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マーケット感覚を身につけよう/ちきりん

■マーケット感覚
価値を認識する能力のこと

■価値
商品・サービスを利用する真の効用
それは各ユーザーにとってそれぞれ違う。

■トレンド
相対取引から市場化へ
例)就活・婚活:縁故から情報の集約によるマーケットの形成へ

市場は入れ子構造である


■身につけ方
・プライシング能力
まだ値のついていないものの価値を導き出す能力
自分の判断軸
値札・相場は他者の判断

・インセンティブシステムの理解
言動の背景・要因にはどんな仕組みが働いているのか。
人間の行動の理由を理解すること。

・市場に評価される方法を知る
これまでは組織での評価が重要であったが、
今は市場化により評価をするのはユーザーである。

そのため、まず市場に商品・サービスを投げてその成否を市場に委ね、そのフィードバックを以て改善をしていくことが必要。
1発で正解を狙っているうちに、他者は素早く始めて後れを取ってしまう。

・成功と失敗の関係性の理解
よくある間違った理解:成功確率○○%、失敗確率○○%

本当の姿:失敗→学び→失敗→学び→失敗・・・・・・成功!

学びのステップ
①組織で学ぶ 学校・会社
②市場から学ぶ 実行してその経験から

・市場性が高い環境にいること
→現場に近く、人の心の動きを理解できる環境

■まとめ
戻れないトレンドは、世界のグローバル化とテクノロジーの進歩、そして情報化により、あらゆる分野が市場化した(する)こと。
この流れの中で、市場に身を置き日々変化の波を感じながら、市場にアイデアを投げかけること。
そのための環境選びが重要。
あらゆる企業・世界の方向性は市場(ユーザー)が決めていること。

変われなければ、替えられてしまう


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