういう風にしてみました」とプロ仕様の提案ベースでドラフトを持ってきてくださって、それをもとに他メンバーの意見を上手く取り纏めてくださいます。
田村さんのように安心して全てを任せられるような方は、なかなかいらっしゃらないよなぁといつも思っています。

現在、推進中の「フロントリニューアル」の画面

◆藤井さん 『LinkedInベースの営業活動 ほか』

藤井さんもいつも積極的に色々な事を提案してくださる方です!
先日もLinkedInベースでJクラブやBクラブなどの上位役職者などを探して、そうした方とつながる事で、営業のオポチュニティを得る方法を提案してくださって、実際、御自身が先頭にたってチャレンジしてくださっています。
他にも、結構前になってしまいますが、webレポートの半自動化の取り組みもそうですし、先日のGoogleAnaliticsのGA4移行のトピックやプロボノ専用サイトを教えてくださったりと、いつも新しい情報や機会を提供してくださいます!
スポチュニティには、藤井さんのようなフットワークが軽くトライ&エラーを回せる方が多くないので、非常に貴重な存在です。

◆百瀬さん 『Twitterのリスト機能 ほか』
百瀬さん、本当にナイスガイですね!
自分自身で考え、色々工夫しながら自走する力が素晴らしいです。例えば、今現在、営業担当をしていただきながら公式SNS担当もやってくださっているのですが、そのSNS担当では最初の頃はそれほど詳しくなかったのですが、自分自身で調べられて、リスト機能を活用されたり、ハッシュタグの使い方、リツイートやフォロワーを増やす方法などを試行錯誤されたりと、自分自身でトライ&エラーをしながら自走する力が半端ないです!
営業担当としても、非常に積極的に色々な案件に手を挙げてくださって、いつも大活躍してくださっています!
そして、何より真面目で人柄も良く、コミュニケーション力も高いんです!
社会人になって20年以上経ちますが、やっぱり真面目な方と一緒に仕事をするのって本当に気持ち良いものです。

◆堤さん 『トルコ大地震への支援プロジェクト』

つい最近の話ですが、堤さんから「トルコ大地震がすごい事になっているけど、スポチュニティでも昨年の大雨災害支援プロジェクトのようなものを立ち上げては?」という提案をいただきました。
それをきっかけに、スポチュニティ内部に声掛けしたところ、早速、益田さんや岡田さんが協力してくださり、スポチュニティとしてトルコ大地震支援プロジェクトを立ち上げていくことになりました!
堤さんもメンターとして益田さんや岡田さんと今後も一緒に進めてくださると思います!

堤さんは横串マーケティングの活動においても、全体の事を見渡して、足りない点や必要な点を準備してくださったり、フォローしてくださって本当に助かっています。具体的には、マスタースケジュールやWBSを作ってくださったり、管理シートを作成してくださったり、アウトプットフォーマットを用意してくださったり、何もお願いをしなくとも、そういった事を次々とやってくださいます。
堤さんも他の方と同様、一緒に仕事をしていて、本当にやり易くホント気持ちが良いです!

もっと沢山の方がいらっしゃいますが、挙げていくとキリが無さそうなので、ひとまず今回はこの位にしたいと思います。
上記の方々は、あくまでも、与えられなくても、自ら提案して自発的に動いてくださったり、与えられたことから自ら走ってくださる方の例を挙げさせていただきました。

先ほども書いたように、”下”のような表現をしてしまっていますが、与えられたことを決められたルールや期限内に粛々と、しっかりこなしてくださる方も非常に有難いです。
結局のところ、こうした与えられたことを丁寧にしっかりやる方が居なければ、会社も社会も国も成り立ちません。
昨今は、こうした当たり前の事をちゃんとやれない・やらない事柄が増えてきているように感じますので、本当にこういう方々は有難いです。

社会を良くしていくためには、まずは身近なところから。そして、日頃から。

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