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『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』note版始めます

2016年より活動していました、セルフパブリッシング・エンターテインメントSF雑誌『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』。作家有志が集まり自らの手で、エンタメ系SF作品を連載する雑誌を作ろうという企画です。

BCCKSというサービスを使い、電子雑誌を各所に配信、オンデマンドでの紙版も制作してきました。現在6号まで。ただ、それを発行したのは昨年の5月。そろそろ1年たってしまう状態で、7号の発行がちょっと滞っていました。

そこで体制を見直し、再起動。このたびnoteでの活動を始めることになりました!

毎月一本かそれ以上、連載作品を更新。そのほかの企画も進めていきます。さらには各連載のバックナンバーも掲載し、定期購読していただければ、月100円で読み放題! 楽しくお得なマガジンを目指します。

それでは肝心かなめの掲載予定作品のご紹介をいたしましょう。作家の五十音順で進めます。ではどうぞ。

まずは神楽坂らせんさん『ちょっと上まで……』。元気はつらつ娘のリリクと、頭がいいけれどちょっと頼りないショーゴは幼馴染。すべてのコンピューターシステムを破壊したスマートボムインシデントとその後に続いた大戦により荒廃した、世界の片隅のタイキ村で、たくましく暮らしていた。リリクの父は、亜軌道船〈バイトアルト〉に旧式のロケットで補給を行うパイロットだったが、ある日その任務から戻ってこなかった。リリクは父の跡を継ぎロケットを飛ばして〈バイトアルト〉へと向かうが、そこには大きな秘密が隠されていて……。少年少女が世界を救う、ファミリーストーリー。

次は編集長の私、かわせひろしによりますスペースオペラ『キャプテン・ラクトの宇宙船』。誰もが認める美少女な男の子、ラクトくん。本人はそんな扱いを嫌がって、一人前の宇宙の漢になろうと奮闘中。それを見守っているのが、優しい両親、そして宇宙船のインターフェイスアンドロイド・イチコ、育児支援ぬいぐるみロボット・ミミ、小惑星採掘ロボット・ロクローのロボットたち。家族みんなで暮らしていたけれど、ある日、両親が行方不明になってしまいます。無法の宇宙でラクトは生き延びることができるのか、というスペースサバイバルです。

波野發作『ジェネレート・ジェネレーション』は、波野さんが書き続けている壮大なスペースオペラのシリーズの一環です。銀河帝国領の惑星イェビスコで行われる予定だった、総督就任40周年記念祝賀会。そこに食材を納入するつもりでやってきた商人のオベリウス・フィルコとディカイン・マーカーは、中止の知らせに頭を抱えていた。仕入れた食材を受け取ってもらえず、このままでは赤字必至。そこで原因を知りたいと協力して忍び込んだ二人は意外な事実を知り、追われる身となる。あれよあれよと事態はどんどん転がっていき、仲間が増え、やがて……。シリーズの黎明期を軽妙な筆致で描く立身出世(?)物語です。

にぽっくめいくんぐさんは、不思議で不条理で楽しいお話を連作中です。宇宙からやってきた不思議なスイッチ君が若い夫婦の危機を救う『アリストテレスイッチ』。人類を巻き込む超スペクタクル饅頭怖い『いないいないもばあのうち』。どちらも、独特の発想センスが発揮されている個性的な作品です。さて、次はどんなお話を披露してくれるのでしょうか。

山田佳江さんは『アンフォールドザワールド』。現在は第二部『アンフォールドザワールド・アンリミテッド』執筆中です。女子中学生の三人組、きずな、ほのか、ちかこが動物園で動画を撮影していたところ、キリンから生まれた、謎の影。それは次元の壁を越えてきたクリーチャー、ナニガシ。それをもとの世界に戻すためにやってきたのは、やはり次元の向こうからやってきた三人の少年、イチゴ、フータ、ミッチの三人組。少女たちと少年たちの冒険と交流を描きます、青春アクションスペクタクルです。

さて、そのようなラインナップで始動します『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』note版。5/1からの作品掲載を予定しています。ぜひ定期購読をよろしくお願いします。

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明るく楽しく激しい、セルフパブリッシング・エンターテインメント・SFマガジン。気鋭の作家が集まって、一筆入魂の作品をお届けします。 月一回以上更新。筆が進めば週刊もあるかも!? ぜひ定期購読お願いします。

2016年から活動しているセルパブSF雑誌『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』のnote版です。

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